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65年間、子育て世代を支えた“キユーピーの英雄”に感謝と悲鳴が起こっているワケ

  • 2025.6.17
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出典:photo AC ※画像はイメージです

離乳食の準備には、時間と手間がかかるもの。月齢に合わせて食材を選んだり、食べやすい大きさに調理したりと、大変な作業も少なくありません。そんなとき、市販のベビーフードに助けられたという方は多いのではないでしょうか。

キユーピー株式会社は、2025年6月12日に公式サイトで、約1年後の2026年8月末をもって育児食(ベビーフード・幼児食)全72品目の生産を中止することを発表しました。

65年間にわたり育児食を生産・販売してきましたが、販売の低迷やコスト高騰により厳しい状況が続いていたとのこと。さまざまな検討を重ねたものの、品質を維持したままの継続が困難と判断し、生産・販売の終了を決定したとしています。

発表を受けて、SNSでは「悲しいです」「感謝しています」など、さまざまな声が寄せられました。キユーピーの育児食終了の発表に関する世の中の反応を、SNSを中心に紹介します。

「大好きでした!」などキユーピーの育児食への思い

お子さんたちがキユーピーの育児食を好んで食べていたという声が多数みられました。

  • りんごの瓶が大好きだったので悲しいです。
  • 子どもが少し残したときに食べてみたらとてもおいしかったです!
  • 娘はフルーツの瓶がお気に入りで何個買ったかわかりません

「ありがとうございました」

そんな育児食を提供し続けてきたキユーピーへは、たくさんの感謝の声も。

  • 今まで続けてくださっただけでも大変な努力があったと思います。ありがとうございました!
  • きっとこれまで継続できるように、たくさん頑張ってくださったのだと思います

「寂しい」「悲しい」

また、販売終了を惜しむ声も目立ちました。

  • 私はキユーピーの離乳食に助けられたので、これから利用するパパママのことを思うと涙が出ます
  • 2人目が生まれたらまたお世話になろうと思っていたのに…。
  • お世話になっていたので悲しいけど、感謝しています
  • たくさん思い出もあったのでとても寂しいです。

育児食に助けられました

キユーピーの販売している育児食は、生後5ヶ月から食べられる瓶詰の離乳食をはじめ、主食とおかずがセットになった「にこにこボックス」、1歳以上の子ども向けのごはん用ソースや麺用ソースなど、多彩なラインナップが揃っています。

そのため、使い勝手が良く、さまざまな場面で重宝したという方も多いようです。

  • 娘が離乳食を始めてから、毎日1食はキユーピーを使用しており、お世話になりました
  • かさばらないし、直接スプーンであげられるので便利でした。
  • キユーピーの瓶がなければ、生後6ヶ月での復職は無理でした。
  • 夫が離乳食をあげるときにも、栄養バランスを考えて選びやすかった

お出かけの際に子どもの離乳食を用意するのは大変ですが、育児食のおかげで助かったという声も。

  • 旅行のときなど重宝していました。
  • にこにこボックスがあったから、子どもと一緒に安心してお出かけできました。

なくてはならない存在だったというコメントも数多くみられました。

  • 手作りが好きだった我が子が、市販品で唯一食べたのがキユーピーの離乳食で助かっていました
  • お弁当と瓶シリーズがなければ鬱になりかけていました
  • しんどい時は、親の私も食べていました。おいしかったです。
  • 夜泣きで寝不足で、冷凍ストック作る元気もないときに、キユーピーさんに助けられました。
  • 災害のときにお世話になりました。ありがたいものがなくなってしまうのは悲しい。

このような声からは、多くの親御さんを支えていたことが伺えますね。

これからが心配…

なかには、これからの子育て世代を心配する声も多く聞かれました。

  • 子育て世代の選択肢が減ってしまう…。
  • これから子どもが生まれる予定のですが、ニュースを見て不安になりました
  • これからベビー用品はどんどん選択肢が狭まっていくのかと思うと心配
  • ますますママさんの負担が増えて、少子化が加速してしまうのでは…。

少子化対策についても意見が寄せられました。

  • 必要とされているものだと思うので、こういうところに助成金を出してほしい
  • 助成金などで育児分野に貢献する企業を支援してほしいです。
  • 販売終了で困る人が多いので、こういうところに支援することこそ少子化対策

社会全体で子育てを

長年親しまれてきた育児食の生産終了に、驚きや寂しさを感じる方も少なくないようです。忙しい子育てのなかで、ベビーフードは多くの家庭の強い味方だったのでしょう。

また、今回の育児食生産終了に限らず、今後子育てに関するサービスが縮小していくのではないかと懸念する声も目立ちました。少子化が進むなか、社会全体で子育てを支えていくことの重要性が改めて問われているのかもしれません。