1. トップ
  2. 『大阪・関西万博』の“シンボル”…解体に賛否「なぜ壊してしまうのか?」「経済的に現実的ではない」

『大阪・関西万博』の“シンボル”…解体に賛否「なぜ壊してしまうのか?」「経済的に現実的ではない」

  • 2025.6.16
undefined
画像:photoAC

大阪・関西万博のシンボルとして建設が進められていた「大屋根リング」――
直径約600メートル、高さ20メートル超という巨大な構造物は、万博会場の中心にそびえるランドマークとして注目を集めていました。

ところが最近、その万博リングが万博終了後に“完全に撤去・廃棄”される方針であることが報じられ、国内外からさまざまな反応が寄せられています。

特にSNSを中心に広がっているのが、海外の方からの「なぜ壊してしまうのか?」という疑問の声。デザイン性や技術の高さを評価する声が多い中、そのまま残す活用方法はなかったのかと、“もったいない”という反応が目立っています。

今回は、この「万博リング」がどのような建造物で、なぜ廃棄されることになったのか、そしてその判断に対して海外からどのような声が寄せられているのかをご紹介します。

後世に残すべき建築物

なぜ残さないのか」と疑問を呈する海外の反応。
その声に対し、日本国内からも「確かに残すべきではないか」という賛同の声が数多く寄せられています。

  • 世界記録にもなった木造建築を一度限りで解体するのは惜しい
  • 現地で見た迫力と美しさは、写真以上に感動的だった
  • 万博のテーマそのものを体現した構造物。文化財として残す価値がある

また、単なる万博の演出にとどまらず、今後の観光資源やランドマークとして活用できるのではという意見も目立ちます。

  • 多くの人が“記憶に残る建物”と感じているのではないか
  • 一時的なものにせず、都市の新たなシンボルに育ててほしい
  • 一過性のイベントで終わらせてしまうには惜しい

そうした声からは、「未来につなげる遺産」としてリングを残してほしいという期待が強くにじみ出ています。

保存にお金がかかるなら、仕方ないかも

万博リングを残したいという声がある一方で、「経済的に現実的ではない」と冷静に受け止める声も。

  • 建設にも莫大な費用がかかっていたし、保存するならさらにお金が必要になるのでは
  • 木でできている以上、時間がたてばどうしても傷んでくる
  • 海に近い場所での保存は、塩害のリスクもあるし、維持管理が大変そう

“感動した建築物”であっても、現実的なコストや環境面の課題に直面すれば、やむを得ないという声も根強いようです。

正解があるわけじゃない、簡単には決められない

保存か解体か。

どちらの意見にも一理あると感じている人たちからは、「一概には言えない」という慎重な声が上がっています。

  • 解体にも保存にも、それぞれ良い面と悪い面がある。どちらが正しいかは断言できない
  • 維持費用や劣化のリスクを考えると、どちらにしても簡単には結論を出せない
  • 一部を残すといっても、どの程度なのかが見えてこない。判断が難しい

感情ではなく現実的な視点から、今はまだ“結論を急ぐべきではない”というスタンスがうかがえます。

また、現場を見ていない立場としては、「実態が分からないからこそ判断が難しい」という声もあります。

  • 保存するとしても、その費用を誰が出すのか、もっと議論されるべき
  • 実際に現地で見て、状態を知ってからじゃないと、何が一番いいかは判断しにくい

実物を体験していないからこそ、慎重に考えるべきという“冷静な保留”の声も、今回の議論では無視できない存在となっています。

みなさんはどう考えますか?

今回は、大阪・関西万博の「大屋根リング」廃棄方針に対するさまざまな声をご紹介しました。

海外からの「もったいない」という声に共感するように、国内外からは保存を望む意見が数多く寄せられました。一方で、維持コストや技術的課題を挙げて、解体を支持する現実的な声もありました。

残すべきか」「解体すべきか」という単純な二択では語りきれないこの問題。
建築物としての価値、理念としての象徴性、経済や環境への影響――それぞれの立場からの意見が交錯しています。

“未来に何を残すのか”を考えるきっかけとして、今回の議論は大きな意味を持っているのかもしれません。

あなたは、この万博リングの行方について、どう考えますか?


※記事の内容は執筆時の情報です