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「逃げよう!」親友の言葉で夫の行為がDVだと気づいた私。夫から逃れる方法とは!?<夫を捨てます>

  • 2025.5.20

デザイン事務所に勤めているみゆきさんは、1歳の息子・れんとくんと、夫・シュンさんとの3人家族。育児や家事のことで夫から罵倒される日々に苦しんでいたみゆきさんは、その生活から抜け出すため、育休明けの復職を目指して保活に励むも、認可保育園の選考に落選……。
それでも仕事を諦めたくないみゆきさんは、認可外保育園への入園を夫に相談。しかし、夫は提案を却下するだけでなく、みゆきさんの仕事や育児、家事のすべてを否定。結局、みゆきさんは職場に退職を申し出て、夫に怯えながら暮らすようになります。
さらに追い打ちをかけるように、夫にカードや通帳、現金など全財産を取り上げられ、育児や家事のクオリティ次第で給料を出すという理不尽なシステムを導入されます。生活費もほとんど渡されず、みゆきさんは初めてできたママ友・高木さんとのランチはおろか、自分のごはんすらまともに食べられない生活を強いられます。
そんなとき、みゆきさんの退職を聞きつけ、自宅にかけつけてくれた親友・ももこさん。みゆきさんの話を聞いて、「DVされてんだよ!」と激怒しながら指摘し……?

親友からの提案

私は、ももこの言葉を聞いて驚きました。DV ……?

DVの種類は身体的暴力だけでなく、精神的暴力、経済的暴力、社会的暴力など多岐にわたると、親友のももこさんに教えてもらったみゆきさん。

さらに、ももこさんは、みゆきさんがDVを受け続けて判断力が鈍り、洗脳状態に陥っている状況にあると指摘します。

ももこさんは、みゆきさんを心配して、「れんと君とふたりでここから逃げよう!」「私が守ったげる」と、力強く声をかけてくれたのでした。

みゆきさんは、親友のももこさんに指摘されて初めて、自分が夫から受けていた行為はDVだったのだと気がついたようですね。みゆきさんのように、DVを受け続けている状態では、判断力が鈍り、自分が置かれている状況に気づきにくくなってしまいます。みゆきさんと同じ状況に立たされたときは、ひとりで抱え込まず、誰かに相談することが大切です。友だちなど信頼できる人に相談できると良いですね。

頼れる人が思い当たらない場合は、専門機関を頼ることも考えてみましょう。誰かに話すことで、自分が置かれている状況に気づけたり、解決の糸口が見つかったりするかもしれません。

※よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
ガイダンスで専門的な対応も選べます(外国語含む)
0120-279-338 つなぐ ささえる(フリーダイヤル・無料)
岩手県・宮城県・福島県から 0120-279-226 つなぐ つつむ(フリーダイヤル・無料)

※こころの健康相談統一ダイヤル
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0570-064-556 ※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。

※DV相談ナビ
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#8008(はれれば)※相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります。


著者:マンガ家・イラストレーター くまお

ベビーカレンダー編集部

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