1. トップ
  2. 恋愛
  3. 夫が倒れて救急搬送!義母「今すぐ病院にきて!」私「嫌です」夫が隠していた本音に今更ゾッ!

夫が倒れて救急搬送!義母「今すぐ病院にきて!」私「嫌です」夫が隠していた本音に今更ゾッ!

  • 2026.3.30

夫との結婚生活は、最初から違和感の連続でした。家事はすべて私任せ。それだけならまだしも、彼は私のささいな失敗をいちいち取り上げ、義母へ誇張して報告するのです。
車をぶつけられた話は「不注意で自損した」に変わり、食器を一度割っただけで「しょっちゅう物を壊す」と吹聴されました。おかげで義母は私を「ダメな嫁」だと信じ込み、会うたびに説教が待っていました。
私が「あまり悪く言わないでほしい」と頼んでも、夫は「事実だろ」と取り合ってくれません。次第に、義母との関係も私の居場所も、じわじわと削られていくような感覚がありました。

夫の問題は言葉の暴力に留まりませんでした。以前から酒量が多く、医師に固く禁じられているにもかかわらず、隠れて飲み続けていたのです。

酔うと気が大きくなり、暴言はさらにひどくなりました。仕事帰りにほんの少し遅くなっただけで「不倫しているんじゃないか」と疑われ、スマホを見せるように要求されたこともあります。それも、夫自身が頼んだ買い物で遠回りしたのが原因なのに、酔って覚えていないのです。

こちらの言い分など聞く耳を持たず一方的に怒鳴り、反論すれば声を荒らげる……。そんな日常が繰り返されるうちに、私の心も身体も、少しずつ限界に近づいていました。

夫が倒れた!

ある日、夫が出先で倒れたという連絡が入りました。同じ連絡が義母にも届いたようで、まもなく義母からもLINEが入ります。

私より先に病院へ駆け付けた義母は、早く夫に会いに来るよう促しましたが、私は病院に行くつもりはありませんでした。冷たいと思われるかもしれません。でも、私にはもう、夫のもとに駆けつける気力が残っていなかったのです。


義母は「夫が倒れたのに来ないなんて」と私を責め、こんな嫁なら離婚させるとまで言われました。私は、この機会にすべてを打ち明けることにしました。

「お義母さん、一度自宅に来てください。見せたいものがあります」。電話越しにそう伝えると、義母は戸惑いながらも応じてくれました。


夫が落ち着いたタイミングを見計らって自宅に来た義母に、私はまずポスターやカレンダーで隠していた複数の壁の穴を見せました。

次に見せたのは、夫の銀行通帳とカードの明細です。これを見れば、何カ月も給料の入金がないことがわかります。

夫は仕事を辞めていて、それなのに散財を続けていたのです。しかし義母は、息子が大手企業で働いていると思っています。彼女はショックのあまり、しばらく言葉を失っていました。

義母の追求

その日の夕方、私と義母は夫が入院している病院に向かいました。夫はいつもの調子で「嫁の料理のせいで身体を壊した」と軽口を叩いていたようですが、義母の声のトーンが変わった瞬間、空気が一変したのだと後から聞きました。


義母が病気の原因について医師に直接確認すると告げると、夫は慌てて止めようとしたそうです。禁酒していると嘘をついていたこと、飲酒が原因で体に負担がかかっていること、すべてが露見するのを恐れたのでしょう。

それでも義母は引きませんでした。「壁の穴はなんなの?」「通帳に給料が入っていないのはどういうこと」。一つひとつ問い詰める義母に、夫はまともな弁解もできなかったようです。

私は夫に告げました。「離婚届にサインしてください。私はもう出ていきます」。夫は激昂し、「勝手なことをするな」と怒鳴ります。しかし私の決意は揺らぎませんでした。


夫は最後に、信じがたいことを言い出しました。悪口を言い触らしたのは私を孤立させて自分だけに依存させたかったから、すべては「好きの裏返し」だったのだ、と。

病床から絞り出すようなその言葉に、私は呆れるしかありませんでした。大人が暴力や支配を「好きだから」で正当化できるはずがありません。

「最期まで頼りたかったのが私なら、どうして大切にしてくれなかったの? もう、お義母さんに甘えてください」。そう言い残して、私は病院をあとにしました。

夫の最期

義母は、息子の本性を知ったことに深く衝撃を受けていました。それでも親として看病を引き受ける覚悟を決めたようです。

その後、離婚は無事成立。私は義母に荷造りを手伝ってもらい、遠方の親戚のもとに身を寄せることにしました。夫が追いかけてこられない場所で、自分の生活を立て直すためです。


それから数年後、何度も入退院を繰り返したのち、元夫は亡くなったそうです。義母の話では、元夫は病室でずっと私に会いたいと言っていたようです。けれど、私がそこに戻ることはありませんでした。

元夫が残したもの

しばらくして、義母が私のもとを訪ねてきました。手にしていたのは、義母が受取人になっていた夫の保険金でした。「慰謝料代わりに私へ渡してほしい」と、元夫から託されたようです。

法的な効力のある遺言書があったわけではないので、義母がそのまま受け取ることもできたはずですが、彼女なりのけじめだったのだと思います。口うるさい人だと苦手に感じていた義母でしたが、最後に見せてくれた誠意に、少しだけ印象が変わりました。

保険金を受け取り、私たちはそれぞれの人生を歩むことにしました。今は連絡を取り合うこともありませんが、お互いの幸せを遠くから祈っています。

◇ ◇ ◇

暴言はもちろん、ものに当たったり悪口を言いふらしたりする行為は、DVやモラルハラスメントにあたる可能性があります。

パートナーの言動に強い違和感や恐怖を感じている場合は、ひとりで抱え込まず、家族や友人、DV相談ナビ(#8008)やDV相談+(0120-279-889)などの専門の相談窓口を利用することも大切です。身の危険を感じる場合は、迷わず110番に通報を。

まずは安心できる人や専門窓口に相談してみましょう。

【取材時期:2026年2月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

元記事で読む
の記事をもっとみる