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33歳女性「年収100万上がりました」教育系→SEの転職で“劇的な年収アップ”を叶えた3つのポイント<体験談>

  • 2025.5.15
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TRILL作成 ※画像はイメージです。

キャリアを変えたことで、年収が劇的に上がったーーそんな経験を持つ人がいます。近年は、業種や職種を問わず“未経験転職”に挑む人が増えていますが、やみくもに動くだけではうまくいかないのが現実。

では、“未経験転職”に成功した人たちはどのような準備をし、どのように自分の強みをアピールしているのでしょうか?

今回は、教育業界からIT業界のシステムエンジニアに転職し、年収を100万円アップさせた一人の女性の体験談をお届けします。

未経験で全く異なる業界への転職

今回ご紹介するケース

  • Aさん(仮名)33歳女性
  • 学習塾の集客担当から、IT系のシステムエンジニア(SE)への転職で年収100万円アップを実現
  • 未経験からの挑戦

教育系からIT系へと、全くの異業界への転職。また、未経験でシステムエンジニアという専門性の高い業種への大幅なキャリアチェンジをした上で「100万円アップという劇的な年収アップを実現」というのはなかなかできることではないですよね。

転職において、一体どのようなことを意識して行動してきたのでしょうか。

年収100万円アップの裏側にあった努力と工夫、周囲の反応は

ーーどのような工夫や行動で年収アップを実現させましたか?

Aさん(仮名):未経験からの挑戦だったから、まずはProgateやUdemyで基礎を固めました。あと副業でWeb制作も少しやって実績もプラスに。
  • Progateとは…プログラミング学習に特化したオンラインでの学習サービス。
  • Udemyとは…オンライン動画学習プラットフォーム

未経験であるプログラミングの分野への転職を決意したAさんは、まずは時間を見つけて自力での学習に力を入れたそう。プログラミングの基礎を身につけるという目的はもちろん、自ら“能動的に”学習しているという姿勢を選考企業にアピールするのにも効果的ですよね。

また、副業でのWeb制作として実践することは、学んだ知識が“使えるスキル”であることを証明する手段になります。実際にクライアントとやりとりをしながら成果物を納品する経験は、転職後にも活かせる自信にもつながったはずです。

ーー実際の選考に向けての対策は?

Aさん(仮名):仕事終わりや土日にポートフォリオをコツコツ作って、「自分で調べて動ける力」をアピールしました。エージェントにも相談して、書類や面接の対策もめちゃくちゃやりました。

基礎の学習や実績を積むだけでなく、学んだことや習得したスキル、副業での取り組みや実績を形に残す「ポートフォリオ」を作成することで、これまでの頑張りや成果、そして自身の強みを可視化。さらに、エージェントも活用して書類や面接対策をブラッシュアップしていったそうです。

自力での努力他人からの客観的なフィードバックの両輪が噛み合ったことが、きっと転職成功につながった大きな要因でしょう。

ーー大幅なキャリアチェンジを受けて、周囲の反応は?

Aさん:周囲にはけっこう驚かれました!文系でITとか無理じゃない?って言われてたけど、「ちゃんと転職成功したんだ…!」ってびっくりされてた。そこから周りでもITに興味持つ人が増えて、相談されることも多くなりました。

理系的なイメージを持たれやすいシステムエンジニアへの転職ということで、驚く声も少なくなかったとのこと。Aさんへ相談する人が増えるほど、周囲からの反響も大きかったようです。

未経験でも「動ける力」で未来は変えられる

Aさんが大幅な年収アップを実現したポイントとして、

  1. 自主的な学習とそれを活かした副業での実績作り
  2. ポートフォリオ作成による強みの可視化
  3. エージェントを活用した選考対策

の3つのポイントが挙げられます。未経験というハンデがあろうと、「自ら学び、形にする行動力」が何よりも評価されるというのがよく理解できる事例でした。

「文系だから無理」といった思い込みや周囲の声にとらわれず、自分の選択を信じて前に進んだAさん。年収アップという結果だけでなく、成功までのプロセスや経験、またそれらが周囲へ良い影響を与えたことが、今回の転職の本当の成果かもしれません。

キャリアに迷ったとき、「自分には何ができるか」よりも、「どう動けるか」を考えることが、新しい扉を開く第一歩になるのではないでしょうか。


※記事内の情報は執筆時点の情報です。
調査方法:インターネットサービスによる任意回答(自由回答式)
調査対象:全国の転職での年収アップ経験者
有効回答数:50名