「全然気付かなかった」聞き覚えのある“悪役の声”…　朝ドラにサプライズ出演で大きな話題に

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第8週「めぐりあい わかれゆく」第36話が、5月19日に放送された。

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“ばいきんまん”中尾隆聖がサプライズ出演！ 戸田恵子出演への期待が一層高まる

のぶ（今田美桜）が母校の御免与尋常小学校の教師になって1年半が経った。のぶは生徒たちの愛国心を育てるべく、熱心に授業をしていた。小学校の校長、古山時三（中尾隆聖）は教師としてののぶを愛国の鑑として称賛。同時に政府が発表した結婚十訓を受けて、20歳になるのぶに「結婚して強い子をなすのも銃後の女性として立派なご奉公である。まあ、その時は遠慮のう、相談してくれたまえ」と伝える。それにのぶは、「今は、お国にご奉仕する子供らあをしっかり教育し、ひたすら精進したい一心でございます」と返答した。

校長の古山を演じる中尾隆聖は、アニメ『それいけ！アンパンマン』のばいきんまん役で知られる声優。事前告知なしのサプライズ出演となった。SNSでは「ばいきんまんの中尾さん登場！」「叫んじゃった」「全然気付かなかった」といった声が集中し、「ばいきんまん」がトレンド入り。これで『あんぱん』には、しょくぱんまん役の島本須美、めいけんチーズ役などの山寺宏一、そして中尾の3人の声優が出演。SNSでは「重要な役で戸田恵子が出るのは間違いない」「出演待ちほぼ決定」「戸田恵子さんいつ出てきますか？」といった、アンパンマン役の戸田恵子の出演に期待が集まっている。

豪の満期除隊の日を待つ蘭子の姿が切ない

嵩（北村匠海）は卒業制作に精を出すはずが、ため息ばかりの日々。見かねた健太郎（高橋文哉）は、のぶのことを忘れるようあえてキツイ言葉をぶつける。そんな中、政府が結婚十訓を発表したこともあり、のぶのもとにはいくつもの縁談が持ち込まれる。まだ子どもたちに教えたいと、結婚を考えられないのぶだが、ある日、若松節子（神野三鈴）という婦人が「もうどっかに嫁がれましたか？」と朝田家を訪ねてくるのだった。

第36話では、出征した豪（細田佳央太）の満期除隊を今か今かと待つ蘭子（河合優実）の姿が描かれており、満期除隊までの日にちを書いた帳面にある「279（日）」の数字に筆でばつ印をつける蘭子は、作業場に掛けられた豪の印半纏を裾を掴み、目を瞑っては豪を思っていた。SNSでは「無事に帰ってきて！」「行く末が気になる」「どう考えてもフラグにしか思えないんですけど…」といった視聴者からの様々な声が散見される。

NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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