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「今回の大河俳優すごいぞ」「たった一瞬で」凄まじいラストシーン…狂気を宿した“顔の一部”に視聴者釘付け【NHK大河ドラマ】

  • 2026.5.9

4月26日に『豊臣兄弟!』第16回「覚悟の比叡山」が放送された。

サブタイトルの通り、今回の舞台となったのは比叡山だ。ここでの出来事が明智光秀(要潤)の運命を変えていく。

※以下本文には放送内容が含まれます。

光秀が義昭から受けた命令

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『豊臣兄弟!』4月26日放送 (C)NHK

比叡山延暦寺に立てこもった浅井長政(中島歩)と朝倉義景(鶴見辰吾)。膠着した戦況を変えたのは足利義昭(尾上右近)が働きかけた和睦だった。その和睦は、まるで朝倉・浅井を助けているようだと、織田信長(小栗旬)は光秀に問いかける。

実際、義昭は信長を疎ましく思っていた。信長がいる限り、自分が思うような幕府を作りあげることができない。そのことに気がついてしまった。信長を表舞台から退かせるために、光秀は義昭に命じられて信長のもとにいる。義昭は信長の味方のフリをして、どうにかして邪魔者である信長を排除したい、というのが本音だ。光秀は言ってみれば義昭のスパイであり、「おまえは織田の中に深く入り込み、毒となれ。決して見透かされてはならぬぞ」と命じられていた。信長に逆らわず、信用させ、毒となる。この命令が光秀を苦しめることになる。

板挟みで追いつめられる光秀

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『豊臣兄弟!』4月26日放送 (C)NHK

信長は比叡山延暦寺攻めを光秀に命じる。加えて、自ら志願した藤吉郎(池松壮亮)もここに加わる。比叡山攻めはただの戦ではない。従わないなら、皆殺しにせよ、というのが信長の命だ。刃向かう者は女子どもだとしても、ひとり残らず撫で斬りにしろ、と。言ってみれば見せしめである。藤吉郎が志願したのは、比叡山に逃げ込んでいる女子どもを逃がすためでもあった。

しかし、信長の目を欺けないと考えた光秀は、命じられたとおりに女子どもにも手にかけた。こうするしかなかった、と藤吉郎に吐露する光秀の表情は重い。

光秀の行動は疑われないためであり、義昭のためでもあった。もし、光秀が藤吉郎と同じ行動をとれば、信長の義昭への疑惑は大きくなるだろうし、命はなかっただろう。

しかし、光秀の行動を知った義昭は光秀を褒めるどころか、人の所業とは思えないと責める。そして自分のもとに戻ってくるように、と言う。光秀と義昭のやりとりにSNSでは「これは光秀がかわいそう」「光秀が辛い…」と光秀に同情の声が集まった。

怒りを爆発させる足利義昭

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『豊臣兄弟!』4月26日放送 (C)NHK

その後、光秀は比叡山攻めの功績が認められ、城持ちに。坂本城の築城が始まったことを知った義昭は怒りをにじませる。光秀が偉くなったものだと言い、石に向かって斬りつける。「織田信長あああ!」という叫びと共に。アップになっていく目は血走り、義昭の怒りを感じさせる。

信長が目を血走らせていたシーンが話題になったが、この義昭のシーンにも視聴者は注目。「今回の大河俳優すごいぞ」「自分でコントロールして目を血走らせられるの?」「たった一瞬で変わっていく」「義昭の目が血走るラストがすさまじかった」とその演技に慄くコメントがSNSでは見受けられた。

城持ちになってしまえば、義昭のもとに戻るのは難しい。信長が義昭と光秀の間に楔を入れた形になると言えるのかもしれない。しかし、義昭に忠誠を誓っているはずの光秀の心中やいかに。決して喜べる現状ではないだろう。また義昭が現在、光秀をどのように思っているのかも気になるところだ。そして注目したいのが今後やってくる『本能寺の変』だ。今回のできごとがどのように影響してくるのか、また義昭の思惑がどれだけ働いていたのか、今後の展開に注目したい。


NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』毎週日曜よる8時放送
NHK ONE(新NHKプラス)同時見逃し配信中・過去回はNHKオンデマンドで配信

ライター:ふくだりょうこ(Fukuda Ryoko)
うさぎと暮らすライター。シナリオやインタビュー、コラム、エッセイなどを中心に執筆。小説とお酒と音楽とドラマがあればだいたいご機嫌。