『あさイチ』でも取り上げた“話題のシーン”　切なすぎる“視線の先”に朝ドラ視聴者から反響の声「気づかなかったわ」

今田美桜がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説『あんぱん』の第7週「海と涙と私と」第33話が、5月14日に放送された。

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すれ違い続けるのぶと嵩

久しぶりにみんなでラジオ体操をしたのぶ（今田美桜）は、改めて子どもたちに体操の楽しさを教えたいと思う。一方、嵩（北村匠海）が大事そうに抱えていた土産が部屋にあるのを見て、健太郎（高橋文哉）はのぶに渡さなくてよいのかと心配する。千尋（中沢元紀）からも後悔しないようにと言われた嵩は、翌日、のぶを呼び出し、のぶにお礼がしたかったと言って土産を渡す。それは銀座でショーウィンドウに飾られていた、赤いハンドバッグだった。

のぶが自分の絵を認めてくれたから今の自分がいる、と語る嵩だったが、のぶは「戦地の兵隊さんのこと考えてみいや」とハンドバッグを突き返した。嵩の「美しいものを美しいと思ってもいけないなんて、そんなのおかしいよ」「のぶちゃんが先生になったら、子供たちにもそんなふうに教えるの？ そんな先生、僕はやだな。僕が知ってるのぶちゃんは、正直すぎるぐらい正直で面白い女の子だった」という言葉に、のぶは「うちも変わったかもしれん。けんど、嵩も変わった。もうあの頃みたいにはなれんってわかったやろ」「しゃんしゃん東京にいね」とまた酷い言葉を投げつけてしまう。

“朝ドラ受け”で知られる『あさイチ』でも、すれ違うのぶと嵩に言及。鈴木奈穂子アナウンサーが「どっちの思いも分かるんですけどね。すれ違っちゃいましたね」とコメントした。SNSでも「どっちも間違ってないよね」「考えさせられるドラマだな」「観ててつらくなった」といった視聴者からの声が上がっている。

千尋ののぶへの恋心に気づくメイコ

また、第33話では千尋の秘めていた恋心が明らかに。あんぱんを買いに朝田パンを訪れた千尋。「兄貴が、のぶさんに渡したいもんがあるそうです」と伝えた千尋の、のぶを見送る表情を見て、メイコ（原菜乃華）は千尋がのぶを思っていることに勘付いたのだった。

『あさイチ』では千尋の恋心が話題の中心となり、鈴木アナは以前から「好きなんじゃないか」と気づいていたようで、ゲストのいとうあさこも「ずーっと気づいてますから」と幼少期から青年期に切り替わったタイミングから感じていたとアピールしていた。

SNSでは「ぜんぜん気づかなかったわ 私だけ鈍感？」「千尋君、切ない」「こんなに早く千尋ののぶへの気持ちがはっきりわかるとは」といった声が散見されている。

NHK 連続テレビ小説『あんぱん』毎週月曜〜土曜あさ8時放送
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