1. トップ
  2. おでかけ
  3. 京都で見つけた、東西の国のカルチャーが融合するミッドセンチュリースポット【京都で感じるミッドセンチュリー】

京都で見つけた、東西の国のカルチャーが融合するミッドセンチュリースポット【京都で感じるミッドセンチュリー】

  • 2025.4.21

古き良き日本古来の風情があふれる京都の地で、ミッドセンチュリーを体感できるスポットを発見。東西の国のカルチャーが融合するユニークな京都アドレスを目がけて、秋の古都へ。

 

築100年以上の京町屋をリノベーションした、春・秋限定のコーヒーラウンジ

出典 FUDGE.jp

 

南禅寺の参道に位置する築100年以上の京町屋をリノベーションして生まれた『ブルーボトルコーヒー 京都カフェ』の2階にあるのは、春と秋のみ特別に開かれるコーヒーラウンジ『Blue Bottle Studio -Kyoto- 』。各回5席限定・完全予約制のプライベート空間には、和の趣が残る町屋の中に、ミッドセンチュリーデザインの代表格ともいえるハリー・ベルトイアのサイドチェアが整然と佇む。異国文化が巧妙に入り混じる粋なStudio で、時季のうつろいを感じながら静かにコーヒーと向きあう、ぜいたくな体験を。

 

 

“East Meets West”を体現する、アートを楽しむホテル

出典 FUDGE.jp

 

“East Meets West”をコンセプトに掲げ、日本の伝統的な美学と現代的なモダンデザインを融合したアート、京都に根差したローカルカルチャーが交錯するライフスタイルホテル。感性に響く独自の空間美を引き立てるのは、客室やロビーのタペストリー、ルームサインと随所に散りばめられた、日本における型染めの第一人者でもある染色家・アーティストの柚木沙弥郎によるアートワーク。あたたかみのあるユニークなパターンと自由な色彩が、訪れる人々に趣きと安らかな滞在体験を届ける。

 

 

大皿料理を囲む歓び。デザインと食が融合するレストラン

出典 FUDGE.jp

 

『エースホテル京都』内のレストラン。大皿でのシェア文化を大切にしたアメリカン・イタリア料理が楽しめる。斬新なモノトーンのタイル床と、空間を自由に切り分ける可動式パネルは、ミッドセンチュリーを代表するデザイナー、アレキサンダー・ジラードの孫にあたるアレキサンダー・コリ・ジラードによるもの。ジラードの美学を感じられるアート空間で口福な時間を過ごしたい。

 

 

ギャラリー感覚で楽しむ、店主の目利きが光るセレクトショップ

出典 FUDGE.jp

2017年から北大路に店を構える、店主が集めた好きなものだけをぎゅっと凝縮したアートギャラリーのようなショップ。店内には世界中の家具や照明、食器などの雑貨が揃うが、中でもドイツ・イタリアモダンものに惹かれるという店主のセンスが反映されたセレクトの妙は見もの。ミッドセンチュリー期の名品も多く揃う、個性豊かなラインナップに感性が刺激される。

onKuL vol.21(2024年10月売号)より。

photograph : Taro Hirano
styling : Mariko Nakazato
edit : Mitsuharu Yamamura[BOOKLUCK ]
re-rdit : Saki Katayama

元記事で読む
の記事をもっとみる