Text by 石井彰(編集部)
現在世界で最もファンが多いクラブの一つであるレアル・マドリー。収益についても数々のクラブを上回るレベルであり、所属している選手たちも法外な額の給与を受け取っている。
今回は『Capology』からレアル・マドリーの選手たちの給与額TOP5をご紹介する。
5位:フェデリコ・バルベルデ
国籍:ウルグアイ
契約期間:2029年6月30日まで
年俸:1667万ユーロ(およそ26.9億円)
5位になったのは2016年にペニャロールからレアル・マドリーにやってきたウルグアイ代表MFのフェデリコ・バルベルデであった。
中盤で様々な役割を水準以上にこなせるオールラウンダーとして高い信頼を受け、今季も公式戦45試合に出場して8ゴール7アシストという素晴らしい成績を残している。
契約は2023年に結ばれたもので、週では32万ユーロほど。年俸に直せば1667万ユーロ程度になっているようだ。
3位タイ:ジュード・ベリンガム
国籍:イングランド
契約期間:2029年6月30日まで
年俸:2083万ユーロ(およそ33.62億円)
2023年にボルシア・ドルトムントから加入したイングランド代表MFジュード・ベリンガムが3位タイの給与額となっているようだ。
レアル・マドリー加入初年度から目覚ましいテクニックとセンスでゴールを量産し、今季はよりチャンスメイカーとしてチームの根幹を担っている。
加入時に結ばれた契約はチームで2位となる報酬額であったが、その後2名の選手が彼を上回っている。
3位:ヴィニシウス・ジュニオール
国籍:ブラジル
契約期間:2027年6月30日まで
年俸:2083万ユーロ(およそ33.62億円)
ジュード・ベリンガムと同じような額を受け取っていると伝えられているのがヴィニシウス・ジュニオール。
カルロ・アンチェロッティ監督の下で得点感覚を開花させ、ただのウインガーだけではない選手に成長。2023年10月に結ばれた新契約でクラブ屈指の額を勝ち取った。
2位:ダヴィド・アラバ
国籍:オーストリア
契約期間:2026年6月30日
年俸:2250万ユーロ(およそ36.31億円)
2021年にバイエルン・ミュンヘンから加入したオーストリア代表のダヴィド・アラバ。いきなり手薄だったセンターバックの重要なピースになり、大きな役割を担った。
その後大きな怪我によって長期の離脱を余儀なくされてしまったが、1年以上のリハビリを経て今年1月に復帰することに成功した。
ただ、契約期間は2026年6月30日までとなっているため、高額な給与と年齢を考えて夏のマーケットでは放出される可能性もあるのではないかと言われている。
1位:キリアン・エムバペ
国籍:フランス
契約期間:2029年6月30日まで
年俸:3125万ユーロ(およそ50.43億円)
今シーズンの開幕前にパリ・サンジェルマンからフリーで加入したキリアン・エムバペが、レアル・マドリーで最も高額な給与を受け取っている選手だ。週では60万ユーロほどの報酬で、年俸でも3000万ユーロを超える額だという。
序盤戦ではかなりスペインのリーグに馴染むことができずに苦しんでいたものの、このところはその懸念も払拭されるほどのプレーを見せており、公式戦44試合で32ゴール4アシストを決めている。