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大人なら5秒で解きたい!「256÷4÷4」→暗算できる?

  • 2025.5.4
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桁数の大きい計算問題は一筋縄ではいかないことが多いですよね。

今回のような計算問題は間違えやすいので注意が必要です。落ち着いて解いていくようにしましょう。

問題

次の計算をしなさい。
256÷4÷4

今回はよくある間違いとその理由も考えてみましょう。

解説

この問題の答えは「16」です。

この問題は割り算が二度、登場していますので落ち着いて一つずつ計算していきましょう。まずはじめに計算するべき部分は、「256÷4」ですね。その答えと二回目の4の割り算を計算することで答えが出てきます。

  256÷4÷4
=64÷4
=16

一つずつ割り算を計算することで正しい答えを出すことができました。

では次に、大人でもよくある間違い方を紹介します。

  256÷4÷4
=256÷1
=256

この計算方法は誤答例なのですが、どこが間違えているのか見つけられたでしょうか。

「256÷4」から先に計算しなければいけないのに、「4÷4」から先に計算してしまっていますね。

「4÷4」はかなり計算しやすい式なので先に計算したくなってしまいますが、割り算の場合は計算順序を勝手に変えることができません。

落ち着いて左から一つずつ計算することが大切な場合もあるので、どのような問題なら計算順序について工夫できるのか、しっかりと見極める必要があります。

まとめ

今回は少し複雑な割り算に挑戦しました。工夫をして楽に計算しようとすると間違えてしまう可能性が高くなってしまうので注意が必要です。

また、割り算は計算順序を入れ替えることができませんが、引き算も同様に入れ替えが不可能です。逆に、掛け算と足し算は入れ替えが可能なので、割り算や引き算において入れ替えが必要になった際は、掛け算や足し算に直してから入れ替えるようにしましょう。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお
数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。


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