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10秒で解ける?「0.4+1.2÷0.4」→正しく計算できる?

  • 2026.3.22
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小数の計算については、小学生のころに習うはずです。

しかし、大人になって改めて問題を見ると、どうやって計算するかうろ覚えになっている人も多いでしょう。

さて、あなたはこの問題、正しく計算できるでしょうか?

問題

次の計算をしなさい。
0.4+1.2÷0.4

解答

正解は、「3.4」です。

あなたが出した計算結果と一致したでしょうか?

「別の答えが出てしまった」という人も、大丈夫です。

次の「ポイント」で、小数の計算ルールを確認すれば、次は自力で正解できるようになるはずですよ。

ポイント

この問題のポイントは、「小数点の扱い方」です。

この問題には、小数の「足し算」と「割り算」が含まれています。同じ小数の計算とはいえ、二つの計算方法における小数点の扱い方は異なります。

まず、この問題では、割り算から計算を始めます。計算順序のルール上、「掛け算・割り算は、足し算・引き算よりも先にする」と決まっているからです。

0.4+1.2÷0.4

では、小数の割り算の計算ルールを確認していきましょう。

<小数の割り算(割る数が小数の場合)の計算ルール>
ステップ1:割る数が整数になるまで小数点を右に移動する。
ステップ2:ステップ1と同じ桁数分、割られる数の小数点も右に移動する。
ステップ3:割り算をする。

今回の問題は1.2÷0.4なので、まず0.4が4になるように小数点を右に一桁分移動します。次に、1.2の方も小数点を右に一桁分移動してから、割り算をします。

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0.4+1.2÷0.4
=0.4+12÷4
=
0.4+3

ここで少し立ち止まって、割り算における小数点の移動の意味を考えてみましょう。

小数点を右に一桁分移動することは、実は×10の計算をしていることと同じです。

また、割り算a÷bはa/bという分数にできます。分数では、分子と分母に同じ数を掛けても大きさが変わらなかったことは覚えていますか?よって、「小数点の右移動をしてからの割り算」は、次のように式変形をしていることになります。

1.2÷0.4
=1.2/0.4←割り算を分数にする
=(1.2×10)/(0.4×10)←分子と分母に10を掛ける
=12/4
=12÷4←割り算に戻す

この変形過程が頭に入っていると、「どうして小数点を右に移動しても割り算の答えが変わらないのか」と疑問に思うこともなくなるはずです。

さて、小数の割り算のからくりが腑に落ちたら、次は足し算をして計算を終わらせましょう。

0.4+3

小数の含まれている足し算では、小数点をそろえて各桁を足します。整数3は3.0と考えると、0.4と小数点をそろえやすくなりますよ。

0.4+3
=0.4+3.0
=3.4
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まとめ

今回は、小数の割り算と足し算の計算ルールを復習しました。

小数の割り算(割る数が小数の場合)は、「割る数を整数にするための小数点の移動」がポイントになります。このとき、割られる数の小数点も忘れないように移動しましょう。

また、小数の足し算は小数点をそろえて各桁を足すだけなので、簡単です。

小数の計算をしっかり思い出すためには、数をこなすことも大事です。ぜひ、類問にも挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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