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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「210÷0.21+21」→正しく計算できる?

  • 2026.3.23
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小学生レベルの計算問題でも、久々にチャレンジする大人にとっては案外難しいものです。

一方、大人になってから小学校の問題を見ることで、子どものときには気が付かなかった新しい視点から計算ルールを見直すこともできるはずです。

ぜひ、今回の問題にもチャレンジしてみてください。

問題

次の計算をしなさい。
210÷0.21+21

解答

正解は、「1021」です。

どうやって計算すればよいか、分かったでしょうか?

計算方法をすっかり忘れてしまっていたという人でも大丈夫。次の「ポイント」を見れば、正解までの計算過程が分かります。

また計算ルールの背景について解説もしていますので「小数の割り算の計算ルールは覚えていたよ」という人も、ぜひ参考までにご覧ください。

ポイント

この問題のポイントは、「割る数を整数にすること」です。

今回の問題は、まず210÷0.21の割り算から計算していきます。このとき、割る数0.21を整数にしてから割り算するようにします。

ただし、次のように式を変形するのは間違いです。

210÷0.21+21
→210÷21+21

これだと、割る数のみ形が変わっているので、元の式とのイコール関係が崩れてしまいます。

では、どうすればいいのでしょうか?

まず、割り算を分数で表してみてください。a÷bはa/bという分数にできますので、210÷0.21=210/0.21になります。

210÷0.21+21
=210/0.21+21

ここで、分数は分子と分母に同じ数を掛けても大きさが変わらなかったことを思い出してください。

今回は、0.21を21にするために分母に100を掛けます。と、同時に分子の210にも×100をすれば、イコール関係は崩れません。

210/0.21+21
=(210×100)/(0.21×100)+21
=21000/21+21

ここまで来たら、分数を再び割り算に戻します。

21000/21+21
=21000÷21+21

これで、整数だけの計算式になりました。

あとは、普通に割り算、足し算して答えを出すことができます。

21000÷21+21
=1000+21
=1021

まとめ

今回の問題のような小数で割る割り算の計算ルールは、以下のようにまとめることができます。

<小数の割り算(割る数が小数の場合)の計算ルール>
ステップ1:割る数が整数になるまで小数点を右に移動する。
ステップ2:ステップ1と同じ桁数分、割られる数の小数点も右に移動する。
ステップ3:割り算をする。

小学校では、この形で計算ルールを習ったという人もいるでしょう。

ステップ1やステップ2で「小数点を右に移動する」という過程は、記事で見た通り、割り算を分数に直し、分子と分母に10や100(小数点以下の桁数によって変わる)を掛けていることに通じます。

子どもの頃は丸覚えしていた計算ルールも、違う視点から見るとちゃんと理由があるものです。大人になってからの学び直しでは、計算ルールの裏側を考えてみるのも面白いものですよ。

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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