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この数式を完成させられる?「30+10×□=80」→□に当てはまるのは?

  • 2025.5.9
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今回は、普通の計算とはちょっと違う問題にチャレンジしてみましょう。

□にどんな数字を入れれば式が成り立つのか、パズル感覚で考えてみてください。

ただし、ちょっとした落とし穴が仕掛けてありますので、ひっかからないように注意してくださいね。

問題

次の式の□に当てはまる数を求めてください。
30+10×□=80

解答

正解は、「5」です。

「2」と答えてしまった人もいたかもしれませんね。

次の「ポイント」では、この問題の考え方を解説していますので、ぜひご覧ください。

ポイント

今回の問題のポイントは、「掛け算を先にすること」です。

問題式の左辺には、足し算と掛け算があります。先に来ている足し算から計算するのだと考えると、次のように答えを出してしまうかもしれません。

30+10×□=80
30+10を先にすると40×□=80

40×2=80だから、□に当てはまるのは2!

しかし、この考え方は間違いです。

計算順序のルールでは、「掛け算・割り算」は「足し算・引き算」よりも先に計算すると決まっています。よって、「10×□」を計算した後に30を足した答えが80になるよう、□の数字を決めなくてはなりません。

30+10×□=80
→10×□の答えに30を足すと80になる

考えやすくするため、まず「10×□」を■に置き換えてみましょう。

10×□の答えに30を足すと80になる
→■に30を足すと80になる

30を足すと80になる数といえば、50です。「■=50=10×□」と考えると、□に当てはまる数は5になりますね。

■に30を足すと80になる
→■=50
→10×□=50
→□=5

これで答えを出せました。

まとめ

今回の問題では、計算の正しい順序を守ることで□に当てはまる数を求めることができました。

二つ以上の演算が含まれている式では、計算順序を誤ると間違った答えが出てしまうことが多くあります。今回のような穴埋めの問題でも、計算順序を意識してください。

他にもクイズ感覚でチャレンジできる問題を用意していますので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法をもつものもございます。あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。



文(編集):VY
数学とIT技術学習が趣味のWebライター。実用数学技能検定2級と数学教員免許を取得後、家庭教師や学習支援スタッフとして数学指導を行ってきた。文系と理系の別、年齢にとらわれない、誰でも楽しめる数学解説作成を目指している。


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どこから計算するのが正解?「8+2×5−7」→正しく計算できる?
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