妻「なんで義実家でも私だけ動かなきゃいけないの？」夫の実家で“嫁”が動くべき？「古い慣習のせいで」「ルールを決めた」

ゴールデンウィークなどの大型連休や年末年始は、家族のイベントなどで「義実家」を訪れる機会は意外と多いものですよね。義両親が高齢の場合、いろいろと気遣って過ごしている方も多いのではないでしょうか。

そんな中SNSでは「家でも動いて、自分の実家でも動いて、義実家でも動かなきゃいけないのは不公平！」といった趣旨の投稿がされ「そうだと思う」「私はいっさい動かないことにしている」など、さまざまなコメントが寄せられ注目を集めています。

そこで今回は、既婚もしくは結婚経験のある女性を対象に「義実家に行ったとき、率先して動くのは自分か夫どちらか」を聞くアンケートを実施しました。

義実家に行ったとき率先して動くのは自分か夫、どちらですか？

寄せられた回答全300件のうち、義実家に行ったときに率先して自分が動くと回答した人は187票で、夫が動くと回答した人が113票と、自分が動くという人が多い結果となりました。

寄せられた意見を紹介します。

義母が高齢でもあるし、田舎なので夫よりも嫁が動くという風習なのでモヤモヤしながら仕方がなく動いています。
（50代女性・主婦・中国地方）

「義実家では“嫁”が気を遣って動くべき」という、昔ながらの価値観や暗黙のルールが今も根強く残っているから。
（30代女性・会社員・東京都）

夫は絶対に動かないタイプなので、仕方なく私が動く。それに、座っていてもすることもないし、動いていた方が時間がつぶせる。
（40代女性・会社員・滋賀県）

夫は自分の実家だからという理由で、ずっとダラダラして動かないので、私が申し訳ない気持ちになり、率先して義両親の手伝いをします。
（20代女性・会社員）

義実家は義母以外全く動かない男性ばかりで、義母だけが忙しく動いている為、じっとしているのが気まずいから。
（30代女性・専業主婦・関東）

座っていても落ち着かないし、何かをしていた方が気持ち的にも楽だから。また役に立たない嫁と思われたくないから。
（30代女性・専業主婦・東海地方）

一応礼儀として率先して動きますが、旦那もきちんと動くし、義母もストレスない環境を作ってくださってます。
（20代女性・会社員・東京都）

義実家に行ったとき率先して自分が動くという人からは「義実家では嫁が動くものという考えがあるから」「夫が動かないから」といった意見が多く寄せられました。

元々「やらなくていいよ」という義両親だから。義実家で私が立っていて夫がゴロゴロしていると、むしろ夫が義母に叱られる。
（30代女性・パート・山梨県）

義母さんは「座っててね。何もしなくて良いよ。冷蔵庫は勝手に開けて好きなようにしてね。私がお姑さんにそうしてもらったから、同じようにしてほしいの」との事で、手伝おうとしても断られるため。
（30代女性・主婦・兵庫県）

自分の家ではないので、勝手もわからないし、出しゃばりすぎるのも良くないと思っているので、基本、夫に任せています。
（40代女性・専業主婦・中部地方）

あんまり出しゃばるのも良く無いかなと思い、静かにしている。だいたい家に祖父母もいるので、余計に静かに。でも必要な時は動く。
（30代女性・会社員・神奈川県）

このことについては結婚当初に夫とけんかになり、しっかり話し合って夫が動くことに決めた。
（50代女性・会社員・愛知県）

基本的に自分の家のことはそれぞれでするというルールになっています。もともと義理の実家で義父と義母がすべて行ってくれるので動きませんが、何か用事があるときは夫が率先して動いています。
（30代・女性・自由業・兵庫県）

夫の方が義実家のことには詳しいので、まずは夫に任せています。夫の様子を見つつ、私も手伝った方が良さそうであればその時に動きます。
（40代女性・自営業・東京都）

義実家に行ったとき、旦那が率先して動くと回答した人からは「ゆっくり座っていてと言われるから」「でしゃばってはいけないかと…」といった意見が多く寄せられました。

義実家に行った際に自分が率先して動くという方からは、「義実家では嫁が動くものという考えがあるから」「夫が動かないから」「動いていた方が楽だから」といった声が多く寄せられました。

一方で、夫が動くと回答した人からは「ゆっくり座っていてと言われるから」「でしゃばってはいけないかと…」といったコメントが多く見られました。

どちらの意見の方も、義実家にはかなり気を遣っていることがうかがえました。

家庭や人間関係によって正解が異なる場面だからこそ、パートナー同士で事前に気持ちを共有しておけると、お互いに心地よく過ごせるのかもしれませんね。

※本記事は媒体独自に募集したアンケートを元に構成しています

・調査方法：インターネットサービスによる任意回答（記述式）
・調査期間：2025/4/23〜2025/4/24
・調査対象：全国／18歳以上／既婚もしくは結婚経験のある女性限定
・有効回答数：300