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【リュウジの“これだけ”レシピ】「ほうれん草」だけで「究極の野菜炒め」作ろう!焦げたバター醤油風味が♡

  • 2025.3.19

炒めるとおいしい野菜は?と聞かれたら、迷わずにほうれん草と即答するくらいわたしは大好き。そんなほうれん草好きに刺さる“ほうれん草だけの炒め物“を、あのリュウジさんがYouTubeで披露していました。ほうれん草の炒め物は、ベーコンやバターと一緒に炒めるとそのおいしさは倍増しますが、今回は「ほうれん草“だけ“レシピ」なのでバター醤油風味に仕上げるよう。で、そこへ「中華あじ」を加えると、旨味がグンとアップするそうです。さっそく作ってみましょう。




登録者数500万人越えのYouTube「料理研究家リュウジのバズレシピ」の主宰で、料理研究家として超有名なのがリュウジさんです。2000本以上の動画を投稿している他、テレビ出演や書籍、グッズ販売もしていますが、大好きな酒を飲みながら料理をしたり、視聴者からのコメントに返信して炎上したりと何かと話題の尽きない方です。

リュウジさんの「ほうれん草の炒め」の材料と作り方

【材料】※1~2人分
ほうれん草...200g
バター...10g
「中華あじ」...小さじ2/3
白こしょう...4振り
しょうゆ...2まわし



ほうれん草は根元を5cmくらい切って、縦に4つ切りにしておきます。
葉はざく切りにしておきます。

【作り方】※調理時間:25分
1. ボウルにほうれん草の葉と根を全部入れて15分程度水に浸け、ザルにあけてしっかりと水気を切ります。



2. フライパンにバターを入れ、上にほうれん草を乗せて弱火にかけ、ゆっくりバターを絡めながら炒めます。



3. 6分ほど炒めたら「中華あじ」とこしょうを振って混ぜます。



4. しょうゆを回しかけて混ぜます。


5. 器に盛りつけて出来上がりです。



バターが絡んでいくほどに大好きなほうれん草の緑色が映えて、最後にかけたしょうゆが焦げる香りがそこに拍車をかけます。出来立てをすぐ口に運ぶと、食べ慣れたほうれん草×バターのおいしさは当然としても、6分も炒めたのにシャキシャキな食感が残っているのには驚きです。また個人的に大好きな根っこの部分も、1/4に切っておくことで火が通りやすくなっているのにも感心しました。ほうれん草、バター、しょうゆという鉄板の組み合わせがおいしいのはもはや常識と言っても過言ではありませんが、「中華あじ」が加わることで旨味がこんなに増えるとは知りませんでした。シンプルな味付けでおいしいのがベストだと思っていますが、この足し算は正解です。

ほうれん草をちゃんと下処理をせずに食べると、変な苦みのような味を感じることがあります。これを「えぐみ」と呼びますが、その正体はほうれん草に含まれているシュウ酸が口の中のカルシウムと反応することにあります。このシュウ酸はたけのこなどにも含まれていますが、あく抜きをすることで取り除くことができます。このレシピでも最初に水に浸けておくことでシュウ酸が水に溶け出す特性を利用していますが、シュウ酸は体内に溜まると健康によくないのでちゃんと下処理を行うようにしましょう。

だいぶ昔のことですが、炒め物は強火で短時間で仕上げると野菜のシャキシャキ感が失われずにおいしく仕上がると憶えた記憶があります。確かに中華料理店のようにとんでもない火力があれば可能なことなのでしょうけど、一般家庭のキッチンの火力では無理があります。特にほうれん草のように葉が大きくて水分が出やすい野菜の場合は、強火にせずにコールドスタートで調理した方が水分が抜けずに済みます。火加減だけの話ではありますが、仕上がりを大きく左右するポイントです。

本当においしくてシャキシャキなほうれん草の炒めが出来上がりますので、ぜひ作ってみてください!

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