客「ラーメン1つのみ注文してシェアするカップルがいた…」なぜ？無法地帯に店側はどう対策すべき？

「ラーメン店を訪れたカップルが、他の客をよそに一杯だけ注文してシェアしていた」との投稿が話題になっています。

実はこうした話題は以前からたびたび議論されており、さまざまな立場の人たちが意見を交わしてきたようです。今回は、その声をピックアップしてご紹介します。

席二つで一杯だけはお店が気の毒…

まず目立つのは、やはり「人数分の注文をするのが普通」という声です。ラーメン店に限らず、飲食店のルールやマナーを重視する意見が根強くあるようで、こんなコメントが寄せられています。

• 1人1品が普通だし、何も頼まないで席を使うのはどうかと思う
• 席を二つ使って一杯だけ注文するのは店が気の毒
• 深夜の飲食店だと同様の迷惑行為があって大変らしい
• ラーメン専門店なら1人1杯が常識じゃない？

こうした声からは「店側の収益や回転率を考えてほしい」という思いが感じられます。

お腹いっぱいだけど付き合いで…

一方、「そもそもラーメン一杯をシェアしちゃいけないなんて知らなかった」という反応も目立ちます。さらに、小食や状況的な理由を挙げる人も一定数いるようです。

• シェアしちゃダメなんだって初めて知った
• 学生時代から当たり前に一人前をシェアすることに慣れてる
• 食べきれないから残すよりマシかなと思う
• 付き合いで入ったけど、正直もうお腹いっぱいだった

こうしたコメントには、悪意よりも“戸惑い”がにじむ印象があります。「やはり迷惑になるのは理解しているが、事情はある」という声も見受けられます。

店側はどう対策すべき？

では、こうしたシェア問題に対して、実際のお店はどのような対策をとるべきなのか？

• 少量メニューの導入
  「小盛」や「ハーフサイズ」を用意して、シェアをせずとも少しだけ食べたい人に対応するお店も。追加料金は同じでも「量が少ないならOK」とする声が一定数あるようです。
• “1人1品”ルールを明示
  店の入口やメニューに「必ず人数分ラーメンをオーダーください」と書く事例も。事前にルールを明示することで、トラブルを防ごうとする狙いがあります。
• 追加料金でシェアを容認
  席料や“シェアチャージ”という形で、お店の損失をカバーしながらシェアを認めるケースも。例えば、都内のシーシャバーでは、2、3人組客への対応として、既に“シェアチャージ”導入されているケースも増えているようです。

こうした試みからは、「一律にシェアを否定するのではなく、店側も落としどころを模索している」ことがうかがえます。

一人一杯ずつオーダーが基本的な礼儀では？

ラーメン一杯のシェアをめぐるマナー論争は、ネット上でも何度となく話題になるテーマ。小食の事情や同行者との兼ね合いなど、表面上は理由がある場合もあるようです。しかし、多くの人が指摘しているのは、「店の立場を考えれば、一人一杯ずつオーダーするのが基本的な礼儀」という点。結局は、双方のバランスをどう取るかが問われる問題なのかもしれません。あなたは、こうしたシェア行為をどう捉えますか？