1. トップ
  2. クイズ
  3. 符号に注意!「(−5)×(−8)÷(−4)」→あなたは正しく計算できる?

符号に注意!「(−5)×(−8)÷(−4)」→あなたは正しく計算できる?

  • 2025.4.11
undefined

負の数が並ぶ計算式は、一見すると難しく感じるかもしれません。しかし、負の数の掛け算と割り算の答えの符号を決める方法を復習すれば、正の数の計算と同じようにスムーズに計算できるようになります。

この問題を通して、正しい理解ができているかを確認してみましょう!

問題

次の計算をしなさい。
(−5)×(−8)÷(−4)

負の数が含まれているため、符号のルールを正しく理解し計算することがポイントになります。

解答

正解は、「−10」です。

答えの符号が違った人は、ぜひ次の「ポイント」をご覧ください。負の数の計算方法をわかりやすく解説します。

ポイント

この問題のポイントは、「答えの符号」です。

この問題を計算するうえで理解しておかなければならない点は、負の数を計算した答えの符号を決める方法です。負の数の掛け算と割り算の答えの符号は、次のように決めることを覚えているでしょうか。

<答えの符号の決め方(掛け算・割り算編)>
・同符号どうしの掛け算・割り算の答え→正の数+)になる
例:−1×(−1)=+1 −1÷(−1)=+1
・異符号どうしの掛け算・割り算の答え→負の数(−)になる
例:1×(−1)=−1 −1÷(+1)=−1

上記の符号の決め方を参考にして、左から計算していきましょう。

「(−5)×(−8)」は、どちらの数も負の数です。そのため、同符号どうしの掛け算となり、その答えは正の数になります。

(−5)×(−8)÷(−4)
=40÷(−4)

次に計算する「40÷(−4)」ですが、異符号どうしの割り算ですので、答えは負の数になります。

40÷(−4)
=(40÷4) ←答えは負の数になるので、計算の前にマイナスを付けておく
=−10

以上で、答えを出すことができました。

まとめ

一桁の数の掛け算と割り算だったので、簡単に正解できた人もいるかもしれませんね。しかし、負の数が出てきたことで、答えの符号を間違えてしまった人もいたかもしれません。

計算はスピードも大切ですが、問題の式を見た瞬間に計算を始めてしまうと、答えを間違えてしまう可能性があります。計算を始める前に、気を付ける点や計算順序を確認したり、素早く計算できる工夫を考えたりすることで、正確性とスピードを高めることができます。

ぜひ、この他の問題にもチャレンジして、計算の正確性とスピードを高めていきましょう!

※当メディアでご紹介する数学関連記事においては、複数の解法をもつものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。


類似の数学問題にもう1問挑戦!

意外に間違える人が多いかも?!「2×8÷(−2)」→正しく計算できる?
意外に間違える人が多いかも?!「2×8÷(−2)」→正しく計算できる?