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小学生でも分かる問題にチャレンジ!「9/2×4」→5秒でチャレンジ

  • 2025.4.11
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分数×整数の問題に取り組んでみましょう。

普通の計算方法を振り返ることはもちろんですが、小学校で習った掛け算の基本の考え方を利用した方法でも解いてみたいと思います。

一つの問題を様々な方法で解いてみると、数学的な理解がとても深まりますよ。

問題

次の計算をしなさい。
9/2×4

/の前が分子、後ろが分母の数字ですので、9/2は「2分の9」を表しています。

解説

この問題の答えは「18」です。

まずは分数と整数の掛け算の計算方法を振り返りましょう。

分数と整数の掛け算
・整数を分母が1の分数に変形する。
・ここからは分数同士の掛け算として、分母同士、分子同士を掛け合わせる。
※掛け合わせる前に斜めで約分できそうなら先に約分しても良い。しなかった場合は、必ず最後に約分できるかどうか確認する。

では実際に解いていきましょう。

9/2×4
=9/2×4/1
=9/1×2/1
=18/1
=18

斜めで2と4を約分しました。さらに別の方法でも解いてみましょう。注目するのは掛け算の仕組みです。

掛け算とは本来、足し算を繰り返すこと、でした。例えば2×3=2+2+2とできます。

これを利用して足し算として解いてみましょう。

9/2×4
=9/2+9/2+9/2+9/2
=18/2+9/2+9/2
=27/2+9/2
=36/2
=18

掛けている数が整数だからこそ出来る方法ですね。

まとめ

今回は分数と整数の掛け算の計算方法を振り返りました。

整数を分母が1の分数に変換することで、スムーズに計算することが出来ますね。

慣れてきたら整数を分子にだけ掛けることも時短になります。

※当メディアでご紹介する数学関連記事において、複数の解法を持つものもございます。 あくまでも一例のご紹介に留まることを、ご了承ください。    



文(編集):うおうお

数学の教員免許を所持。個別指導・集団指導の学習塾で数学の講師として小学生から高校生までの指導や、小学生の宿題指導を通して算数の魅力を深堀して楽しく伝えている。現在は民間学童保育所で放課後児童支援員として勤務しながらフリーランスで受験指導もしている。