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「ただただ泣けた」悲痛の声が溢れる衝撃のラスト...叫び、笑い、焦点の合わない目「怪演がエグい」NHK大河『べらぼう』

  • 2025.4.24
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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』4月20日放送(C)NHK

横浜流星さんが主演を務めるNHK大河ドラマ『べらぼう』(毎週日曜よる8時)の第16回「さらば源内、見立は蓬莱」が4月20日に放送されました。
田沼意次(渡辺謙)は平賀源内(安田顕)に、これ以上手袋についての詮索を控えるよう口止め料を渡します。しかしエレキテルの件で窮地に立たされている源内は、意次が手柄を横取りしたせいで自分はイカサマ師呼ばわりされていると大激怒。次第に狂っていく源内はついに殺人の罪を着せられてしまいます。

正気を失う源内…怪演に絶賛の声

徳川家治(眞島秀和)の嫡男・家基(奥智哉)が急逝した事件は、真相が分からないまま幕引きに。田沼意次(渡辺謙)は平賀源内(安田顕)に、これ以上手袋についての詮索を控えるよう、口止め料を渡します。しかし源内は激怒。近頃エレキテルが効かないとの噂が出回り世間からイカサマ師呼ばわりされているのは、意次が俺の手柄を横取りしたせいだと主張します。源内は「こんなはした金で俺の口に戸は立てられませんぜ」と捨て台詞を吐き、その場を立ち去りました。
一方、蔦重こと蔦屋重三郎(横浜流星)は、源内が住む“不吉の家”を訪れ、正月に出す新作の劇作の執筆を依頼。源内は心よく引き受け、“死を呼ぶ手袋”の話はどうかと提案しました。

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『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』4月20日放送(C)NHK

ある晩、源内に旗本屋敷の図面を依頼していた丈右衛門(矢野聖人)が「大変でしたでしょう。エレキテルが効かぬことが分かって…」と切り出すと、それまでにこやかだった源内の表情は一変。「エレキテルは効くんですよ!」と怒鳴りつけます。
さらに大工の久五郎(齊藤友暁)からもらった煙草を吸うと「エレキテルってイカサマなの?」「やることなすこと薄っぺら」「イカサマ」といった幻聴に襲われる源内。「どこだ~!お前ら~!」「出てきやがれ~!」と叫び、笑い、焦点の合わない目で家中を彷徨い、歩き回ります。源内の異様な様子に、SNSでは「すごい迫力」「怪演がエグい」「迫真すぎて怖かった」との声が続出。

その後、源内は正気を失ったまま殺人の罪を被せられ、牢屋に入れられてしまいます。身の覚えのない罪に憔悴しきった様子で、牢屋を訪れた意次に「何が夢で何が現だか…」と泣きつく源内。意次は「夢ではない。俺はここにいる」「源内…意次はここにおる」と源内を抱きしめました。
SNSでは平賀源内を演じる安田顕さんの鬼気迫る演技に「凄いものを見せてもらった」「圧巻の演技」「すごい役者さんだ」「これから数十年は、平賀源内と言えば安田顕だと言われるだろう」と絶賛の声が相次ぎました。

源内最期の劇作はー

間もなく源内は獄死。意次は蔦重から受け取った源内の最期の原稿に目を通します。その内容は、“死を呼ぶ手袋”を巡って七ツ星の龍(=意次)と源内軒(=源内)が力を合わせて敵討ちをするストーリー。
最期に明かされた源内の意次への想いに、SNSでは「源内先生…告発ものじゃなくて友をモデルにしたバディもの書いてたんだ…」「書の力で救おうとしてたんだ」「不器用な人だったんだなと胸が痛い」「スゴい生き様」「ただただ泣けた」と悲痛の声が溢れました。


NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』 毎週日曜よる8時放送
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ライター:あいな
関西在住のフリーライター。主にエンタメや保育についての記事を執筆。読書、ドラマ、アイドル好き。日々育児に奮闘中。