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「ちょっと待って!」コーヒーをいれようとした私を強い声で止めた夫…差し出された紙に書かれていたこと

  • 2026.11.8

丁寧にいれることで、もっとおいしくなる。それはわかっていても、私がコーヒーに求めていたのは、おいしさだけではありませんでした。無理なく楽しめることも大切にしていた私の前に、ある日思わぬ壁が現れました。

コーヒーを無理なく楽しむルール

在宅で働く私にとって、コーヒーは仕事の合間の楽しみです。

とはいえ、一杯のために長い時間をかける余裕はありません。そこで、豆はひいた状態で購入し、ハンドドリップはするものの、コーヒー粉も湯量も目分量。「手間をかけすぎず楽しむ」のが私なりのスタイルでした。

ある日、夫の仕事上の取引先から「質の良いコーヒー豆を、市販価格より若干安く、継続的に購入できる」という案内がありました。

そこで、休日に豆を買いに行く手間も省けるため、夫を通じて購入することにしました。

届いたのは、普段買っているひいた状態ではなく豆のまま。私は「じゃあ、早速飲んでみよう」と袋を開けました。家にあるミルで豆をひこうとした、そのときです。

「ちょっと待って!」

思った以上に強い声で夫に止められ、私は思わず手を止めました。

思っていたより細かなルールが

豆を触ってはいけない理由でもあるのかと思ったのですが、夫が気にしていたのは別のことでした。

「その豆、いつもの感じで適当にいれちゃダメだよ」「業者さんに正しいいれ方を教わってきた」と、夫は一枚の紙を差し出してきました。

そこには、「豆は何g量る」「このくらいの粗さにひく」「何秒蒸らす」「湯量は何mlで、何秒かけていれる」といった細かなルールがびっしりと書かれていました。

私は思わず、「そこまでしなくても、私が飲む分は適当でいいよ」と返しました。

すると夫は、「それでは、この豆を買ってくる意味がない」「せっかく良い豆なのだから、丁寧にいれなければもったいない」と、明らかに不満そうな様子を見せたのです。

たしかに、それらを守れば、よりおいしい一杯を楽しめるのでしょう。しかし、「私が飲むコーヒーなのに、なぜいれ方を決められなければならないのか」という違和感が先立ちました。

良い豆を買えたことよりも、「決められた方法でいれなければならない」という窮屈さのほうが、大きく感じられたのです。

コーヒーを楽しめなくなってしまった

それから私は、その豆でいれたコーヒーを飲もうとするたびに「豆を量って、時間を計って……」と考えるようになりました。

仕事の合間に「ちょっとコーヒーを飲もう」と思っても、「今日はそこまでやる時間はないな」と棚に戻してしまうことも。

良いコーヒーを手軽に楽しむために買ったはずなのに、以前よりコーヒーをいれるハードルが上がってしまいました。

まとめ

今回のことで、同じ「コーヒーを楽しむ」という目的でも、心地よいと感じる方法は人によって違うのだと気付きました。

良い豆だからこそ丁寧にいれたい、という楽しみ方もあるのだと思います。一方で、忙しいときでも気軽に味や香りを楽しめることが、私にとっては大切でした。

「より良い方法」が、そのまま自分に合った方法とは限りません。好きなものだからこそ、自分が心地よく続けられる楽しみ方も大切にしたいと思いました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※AI生成画像を使用しています

著者:磯辺みなほ/30代女性。ゲーマー。発達障害がある夫と2人暮らし。大変なことも多い中、それ以上にネタと笑顔にあふれる毎日を送っている

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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