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法事の会食代5000円を4年間払わない叔父。「今日も持ち合わせが少なくて」と言い出した叔父に、兄が見せた記録

  • 2026.11.7
法事の会食代5000円を4年間払わない叔父。「今日も持ち合わせが少なくて」と言い出した叔父に、兄が見せた記録

「後で振り込む」と言った叔父

親戚が集まる法事があったときのことです。

施主は私の兄で、法事のあとは料理店の座敷で会食をすることになっていました。

会食代は、参加者がひとり5000円ずつ出し合う決まりです。

兄は集金用のノートを用意し、お金を受け取った人の欄に印をつけていました。

私も家族の分をまとめて、席に着く前に渡しました。

料理が運ばれ始めたころ、兄が遠方からひとりで来ていた母方の叔父に声をかけました。

「叔父さん、会食代の5000円、お願いできる?」

すると叔父は財布を取り出し、中をのぞいてから困ったように笑いました。

「いやあ、悪いね。手持ちが少ないから、後で振り込むよ」

「ああ、そうなんだ。じゃあ、後でお願いね」

兄がそう返すと、叔父は財布を上着の内ポケットにしまいました。

ところが、その後も叔父から振り込みはありませんでした。

一方で、親戚のグループメッセージには、叔父からゴルフや旅行の写真がたびたび送られてきました。

「今月もゴルフに行ってきたぞ」

楽しそうな写真を見るたびに、私は未払いの5000円を思い出しました。

兄も気になっていたようですが、「今さら催促するのもなあ…」とため息をつくばかり。

結局、会食代は支払われないままになっていました。

4年後、兄が取り出したノート

それから4年後、また親戚が集まる法事がありました。

前回と同じように座敷で会食をすることになり、兄が会食代を集め始めたときのことです。

叔父は財布を出そうともせず、軽く手を振りました。

「悪いね。今日もちょっと持ち合わせが少なくて。後で振り込むよ」

その言葉を聞いて、私は思わず口を挟みました。

「叔父さん、前の分もまだですよね?」

すると叔父は、少し不機嫌そうな顔になりました。

「そんな細かいこと言わなくてもいいだろ。身内なんだからさ」

「でも、4年前の分ですよ…」

私がそう返すと、叔父は面倒そうに顔をそむけました。

そのとき、兄がかばんから一冊のノートを取り出しました。

「叔父さん、ちょっとこれ見てくれる?」

兄が開いたのは、4年前の法事で使っていた集金用のノートでした。

「ほら、ここ。叔父さんのところだけ、まだ印がついてないんだ」

叔父はノートをのぞき込み、少し驚いた顔をしました。

「そんなの、まだ取ってあったのか」

「うん。誰から預かったか分からなくなるからね」

兄はそう答えると、叔父の顔を見て続けました。

「前の5000円もまだだから、今日の分と合わせて払ってもらえる?」

叔父はすぐには返事をしませんでした。

すると、向かいに座っていた伯母が口を開きました。

「ゴルフには行ってるんだし、ここは払っておいたら?」

叔父は伯母のほうをちらりと見ましたが、言い返すことはありませんでした。

しばらくして、叔父は上着の内ポケットから財布を取り出しました。

「……分かったよ」

そう言って、2回分のお金をテーブルに置いたのです。

兄はお金を受け取ると、4年前から空いていた欄に、その日の日付を書き込みました。

たった5000円とはいえ、4年間も支払われなかったお金です。親戚だからこそ、兄もなかなか催促できなかったのでしょう。

それでも、感情的にならず、記録を見せてきちんと支払いを求めた兄の姿を、私は少し誇らしく感じました。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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