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「衛生的にあり得ないんだけど」生ゴミを捨て忘れた私を注意した夫。週明け、夫が気まずそうにしたワケ

  • 2026.11.8

生ゴミを捨て忘れた翌朝

ある年の夏の夜、私は台所のゴミ箱をのぞきました。

中に残っていたのは、夕食の準備で出た野菜の皮が少しだけ。

いつもなら生ゴミを袋にまとめて片づけるのですが、その日は面倒になり、「明日の朝でいいか」と、そのままふたを閉めてしまいました。

翌朝、台所へ行くと、珍しく早起きした夫がエプロンをつけていました。

「おはよう。今日は俺が朝ごはん作るよ」

「えっ、ありがとう。珍しいね」

そんな会話をしているうちに、私は前の晩のゴミのことをすっかり忘れていました。

夫は卵を割ると、殻を捨てようとゴミ箱のふたを開けました。

そのとき、ゴミ箱のあたりから小さな虫が何匹か飛びました。近づくと、生ゴミのにおいも少しします。

「うわ、これいつのゴミ?」

「あ…昨日の夜の。少ししかなかったから、朝に捨てようと思って」

夫は眉をひそめました。

「衛生的にあり得ないんだけど」

「ごめん。一晩くらい大丈夫だと思って…」

「夏なんだから、ちゃんと片づけないと」

確かに、夫の言うとおりです。量が少ないからと油断したことを反省しました。

その朝は朝食の準備を中断し、ふたりでゴミ箱を洗うことにしました。

せっかくなので流しや台所周りも掃除しているうちに、気づけば1時間以上が過ぎていました。

それ以来、夫はときどきゴミ箱を気にするようになりました。

「ゴミ、溜まってない?大丈夫?」

「大丈夫。ちゃんと片づけてるよ」

心配してくれているのは分かりますが、何度も確認されると、少し気まずい気持ちになりました。

週明け、夫のかばんから出てきた物

そんなある週明けの朝のことです。

夫のお弁当を用意しようとした私は、いつもの弁当箱が水切りかごにないことに気づきました。

「ねえ、お弁当箱どこにあるか知らない?」

「え?出したと思うけど」

ネクタイを締めながら台所に来た夫は、首をかしげています。

ふと見ると、台所の椅子に夫の通勤かばんが置いてありました。

「もしかして、かばんの中じゃない?見てもいい?」

「うん、いいよ」

ファスナーを開けると、探していた弁当箱が出てきました。

しかも、金曜日に持たせたものです。週末のあいだ、ずっとかばんに入れっぱなしだったようでした。

取り出した弁当箱からは、かすかに嫌なにおいがします。

「あったよ。これ、金曜日のお弁当箱だよね?」

「えっ……あ、本当だ。出すの忘れてた」

夫は弁当箱を見て、困ったような顔をしました。

私は数日前の出来事を思い出し、思わず笑ってしまいました。

「この前、私にゴミのこと注意してたよね?」

「ああ……そうだったね」

「こっちは一晩だったけど、金曜日からずっと入ってたんだよ?」

夫は気まずそうに頭をかきました。

「これは人のこと言えないな。ごめん」

「まあ、お互い気をつけないとね」

夫も苦笑いしながら弁当箱を受け取り、そのまま流しへ向かいました。

それ以降、夫が私にゴミ箱のことを確認してくることはなくなりました。

私も生ゴミを放置したことは反省していますが、あれだけ注意していた夫も、まさか同じような失敗をするとは思いませんでした。

今では、あの週明けの朝を思い出すと、少しおかしくなってしまいます。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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