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「俺の実の親じゃないし」私の母の葬儀より飲み会を優先する夫に絶句 →「ママ、、」娘の言葉に涙

  • 2026.11.7

【COORDiSNAPライターは見た】女性メディアライターの実録記ー本記事は当メディアの読者の声及びライター体験を元にした実録記です。女性のライフスタイルのリアルをお届けします。
実母の通夜を翌日に控えていた、知人の東さん(仮名)。夫に喪服について尋ねると、なんと「通夜には行かない」と衝撃のひと言が返ってきたのです。夫が語った驚きの行動に、娘の反応は……

突然訪れた母との別れ

ある年の冬、闘病していた母が亡くなりました。病気がわかってからはあっという間で、気持ちが追いつかないまま迎えた別れでした。大好きだった母を失った悲しみは、まるで底がないかのように深く、何をしていても胸が締めつけられる毎日。

父も大変なショックを受け、まともに動ける状態ではありません。なので私と姉が中心となり、葬儀の手続きや親族・友人への連絡を進めることになりました。

通夜の準備中に聞こえた衝撃の返答

通夜の前日、子どもたちの制服を準備していた時のことです。ふと、「夫の喪服はどこにしまっただろう」と思い出しました。ちょうど夫が通りかかったため「ねえ、喪服ってどこにやったっけ?」と、何気なく尋ねます。すると夫から耳を疑うような答えが返ってきたのです。

「明日は前から約束してた飲み会があるから行かないよ」思わず「は?」と大きな声が出てしまいました。しかし夫は悪びれる様子もなく、さらに続けます。

「実の母親じゃないし」

「だから、明日は前から約束していた日だから。俺の実の母親じゃないし、葬式に参加すれば十分だろ?」予想もしていなかった言葉に、私は言葉を詰まらせてしまいました。

確かに亡くなったのは夫の実母ではありません。しかし、妻である私の母親です。しかも生前、夫が母と関わりがなかったわけでもありませんでした。実家へ行けば泊めてもらい、食事を作ってもらい、子どもたちを預かってもらったこともあります。進学の際にはお祝いまで用意してくれた母でした。

そんな母の通夜より飲み会を優先する夫の姿に、人生で初めて『フリーズする』という体験をしました。

家族の言葉が支えになった日

そんな夫は止まることなく、まだ信じられない発言を繰り返します。「通夜は何時からだっけ? まあ、とりあえず俺は18時集合だからさ。少し早めになってもいいから駅まで送ってってよ」

開いた口が塞がらないとは、まさにこのこと。それでも頭の中でさまざまな思いを巡らせながら「……わかった」とだけ答え、夫を駅まで送り届けました。ただでさえ母のことで頭はいっぱいなのに、そこに夫への失望と怒りが入り混じり、身体も心もへとへとに疲れ切っていました。

そしてやっとのこと通夜の会場に辿り着くと、やりとりを見ていた大学生の長女が「ママ、パパの方のおばあちゃんの時は飲み会に行っていいよ。私やっとくから」その言葉を聞き、涙が溢れ出てきました。母を失った悲しみに寄り添ってくれたのは、支え合うことを誓った夫ではなく、娘だったのです。

さらに、通夜の席で父から「旦那はどこだ?」と尋ねられ答えに迷っていると、すかさず長女が「パパは飲み会。サイテーだよね。私、パパに何かあっても何にもしてやんない」とピシャリ。それを聞いた父もひどく怒り、「もうあいつとは縁を切る!」と宣言。夫との絶縁を宣言されて思うことじゃないのかもしれませんが、正直スカッとしました。

母を失った悲しみは、簡単に癒えるものではありません。それでも、気持ちに寄り添ってくれる家族がいてよかった……心からそう感じたのでした。

【体験者:50代・飲食店勤務、回答時期:2023年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:タカダ ミオ
ファッション専攻の後、アパレル接客の道へ。接客指導やメンターも行っていたアパレル時代の経験を、今度は同じように悩む誰かに届けたいとライターに転身。現在は育児と仕事を両立しながら、長年ファッション業界にいた自身のストーリーや、同年代の同業者、仕事と家庭の両立に頑張るママにインタビューしたエピソードを執筆する。

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