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話の意図が汲み取れない!? ちょっとした注意も「責められた」と勘違い…発達障害の生きづらさを描いた体験談

  • 2026.10.15
発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた 画像提供:(C)春野あめ/竹書房
発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた 画像提供:(C)春野あめ/竹書房

「はかりの上に物を置かないでね」基本的なことを注意されただけなのに「攻撃的な言葉を言われた」「責められた」と感じてしまい、泣いてしまう。ちょっと注意しただけなのに泣かれてしまい、相手はびっくり!春野あめ(@AmeHaruno)さんの「発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた」の「case.04 ちょっとした言葉を攻撃と感じる」をXに投稿すると大きな反響があった。今回は本書を紹介するとともに、発達障害である自分と向き合い特性を理解する難しさについて春野さんにインタビューした。

「いろんな人に知ってほしい」自身の経験を包み隠さず描いた、春野さんの発達障害への思い

【漫画】本編を読む 画像提供:(C)春野あめ/竹書房
【漫画】本編を読む 画像提供:(C)春野あめ/竹書房
発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(2) 画像提供:(C)春野あめ/竹書房
発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(2) 画像提供:(C)春野あめ/竹書房
発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(3) 画像提供:(C)春野あめ/竹書房
発達障害が理解されにくいワケを自分で考えてみた はじめに(3) 画像提供:(C)春野あめ/竹書房

発達障害の特性によって生じるすれ違いや生きづらさについて、作者・春野さん自身の体験をもとに描いた本作。作中では、「適当にほかのことやってて」という曖昧な指示の意図を理解できず周囲との認識にズレが生まれるケースや、注意された言葉を強い攻撃として受け止めてしまうケースなどを紹介。当事者の思考回路を可視化することで、周囲との誤解がどのように生まれるのかを伝えている。

本作を描くきっかけについて春野さんは、前作を担当した編集者からの提案だったと明かす。春野さん自身も「発達障害についてもっと詳しく描きたい」「いろんな人に知ってほしい」という思いから制作を引き受け、自らの失敗や対人トラブルの経験を包み隠さず作品に盛り込んだ。

作品には実際に起きたトラブルをもとにしたエピソードに加え、特性の解説や対処法、支援窓口の情報も収録されている。専門的な内容は臨床心理士・心理学博士の中島美鈴氏が監修しており、理解を深めるコラムも掲載されているという。

「もしかして私も発達障害かも」と悩んでいる人に向けて、春野さんは「悩んだら、すぐに心療内科に行ってみてください!まず自分にはどんな特性があるのかを知ると、どこでつまづいてきたのか、どんどん芋づる式にわかってくるはずです」とコメント。また、「一歩一歩自分を知っていくことが大切だと思っています」とも語っており、本作が自己理解のきっかけになればうれしいとしている。

悩みを抱えている人はもちろん、当事者を理解したい人も、ぜひ本編で春野さんの体験や思考の過程に触れてみてほしい。

取材協力:春野あめ(@AmeHaruno)

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