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足掛け10年でついに第5話公開の『ガルパン 最終章』!聖グロリアーナ女学院が大洗女子の“最後の相手”にふさわしい理由を解説

  • 2026.10.12

戦車に乗り込んだ女子高生が戦術や戦略を競い合う架空の競技「戦車道」を描き、多くのファンに愛されてきた「ガールズ&パンツァー」。OVA作品として2017年にスタートした「最終章」シリーズの最新作であり、冬季無限軌道杯と呼ばれるトーナメントでの戦いを描く『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』がついに公開を迎えた。

【画像を見る】大洗女子学園と聖グロリアーナ女学院のこれまでをプレイバック!

無限軌道杯もついに残りひと試合。決勝戦において大洗女子学園と戦うことになったのは、聖グロリアーナ女学院。これまで、大洗女子とは敵として出会い、時には共闘するなど様々な交流をしてきた聖グロリアーナとはどんな学校なのか?大洗女子との関係を含めて、聖グロリアーナについて解説していこう。

大洗女子学園が未だ勝利できない宿敵、聖グロリアーナ女学院

【画像を見る】大洗女子学園と聖グロリアーナ女学院のこれまでをプレイバック! [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt
【画像を見る】大洗女子学園と聖グロリアーナ女学院のこれまでをプレイバック! [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt

聖グロリアーナは、神奈川県横浜港を母港とするイギリス文化に大きな影響を受けているお嬢様学校。英国流の格式と作法を尊び、気品と才覚にあふれた淑女を育成する学校として名高く、勉学やスポーツなどでも名を馳せている。戦車道にも力を入れており、強豪校として大会ごとに上位進出を果たしている名門中の名門だ。チームを率いている隊長のダージリン(声:喜多村英梨)は、聖グロリアーナの理想を体現している人物と言われている。

聖グロリアーナと大洗女子との間では2度の対戦と1度の共闘が行われている。ちなみに、大洗女子は聖グロリアーナに対して2戦2敗。第63回戦車道全国高校生大会に優勝し、冬季無限軌道杯も決勝まで勝ち進んでいる大洗女子が唯一勝ち星を挙げていない学校なのだ。

大洗女子と聖グロリアーナ、最初の対戦

大洗女子と聖グロリアーナの初対戦となったのは、親善試合。大洗女子は、全国大会優勝を目指して戦車道を復活させたものの、ほとんどの者が戦車に触れるのは未経験。練習を重ね、全国大会への出場を前にして聖グロリアーナへ親善試合を申し込む。試合形式は相手の車輌をすべて倒したほうが勝ちとなる「殲滅戦」。車輌数の少ない大洗女子に合わせる形で5対5の試合が行われた。

戦車道経験者がいない大洗女子に対して、ダージリンは手を抜かずに戦うことを宣言。大洗女子は1輌の撃破に成功するも、最終的には隊長である西住みほ(声:渕上舞)たちが乗るⅣ号戦車のみで4対1の戦いを強いられることになる。みほの的確な判断と指示によって、大洗女子は市街地に誘い込まれた聖グロリアーナの戦車3輌を次々と撃破。ダージリンの乗るチャーチル歩兵戦車との一騎討ちにまで追い詰めていく。

大洗女子学園戦車道チームを率いる隊長の西住みほ(声:渕上舞) [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt
大洗女子学園戦車道チームを率いる隊長の西住みほ(声:渕上舞) [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt

みほが用いた機動性を活かした砲撃はダージリンたちを撃破する直前まで持ち込むが、一歩及ばずギリギリのところで返り討ちに遭い、敗北。しかし、弱小チームながら自分たちと互角の状況まで試合を進めたみほの実力を認め、ダージリンはその証であるティーセットを贈る。

以降、みほの存在が気になるようになったダージリンは、全国大会開始後に大洗女子の試合を観戦するように。

時には激闘を繰り広げ、時には手を組む…強い絆で結ばれたみほとダージリン

大洗女子が全国大会で優勝後、聖グロリアーナと大洗女子の再戦が行われている。試合形式はフラッグ車を先に走行不能にしたチームが勝利する「フラッグ戦」で、聖グロリアーナはプラウダ高校と、大洗女子は知波単学園とそれぞれ2校が共同したチームを組む形で編成。試合は、かつて練習試合を行った、大洗女子の地元である大洗町を舞台に展開された。

様々な試合や出会いを通してみほは成長していく [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt
様々な試合や出会いを通してみほは成長していく [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt

知波単が突撃にこだわった戦い方を繰り広げた結果、試合中盤にはほとんどの車輌が脱落。実質的には大洗女子がプラウダ&聖グロリアーナの強豪2校を相手にした戦いを繰り広げることに。地元を知り尽くした彼女たちは、地の利を活かして相手を翻弄しながら移動。最後は、大洗の名所である「アクアワールド茨城県大洗水族館」へと相手を誘い込む。水族館入り口付近にある階段を利用し、そこでダージリンの乗る車輌を撃破すべく行動したみほだったが、自身の車輌を盾としたプラウダの隊長カチューシャ(声:金元寿子)によって砲撃が防がれ、再びみほはダージリンの車輌の砲撃で敗北を喫するのであった。

この試合の直後、大洗女子に廃校宣言が通達され、学園艦の差し押さえが始まってしまう。これを阻止するために、大学選抜チームを相手取り、大洗女子と彼女たちを助けるべく集まった有志による「大洗連合チーム」による試合が行われた。ここにダージリン率いる聖グロリアーナも参戦。隊長のみほの指揮のもと、副隊長として一緒に協力して戦っている。

大学選抜チームは、みほの実家である戦車道の名門、西住流とライバル関係にあるもう一つの名門、島田流の娘である天才少女の島田愛里寿(声:竹達彩奈)が隊長を務めていた。

試合の後半では、西住流の娘である西住まほ(声:田中理恵)とみほの姉妹と愛里寿の対決となり、大接戦の末に大洗女子が勝利し、廃校を免れることになった。ダージリンはみほと共闘することで、これまで以上にその実力を認めるようになる。

みほとの再戦を望み、聖グロリアーナへ転入した愛里寿(声:竹達彩奈) [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt
みほとの再戦を望み、聖グロリアーナへ転入した愛里寿(声:竹達彩奈) [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt

そして試合後に、弱冠13歳にして戦車道の実力を認められ、飛び級で大学選抜チームを率いていた愛里寿が高校への編入を希望。みほと再戦したいという思いから聖グロリアーナに加わることになる。

冬季無限軌道杯の決勝戦で再びみほ、ダージリン、愛里寿の運命が交錯する

西住流にこだわった戦車道から離れたかったみほは、初めて自由に戦った試合で自分を認めてくれたダージリンには戦車道の先輩として尊敬する思いを持っており、ダージリンも他人に影響を与える戦車道をすることができるみほに一目置いている。一方、愛里寿もキャラクター「ボコられグマのボコ」好きという共通の趣味を持ち、戦車道を通してワクワクさせてくれるみほに対して友人として特別な思いを持っており、みほもその思いは同じ。こうした、互いにリスペクトする思いを持つ3人が交錯するのが、無限軌道杯の決勝戦でもあるのだ。

これまでの戦いを通して成長した大洗女子が聖グロリアーナに再び立ち向かう! [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt
これまでの戦いを通して成長した大洗女子が聖グロリアーナに再び立ち向かう! [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt

戦車道だけに絞ってしまえば、みほにとってダージリンはいままで2度も敗北している強敵。ダージリンは自身にとって戦車道の最後の試合を勝利で終わらせ、成長してきたみほと全力で戦いたいと思っている。そして愛里寿は、自分が全力で戦車道の実力を出せる相手であるみほとの再戦を強く望んでいる。こうした心情面に加え、大洗女子としても聖グロリアーナに対し、チームとして大きく成長した形でぶつかり勝利したいという思いは強い。そんなこれまで重ねてきた関係値を振り返れば、大洗女子の決勝戦の相手は聖グロリアーナがふさわしいと言えるだろう。

『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』は公開中! [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt
『ガールズ&パンツァー 最終章 第5話』は公開中! [c]GIRLS und PANZER Finale Projekt

歴戦を重ね、各チームが技術面・精神面共に成長した大洗女子は、持ち前の臨機応変さや個性を活かした戦い方に磨きがかかっている。彼女たちがどのように活躍し、どんな決勝戦を見せてくれるのか?まずはその前半戦となる『最終章 第5話』の試合を楽しんでほしい。

文/石井誠

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