1. トップ
  2. エンタメ
  3. 『VIVANT』に匹敵する“好発進”を飾った【日曜劇場】TVer“総合2位”を記録「規格外に面白い」「化け物級」2年経っても“圧倒”

『VIVANT』に匹敵する“好発進”を飾った【日曜劇場】TVer“総合2位”を記録「規格外に面白い」「化け物級」2年経っても“圧倒”

  • 2026.10.31
undefined
第32回橋田賞授賞式 神木隆之介 (C)SANKEI

長年にわたり、骨太な人間ドラマと圧倒的なスケール感で数多くの名作を生み出し、日本のテレビドラマ界を牽引し続けてきた「日曜劇場」。週末の夜に心を揺さぶる感動や熱い情熱を届けてくれる同枠には、時代を超えて語り継がれる傑作がそろっています。今回は、そんな“日曜劇場の人気作品”をテーマに5本セレクトしました。

本記事ではその第2弾として、炭鉱で栄えた島の青春と現代の東京を結び、家族・恋・夢の行方を70年にわたって描いたヒューマンラブストーリーをご紹介します。

※本記事は、筆者個人の感想をもとに作品選定・制作された記事です
※一部、ストーリーや役柄に関するネタバレを含みます

あらすじ

  • 作品名(放送局):ドラマ『海に眠るダイヤモンド』(TBS系)
  • 放送期間:2024年10月20日~2024年12月22日
  • 出演:神木隆之介(鉄平 役)ほか

物語は、1955年の長崎県・端島と2018年の東京を行き来しながら進みます。端島で炭鉱員の家に生まれた鉄平(神木隆之介)は、島外の大学を卒業し、鷹羽鉱業の職員として故郷へ戻りました。

一方、現代の東京では、その日暮らしのホスト・玲央(神木隆之介/二役)が、謎の婦人・いづみ(宮本信子)から突然結婚を持ちかけられます。彼女に誘われて長崎へ向かった玲央は、端島を前に涙するいづみの過去へ近づいていくのですーー。

端島と現代をつないだ“70年越しの物語”

数々の話題作を生み出してきたTBS日曜劇場。2024年秋には、壮大なスケールと緻密な人間ドラマが注目を集めた『海に眠るダイヤモンド』が放送されました。

10月20日に放送された第1話は、前年の日曜劇場『VIVANT』(TBS系)に匹敵する高い視聴率を記録し、好スタートを飾りました。

第1話では、大学を卒業した鉄平が故郷の端島へ戻り、炭鉱会社の職員として新しい一歩を踏み出します。同じ頃、歌手を名乗るリナ(池田エライザ)が島へ現れ、端島の若者たちの関係にも変化が生まれました。現代では玲央がいづみと長崎へ向かい、過去と現在をつなぐ謎が一気に動き始めます。歴史ドラマの厚みとミステリーの引きを同時に見せた初回でした。

TVer2,747万再生&作品賞グランプリーー放送後も広がった反響

放送後の広がりを数字で示したのが、見逃し配信です。TVerが発表した2024年10~12月の番組再生数ランキングで、本作は2,747万再生を記録し、総合2位にランクイン。

さらに、東京ドラマアウォード2025では、連続ドラマ部門の作品賞グランプリを受賞。朝子を演じた杉咲花さんは助演女優賞、塚原あゆ子監督は演出賞、King Gnuの『ねっこ』は主題歌賞に選ばれました。放送時の反響だけで終わらず、配信と作品評価の両面で結果を残した一作です。

SNSでは「今さら見始めたけれど良すぎる」「最終回でボロ泣きした」「規格外に面白い」「化け物級」「まだ観てない人が羨ましいくらいに名作」「爆泣き」といった絶賛の声が、今もなお寄せられています。

杉咲花が朝子役で見せた確かな表現力

undefined
ファンケル「toiro(トイロ)」の新CM発表会に出席した杉咲花 (C)SANKEI

本作で強い印象を残した一人が、銀座食堂の看板娘・朝子を演じた杉咲花さんです。第3話では、島で映画の出演者オーディションが行われ、朝子もこっそり演技を練習して参加します。初恋の相手について語る芝居を披露すると、映画プロデューサーの夏八木(渋川清彦)がその臨場感に驚き、島民も見入る展開になりました。劇中人物の朝子が“演技をする”場面だからこそ、杉咲さんの表現力が際立ちます。

そんな杉咲さんは、本作『海に眠るダイヤモンド』と、『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)の演技により第62回ギャラクシー賞テレビ部門の個人賞を受賞しています。

SNSでは「胸が締めつけられる」「もう演技に夢中」といった感想が相次ぎました。

「地獄段」は原寸大!昭和の端島をよみがえらせた大規模セット

物語への没入感を支えたのが、昭和の端島を再現した大規模な美術です。端島のオープンセットは海のない群馬県渋川市に建てられ、候補3か所から周辺環境や移動条件などを踏まえて選ばれました。象徴的な地獄段は距離も含めて当時の原寸大で制作されています。

第1話でリナが地獄段に立って『端島音頭』を歌う場面では、実際の階段セットの先にある木々を消し、CGで海を加えることで島の景色を作り上げました。炭鉱作業員が使うキャップランプも、古写真や博物館資料を手がかりに3Dプリンターで300個以上制作されています。背景の細部まで積み上げたことで、登場人物が本当にそこで暮らしているような生活感が生まれました。

時代を越える謎と恋や家族の記憶を壮大な映像で結び、配信や受賞でも結果を残した本作は、まさに“日曜劇場の人気作品”と呼ぶにふさわしい一作です。端島に生きた人々の喜びも痛みも知ったうえでもう一度第1話へ戻ると、何気ない場面まで違って見えてきますね!

※記事は執筆時点の情報です

の記事をもっとみる

注目コンテンツ