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ザック・クレッガーが放つ『バイオハザード』が北米で大ヒットスタート!興収&批評ともにミラ・ジョヴォヴィッチ版を圧倒

  • 2026.9.26

先週末(9月18日から9月20日まで)の北米興収ランキングは、誕生から30周年を迎えた日本発のホラーゲームを『WEAPONS/ウェポンズ』(25)のザック・クレッガー監督が新たに映画化した『バイオハザード』(10月9日日本公開)が初登場でNo. 1を獲得。まずは本作の興収と評価を詳しく見ていくことにしよう。

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人気ゲームを新たにリブートした『バイオハザード』 [c]Everett Collection/AFLO
人気ゲームを新たにリブートした『バイオハザード』 [c]Everett Collection/AFLO

3684館で公開を迎え、初日から3日間の興収は6015万2878ドル。2026年公開作のオープニング興収としては第11位だが、ホラージャンルに限定すれば『バックルームズ』(日本公開中)と『スクリーム7』(26)に次ぐ第3位。ちなみに歴代のオープニング興収ランキングでは全ジャンルで第234位で、ホラージャンルに限れば第11位。かなり上々のスタートを切ったことがわかる。

作品としての連続性はないが、同じゲームを原作としているという点でミラ・ジョヴォヴィッチ主演のシリーズが比較対象として適切だろうか。2002年から2016年にかけて計6作が製作された同シリーズは、日本では累計興収200億円と洋画フランチャイズのなかではかなりの成功作というイメージが強いのだが、北米では累計興収でも2億7000万ドル強と案外な結果に終わっていた。

“ゲーム感”が増したスリリングな展開で、批評家からも絶賛の声が相次ぐ結果に [c]Everett Collection/AFLO
“ゲーム感”が増したスリリングな展開で、批評家からも絶賛の声が相次ぐ結果に [c]Everett Collection/AFLO

そんなジョヴォヴィッチ版で最高の成績をあげていた『バイオハザードIV アフターライフ』(10)は、オープニング興収が2665万264ドルで最終興収6012万8566ドル。なので今回のクレッガー版は、同作を倍以上も上回るオープニング興収を叩き出しただけでなく、初週末だけで最終興収を抜き去ったことになる。ちなみに全世界興収ではシリーズ前半3作が1億ドル台だったのに対し、後半3作は当時流行していた3D上映の効果で3億ドル強。今作は3Dではないが“Filmed For IMAX”と複数のフォーマットがあり、すでに1億ドルを突破したようだ。

また、作品評価の面でも批評家から総スカンを食らったジョヴォヴィッチ版とは比べものにならない絶賛評を獲得している。批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば、批評家からの好意的評価は96%、観客からの好意的評価も91%と、ジャンル映画であっても(クレッガー監督の前作がそうであったように)賞レースに絡んできても不思議ではないレベル。いずれにせよ興行的なポテンシャルはかなり高く、北米での今後の伸びしろはもちろんのこと、日本でのヒットも見込めそうだ。

【写真を見る】「ひつじのショーン」の新作映画も初登場!今回もオスカー候補が狙える絶賛の嵐 [c] 2026 : AARDMAN ANIMATIONS Ltd - All Rights Reserved
【写真を見る】「ひつじのショーン」の新作映画も初登場!今回もオスカー候補が狙える絶賛の嵐 [c] 2026 : AARDMAN ANIMATIONS Ltd - All Rights Reserved

もうひとつ新作タイトルを紹介して取り上げたいのは、12位に初登場を果たした『映画 ひつじのショーン かぼちゃ畑の怪物!』(10月23日日本公開)。2183館で公開され、初日から3日間の興収は183万7847ドルと、前々作(前作は北米では配信のみで劇場公開されておらず)と比較するとおよそ半分ほど。ただ「ロッテン・トマト」によれば、批評家からの好意的評価は前々作と並ぶ99%で、96%だった前作を超える高水準をキープ。賞レースでの善戦、3作連続のアカデミー賞長編アニメーション賞候補も充分に期待できる。

文/久保田 和馬

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