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発熱児の登園強行はNG?「意味わかります?」別ママの猛反発で仕事優先の母が孤立

  • 2026.9.23

シルバーウィークはお家でのんびり漫画三昧?本稿では2026年上半期にバズった漫画を紹介。

保育園勤務の経験をもとに、現場のリアルな葛藤や課題をフィクションを交えて描いた話題作『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』の著者・まえだ永吉(@eikiccy)さん。

今回は物語の26~30話のエピソードとともに、病気による登園判断や要望を強く通そうとする保護者への現場での対応について、まえだ永吉さんに詳しく話を伺った。

「他の家庭の努力の意味がなくなる」登園を巡る保護者同士の激しい対立

『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』26-1 画像提供:まえだ永吉さん
『保護者支援もアンタ達の仕事でしょ?』26-1 画像提供:まえだ永吉さん
26-2 画像提供:まえだ永吉さん
26-2 画像提供:まえだ永吉さん
26-3 画像提供:まえだ永吉さん
26-3 画像提供:まえだ永吉さん

再び発熱した息子・はると君のお迎えに来た音喜多さん。保育士の三國谷先生は、音喜多さんが「保護者支援」を都合よく捉えていることに葛藤しつつも、彼女が抱える強いストレスや孤立感を心配していた。

翌朝、病院で「ただの風邪」と診断された音喜多さんは、「どうしても仕事に行きたい」とはると君の登園を強く頼み込む。

しかし、その様子を見ていた別の保護者が「先生、預かりませんよね?」と割って入る。自身の子供も風邪気味で登園を自粛したことを明かし、「音喜多さんのようなご家庭がいると、感染を防ごうとしている他の家庭の努力の意味がなくなってしまう。『言ってる意味わかります?』」と強く訴え、現場は騒然となるのだった。

そこへ駆けつけた佐田先生は、「特別扱いしてお預かりすると、他のお声に対応しきれなくなってしまう」と丁寧に理由を説明。誰にも味方してもらえない現実に打ちのめされた音喜多さんは、「私の周りには敵しかいない」と孤独を深めながら我が子を抱えて帰宅するのだった。

仕事と子供の体調の間で揺れる現実。元保育士が語る感染対策と葛藤

現場での保護者対応について、まえだ永吉さんは自身の経験を次のように振り返る。

「お子さんが下痢をしているにもかかわらず、『仕事があるから』と登園させようとされた保護者の方がいらっしゃいました。当時は園内で下痢や嘔吐が流行していたため、登園自粛をお願いせざるを得ませんでした」

また、働く親たちが直面する過酷な現状に理解を示しつつも、「お仕事が大変なのも十分に理解できますが、ご自身のお子さんの体調はもちろんのこと、周りのお子さんへ感染が広がる可能性についても想いを巡らせていただけたら」と語ってくれた。

働く親の余裕のなさと、集団生活を守る保育現場の苦渋の決断。音喜多さんはこの孤立した状況をどう乗り越えていくのか、今後の展開からも目が離せない。

■取材協力:まえだ永吉(@eikiccy)

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