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宇宙の知識をアップデートできる!?『宇宙なんちゃら こてつくん』がくすぐる“大人の知的好奇心”

  • 2026.9.23

ゆるくてかわいい絵柄で人気のクリエイター、にしむらゆうじが手掛けるWEBマンガ「宇宙なんちゃら こてつくん」。動物たちが暮らすアニマル国で宇宙飛行士を夢見るこてつと仲間たちの日常を描き、2021年にはNHK Eテレでアニメ化もなされた本作がついに映画に!こてつたちが宇宙人探しの冒険を繰り広げる『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」うっかり出てきた宇宙人を探せ!』が現在公開中だ。

【画像を見る】こてつくんと仲間たちと共に宇宙について楽しく学べる「宇宙なんちゃら こてつくん」

そのルックから子ども向けアニメと思われがちだが、宇宙にまつわる知識があちこちにちりばめられており、大人も思わず「そうだったのか!」と驚いてしまうことも多い「こてつくん」。作品ファンだけでなく、これまで同作を知らなかった人にもぜひおすすめしたいポイントをご紹介する。

かわいいだけじゃない!大人もハマる「こてつくん」の魅力

【画像を見る】こてつくんと仲間たちと共に宇宙について楽しく学べる「宇宙なんちゃら こてつくん」 [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会
【画像を見る】こてつくんと仲間たちと共に宇宙について楽しく学べる「宇宙なんちゃら こてつくん」 [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会

人類の月面着陸から50年あまりが経った時代、人類に続いて宇宙の探求に取り組むべくアニマル国に設立された「宇宙アカデミー」のパイロット科で宇宙飛行士を目指すこてつ(声:藤原夏海)が物語の主人公だ。同じクラスには優等生で親友のニコ(声:榎木淳弥)や、飛び級で入学した自称天才のみちこ(声:伊藤彩沙)など、個性的なメンバーがずらり。

宇宙業界を目指すのはパイロットだけではない。宇宙へ飛び立つためのロケットなどを研究するスペースクラフト開発科のルー(声:玉木雅士)、宇宙旅行のアテンドやガイドを養成する宇宙アテンド科のひかる(声:竹達彩奈)、宇宙飛行士たちの食を支える宇宙飲食科のおたま(声:山口茜)、さらに学生たちを見守るポジションの校長(声:青山穣)や行きつけのホルモン店を経営するトビオ(声:小山剛志)など、こてつを取り巻くキャラクターたちが数多く登場し、様々な角度から宇宙への学びを深めていく。

キャラクターたちのゆるくてコミカルなやり取りにほっこり [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会
キャラクターたちのゆるくてコミカルなやり取りにほっこり [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会

クールな優等生ニコは宇宙人の存在を静かに信じていて、意外とかわいいものが好きだったり、成績優秀なはずのみちこは意外と天然なところがあったり…。そのギャップや、作中で繰り広げられる彼らのコミカルなやりとりがクセになってしまうことも。アニメのオープニングや作中でのツッコミワードに使われるコーラスのような通称“なんちゃらボイス”も、ついつい口ずさみたくなってしまう中毒性がある。

昔の知識がアップデートできる!宇宙の豆知識が満載

かと思えば、宇宙についての最新の知識が得られるのも「こてつくん」のおもしろいところ。宇宙に関しては子どもの頃に本で読んだり、学校で習ったきり…という人も多いだろう。

「宇宙アカデミー」では様々な方面から宇宙に関わる学問を学ぶことができる [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会
「宇宙アカデミー」では様々な方面から宇宙に関わる学問を学ぶことができる [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会

「虫歯があると宇宙飛行士になれない」という話を聞いたことがある人もいるかもしれないが、それがなぜなのかを説明できる人はぐっと減るのではないだろうか。「こてつくん」では、虫歯になってしまったこてつと、特別授業にやって来た歯科医の会話によってその理由が説明される。一つには歯科治療の設備がないことが挙げられ、もう一つには船外活動で使う宇宙服の着用による痛みの増幅が挙げられており、その理由をアニメーションでわかりやすく解説してくれるので、「そういうことだったのか!」と納得できる構成になっている。

壮大すぎる…!実際の宇宙映像も登場 [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会
壮大すぎる…!実際の宇宙映像も登場 [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会

アニメ版ではさらに踏み込んだ解説パートとして「今日のなんちゃら雑学」が設けられており、ナレーション担当のムロツヨシが演じるマスコットキャラクター、DAXA(ダクサ)くんが解説を担当している。「ブラックホールって結局なんなんだろう?」「ハビタブルゾーンってなに?」「宇宙人との交信は可能なの?」といった疑問や、専門的な解説では難しいと感じてしまうテーマも、子どもにわかりやすいように解説されているので、これまであまり宇宙に関心がなかったという大人にもおすすめしたいポイントだ。

宇宙開発のいまを知ることができる [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会
宇宙開発のいまを知ることができる [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会

また、科学や宇宙開発の技術は日進月歩。「いまはここまで進化している、解明されているんだ」と驚くことは、子どもよりも大人に多いだろう。子どもの頃に得た知識のアップデートにも役立つかもしれない。

映画版では“本物の宇宙”が登場!?知りたい気持ちをさらに刺激する!

劇場で公開中の『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」うっかり出てきた宇宙人を探せ!』は、その実在が議論を呼ぶ宇宙人の謎に迫っていくストーリーとなっている。また、こてつたちのゆるいタッチのデザインや、普段過ごしている街などの風景とは対照的に、宇宙空間や天体の表現には実写を含むリアルな映像が使用されている。専門性の高い科学コンテンツを数多く送りだしてきたNHKだけでなく、日本の宇宙開発拠点であるJAXAの協力によるハイクオリティな宇宙の映像が満載で、人類がまだ解明できていない宇宙の謎の深さや、宇宙の広大さに圧倒されることだろう。

『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」うっかり出てきた宇宙人を探せ!』は公開中! [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会
『映画「宇宙なんちゃら こてつくん」うっかり出てきた宇宙人を探せ!』は公開中! [c]Space Academy/ちょっくら月まで映画委員会

現実の世界でもUFOや宇宙人の話題はたびたび世間をにぎわせているが、はたしてこてつたちは宇宙人に会うことができるのか?こてつたちの宇宙人探しの行方を劇場で見届けよう!

文/藤堂真衣

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