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5歳の息子「昨日より大人の味がするね」とカレーを食べて一言。理由を聞いた夫婦が思わず笑った瞬間

  • 2026.10.14

ひと晩おいたカレーを食べた息子の一言

その日の夕飯は、前の晩に多めに作っておいたカレーライスでした。

温め直したカレーをお皿によそい、家族3人で食卓を囲みます。

夫と5歳の息子が座っていました。

「いただきまーす!」

息子は元気よくスプーンを握り、カレーをひと口食べました。

ところが、いつもなら夢中で食べ始める息子が、なぜかスプーンを置いて考え込んでいます。

「あれ、どうしたの?おいしくない?」

私が声をかけると、息子は首を横に振りました。

そして、妙に真剣な顔でこう言ったのです。

「今日のカレー、昨日より大人の味がするね」

「えっ、大人の味?」

思わず夫と顔を見合わせました。

まだ5歳なのに、ずいぶん大人びたことを言うものです。

ひと晩おいたカレーは味がなじむと聞きますが、息子にもその違いが分かったのでしょうか。

少しうれしくなった私は、思わず聞き返しました。

「へえ、そうなんだ。どんなところが大人の味なの?」

夫も興味を持ったようで、スプーンを止めて息子の答えを待っています。

息子はしばらく考え込み、何かを確信したようにうなずきました。

「カレーが大人になった」という息子の発想

そして、自信たっぷりに答えたのです。

「だって、昨日より味が濃いんだもん!」

「えっ、そういうこと?」

予想外の答えに、私は思わず笑ってしまいました。

息子にとって「大人の味」とは、どうやら味が濃いことだったようです。

夫もおかしそうに笑っていますが、本人はいたって真剣です。

「えー、なんで笑うの?」

不思議そうに私たちを見つめる息子に、私は笑いをこらえながら伝えました。

「ごめんごめん。でもね、これ、昨日と同じお鍋のカレーなんだよ」

「えっ、同じなの?」

息子は驚いた顔で、自分のお皿をじっと見つめました。

「うん。昨日作ったカレーを温めたんだよ」

すると、息子はしばらく黙って考え込んでいました。

そして、何かに気づいたように顔を上げると、こう言ったのです。

「じゃあ、カレーが、ひと晩で大人になったんだね」

その瞬間、夫も私もこらえきれずに大笑い。

「そうか、カレーも大人になるのか!」

夫が笑いながら言うと、息子もうれしそうに笑い始めました。

昨日と同じカレーなのに、今日は味が濃く感じる。それなら、カレーがひと晩で大人になったのだろう。

息子なりに考えて出した答えが、なんともかわいらしくて、しばらく笑いが止まりませんでした。

そのあと息子は、何事もなかったかのように、またカレーを食べ始めました。

あとで鍋を洗いながら、私はふと思いました。

ひと晩おいたカレーは、確かに昨日とは少し味の印象が違います。息子も、その小さな変化を感じ取ったのかもしれません。

それ以来、残ったカレーを翌日に出すときは、家族の誰かが決まってこう言うようになりました。

「今日は、大人のカレーです」

すると息子は、ちょっと得意げに背すじを伸ばしてスプーンを握ります。

わが家では今でも、ひと晩おいたカレーは「大人のカレー」と呼ばれています。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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