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「どこ行ったの?」ほとんど連絡を取らない友人から2度届いた一文。誰にも話していない外出を知っていた理由は今も分からない

  • 2026.9.21

年に一度も話さない相手だった

学生時代に同じ教室で過ごした友人がいます。

卒業してからは年に一度も話さないような間柄で、共通の友人の集まりで顔を合わせても、軽く会釈をするくらいの距離でした。

ところが、その人からは時々、思い出したように連絡が来ました。

「久しぶり。元気にしてる?」

「元気だよ。どうしたの、急に?」

「ううん、なんとなく。元気ならよかった」

やり取りは、いつも数往復で終わります。「今度会おう」と言われるわけでもありません。

最初は、ふと思い出して連絡してくれただけだと思っていました。

ただ、後から振り返ると少し気になることがありました。

私が部屋を移したころにも、職場を変えると家族にだけ話したころにも、その人から連絡が来ていたのです。

もちろん偶然かもしれません。それでも、同じことが続くと少しだけ引っかかるようになっていました。

休みの夜に届いた、同じ一言

秋の休日、私は夫と朝から遠出をしました。

出かけることを決めたのは前日の夜です。職場の人にも友人にも予定を話していませんでした。

その日の夜、夫が運転する車で帰っていると、スマートフォンに通知が入りました。

画面に表示された名前を見て、私は思わず手を止めました。

「…え?」

「どうしたの?」

「学生時代の友達からなんだけど…」

画面には、短い一文が表示されていました。

「どこ行ったの?」

「今日出かけるって、その人に言った?」

夫に聞かれ、私は首を振りました。

「言ってないよ。最近、連絡も取ってないし」

「じゃあ、どこかで見かけたのかな」

「それなら分かるけど…どうなんだろう」

少し気になりましたが、その場では返事をしませんでした。

家に着き、荷物を片づけていると、もう一度通知が鳴りました。

「ねえ、どこ行ったの?」

今度も、それだけでした。

責められているような言い方ではありません。ただ、私がどこかへ出かけたことを知っているような文章に見えました。

「やっぱり、ちょっと気になるな…」

私が夫に画面を見せると、夫も少し考えてから言いました。

「嫌なら、無理して返さなくてもいいんじゃない?」

私もそう思い、その日は返事をしませんでした。

どこで知ったのかは分からないまま

翌日、以前から約束していた共通の友人とお茶をしました。

話の流れで、私は前日のことを口にしました。

「昨日さ、あの人から『どこ行ったの?』って2回来たんだよね」

「そうなんだ、昨日どこか行ってたの?」

友人は本当に初めて聞いたような顔をしました。

「夫と遠出してた。でも誰にも言ってなかったんだよ」

「それはちょっと不思議だね」

「あの人に何か話したりしてないよね?」

「してないしてない。最近、私もほとんど連絡取ってないし」

「じゃあ、どこかで見かけたのかなあ」

「それくらいしか思いつかないね」

結局、その場で答えは出ませんでした。

私が出かけることを事前に知らせていたのは夫だけです。ただ、移動中に誰かに見られていた可能性まで否定することはできません。

2度目の連絡にも返事はしませんでした。

その後、その友人から新しい連絡は来ていません。こちらから理由を聞くこともしなかったため、あの「どこ行ったの?」が何をきっかけに送られてきたのかは、今も分からないままです。

ただの偶然だったのか、それともどこかで私を見かけていたのか。

今でもたまに、あの短い一言を思い出します。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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