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予定日が来ても「全然生まれる気配がない…」⇒翌日「予定日を超過してるので…」医師が下した決断とは<先天性食道閉鎖症>

  • 2026.9.18

精神的な持病がある佐藤茜さんは、そのことを理解してくれた大和さんと結婚し、数年後に妊娠。ハイリスク妊婦のため、総合病院で出産することになりました。夫は仕事が忙しく休日出勤が多いため、実家の近くに引っ越して、産後は両親のサポートを受けようと決意。妊娠中から、夫との別居生活が始まりました。
そして、ある日の妊婦健診で羊水が多いことが判明し、大学病院で再検査をすることに。その結果、やはりほかの妊婦さんよりも羊水が多いと診断されました。

羊水過多症の原因は不明なことが多いようで、医師からは「生まれてみないと何とも言えないです」と伝えられます。検査結果を受け、医師は、NICU併設の総合病院で出産するように言いました。

不安はあるけれど、生まれてみなければわからない。そうであれば……。

「残り少ない妊婦生活を楽しもう!」

茜さんは自ら妊婦生活を充実させることで不安を解消しようとしました。妊婦である今しかできないベリーペイントという体験を通して、とても気分が上がったようです。しかし相変わらず夫は仕事が忙しいようで、返信が来るどころか、既読すらつきません。

やがて、出産予定日がやってきます。

いよいよ出産へ…

出産予定日になっても生まれる気配がなく、そのまま予定日を超過。病院で「促進剤を使ってみましょう」と提案され、茜さんは「はい!」と答えます。

そして母に「このまま入院して出産になりそう」と電話。夫は多忙で来られずひとりでの出産になりますが、「ベビちゃんがんばろうね!」とおなかに手をあてて、意気込むのでした。

◇ ◇ ◇

予定日を1〜2週間過ぎても陣痛が来ない場合や、お母さんや赤ちゃんの状態によって、陣痛誘発剤を使って分娩を促すことがあります。そして羊水過多症のケースでは、お母さんや赤ちゃんの安全を優先し、分娩時のトラブルを防ぐため、医師の判断で早めに対応することがあり、そのため今回は、予定日を1日過ぎた時点で陣痛誘発剤を使うことになったのかもしれません。

陣痛誘発剤を使うと、子宮の収縮が促されて陣痛が起きやすくなります。自然な陣痛と比べて収縮が強くなることもあるため、使用中は赤ちゃんの心拍や子宮収縮の状態を継続的にモニタリングしながら進めていきます。疑問や不安があれば、その都度医師や助産師に聞いてみるといいでしょう。

家族の事情でひとりでの出産となり、不安を感じる方もいると思いますが、茜さんのように「赤ちゃんとふたりでがんばろう」と気持ちを切り替えることが、出産という大仕事を乗り越える力になることもあるのではないでしょうか。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修者:関根直子(助産師)

著者:いもやまようみん


著者:マンガ家・イラストレーター いもやまようみん


監修者:助産師 関根直子

筑波大学卒業後、助産師・看護師・保健師免許取得。総合病院、不妊専門病院にて妊娠〜分娩、産後、新生児看護まで産婦人科領域に広く携わる。チャイルドボディセラピスト(ベビーマッサージ)資格あり。現在は産科医院、母子専門訪問看護ステーションにて、入院中だけでなく産後ケアや育児支援に従事。ベビーカレンダーでは、妊娠中や子育て期に寄り添い、分かりやすくためになる記事作りを心がけている。自身も姉妹の母として子育てに奮闘中。

ベビーカレンダー編集部

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