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衣替えでやりがちなNG5つ 防虫剤は衣類の上が正解

  • 2026.9.16

衣替えのシーズン。せっかくしまったのに、来年出したら虫くいやシミ、カビ……という失敗は、たいてい「しまい方」で決まっています。防虫剤メーカーが公式に案内している内容をもとに、やりがちなNGと正しいしまい方を5つにまとめました。特に迷いやすい「防虫剤は上・除湿剤は下」の置き分けも整理しています。

先に結論だけまとめると、衣替えでやりがちなNGと正しいしまい方は下の図の5つです。

出典 weboo.link

NG1|1〜2回しか着ていない服を、洗わずにそのまましまう

「ほとんど着ていないから」と、洗わずに収納ケースへ。ありがちな失敗です。
見た目はきれいでも、汗や皮脂、食べこぼしは繊維に残っています。こうした汚れは衣類の害虫のエサになり、カビの原因にもなります。ウールなどの天然素材だけでなく、化学繊維も被害を受けることがあります。
シーズン中に一度でも着た服は、洗濯かクリーニングをしてからしまうのが基本です。

しまう場所の掃除も忘れずに

衣類だけでなく、しまう場所も要注意。引き出しやケースの隅にたまったほこりは、虫が住みつくきっかけになります。中身を出したタイミングで、ケースや引き出しの中を拭いておきましょう。

NG2|防虫剤を衣類の下や、服と服の間に入れる

防虫剤を「服にいちばん近いところに」と考えて、衣類の間に挟んでいませんか。実はこれ、効きにくい置き方です。
防虫剤の成分は空気より重く、上から下へ沈むように広がります。そのため、たたんだ衣類の一番上に置くのが正解。下に置くと、成分が衣類全体に行き渡りません。
クローゼットで吊り下げタイプを使うなら、吊るす数が1つなら真ん中に、2つ以上なら間隔をそろえて下げると、効きムラが出にくくなります。

除湿剤は逆に「下」が基本

紛らわしいのが除湿剤です。湿気は下にたまるので、タンクタイプの除湿剤は収納の一番下や、空気がこもりやすい四隅に置きます。一方、引き出し用のシートタイプは、吸湿面を上にして衣類の一番上に置くものが多くあります。下に敷くタイプもあるので、パッケージの表示に従いましょう。「防虫剤は上、タンク型の除湿剤は下」とセットで覚えておくと迷いません。

出典 weboo.link

NG3|収納ケースに衣類をぎゅうぎゅうに詰める

衣替えのたびに「もう1枚入りそう」と押し込んでしまいがちですが、詰め込みすぎは防虫の面でも不利です。すき間がないと、防虫剤の成分が衣類の間を通って行き渡りません。
収納ケースは8分目くらいまでを目安にしましょう。クローゼットも同じで、服と服の間に風が通るくらいの余裕を残しておくのがポイントです。

クローゼットはときどき扉を開けて換気

閉め切ったクローゼットは湿気がこもります。週に何度か扉を開けて空気を入れ替えるだけでも、カビのリスクは下がります。綿・ウール・シルク・カシミヤなどの天然素材は湿気を吸いやすいので、とくに意識したいところです。

NG4|種類の違う防虫剤を一緒に使う

「去年の残りがあるから」と、違う種類の防虫剤を同じ引き出しに入れるのは避けたい使い方です。
防虫剤には成分の違う種類があり、組み合わせによっては成分どうしが反応して溶け、衣類にシミが付くことがあります。ただし、においのしないタイプに多いピレスロイド系は、ほかの防虫剤と併用できます。迷ったら1つの収納には1種類にそろえるか、ピレスロイド系を選ぶと安心です。
使用量も自己流にしないこと。少なすぎると効果が出ず、多すぎてもむだになるので、パッケージに書かれた量を守りましょう。

有効期間は「衣替えの回数」で選ぶ

防虫剤の効き目は、数か月から1年ほどと製品によって違い、選びやすいのは半年用と1年用です。春と秋の年2回きちんと衣替えをするなら半年用、大きな収納で衣替えのたびに中身を入れ替えないなら1年用、と選ぶとむだがありません。入れた日をマスキングテープに書いてケースに貼っておくと、交換忘れを防げます。

NG5|湿度の高い日に衣替えする/クリーニングの袋のまましまう

最後は、見落としがちなタイミングと状態の話です。
衣替えは晴れて空気が乾いた日にするのがおすすめ。雨の日や湿度の高い日にしまうと、収納の中に湿気を一緒に閉じ込めてしまいます。
また、クリーニングから戻ってきた衣類のビニール袋は必ず外しましょう。袋の中に湿気がこもり、カビや黄ばみの原因になります。袋を外して陰干しし、しっかり乾かしてから収納します。

衣替えの手順まとめ

5つのNGを裏返すと、衣替えの手順はこうなります。
1. 晴れて空気が乾いた日を選ぶ
2. しまう衣類をすべて洗濯・クリーニングし、完全に乾かす
3. 収納ケースや引き出しの中を掃除する
4. 衣類は8分目まで。ビニール袋は外して入れる
5. 防虫剤は衣類の一番上、タンク型の除湿剤は一番下か四隅に置く
6. 防虫剤は1つの収納につき1種類(併用するならピレスロイド系)。入れた日を控えておく
7. 作業中は窓を開けて換気する
来年の自分が「きれいなまま出せた」と思えるかどうかは、この数十分で決まります。

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