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授業参観「パパも来て」息子が泣いて頼んでも『NG』→「俺」絶句し、猛省した『息子の行動』

  • 2026.8.21

これは、同僚の岩瀬さん(仮名)の体験談です。授業参観が近づくたびに「今度はパパも来てよ。みんなのパパも来るんだよ」とお願いする小学1年生の息子。しかし夫は「授業参観は母親が行くもの」という考えから取り合いませんでした。ところが……

学校行事は母親の役目?

40代の夫は「学校行事は母親が行くもの」という考えを持っていました。周囲の若い父親が授業参観や運動会へ参加していても「俺の親は授業参観なんて一度も来なかったけど、俺は強く育った」というのが口癖だったのです。

小学1年生の息子は、授業参観が近づくたびに「今度はパパも来てよ。みんなのパパも来るんだよ」と頼んでいましたが、それでも夫は「ママが行けば十分だろ」と答え、自分の考えを変えようとはしませんでした。

初めての授業参観

参観当日の朝も、息子は「お願いだからパパも来て」と涙ながらに頼みましたが、夫は「男なんだからそれくらいで泣くな」と言い残し、そのまま仕事へ行ってしまいました。

ところが午前中、下の娘が突然高熱を出し、私は病院へ連れて行くことに。参観後の懇談会では夏祭りの係決めも予定されていたため、なんとか夫に頼み込み、早退して授業参観へ行ってもらうことになったのです。

息子の笑顔が変えた心

夫が教室へ入ると、息子は姿を見つけた瞬間「パパ、本当に来てくれた!」と満面の笑顔で駆け寄ったそうです。授業が終わると「これ僕が作った!」「あれが僕の席!」と、誇らしそうに教室の中を案内して回りました。

帰り際、担任の先生からも「こんなに嬉しそうな岩瀬くんを見るのは初めてです」と声をかけられ、夫は何も言えず、息子の笑顔をただ静かに見つめていました。

父親としての新しい一歩

帰宅するなり、夫は「俺……夏祭りの焼きそば焼き係するから」と照れ笑いを浮かべながら言いました。思いがけない言葉に、私は驚きを隠せません。「なんでそうなったの?」と尋ねると、夏祭りの係決めで誰も手を挙げなかったため、自分が立候補したと話し始めたのです。

続けて夫は「でも、あんなに嬉しそうな息子の顔を見たら、行ってよかったって思えた」と言いました。そして「俺、本当は親に来てほしかったのに、それを認めたくなくて『来なくても平気だった』って思い込んでいたのかもしれない」と打ち明けてくれたのです。

それ以来、夫は自分から学校行事の予定を確認するようになり、息子も「次はパパいつ来るの?」と学校をさらに楽しみにするようになりました。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

EPライター:逢坂 ゆな
ライター業をしながら、実は現役の保育士でもある。その実体験を元にしたエピソードをSNS発信すると好評を得て、執筆者としても活躍するように。幼稚園教諭や歯科受付などの、多彩な職業も経験。読者からの共感の声やお悩み相談、体験談が届き、それらも元に執筆中。育児エピソードや義母・夫とのバトルなど、ママ世代から共感を呼ぶリアルな体験記事が人気。

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