1. トップ
  2. おでかけ
  3. 【薬院】緑の中で迎える朝~スマートホテル『YADO/Re 薬院』誕生

【薬院】緑の中で迎える朝~スマートホテル『YADO/Re 薬院』誕生

  • 2026.9.16

皆さん、こんにちは。リビングふくおか・北九州Web地域特派員のkurinaです。ようやく気温が落ち着いてきて、街にも少しずつ秋の気配が漂い始めましたね。散歩やジョギングを楽しむ方の姿も見かけるようになりました。今年のシルバーウイークは最大9連休ということもあり、秋の行楽に出かける方も多いのではないでしょうか。そんな行楽シーズンを前に、福岡に新しいホテルが誕生します。

都市滞在型スマートホテル『YADO/Re (ヤドリ)薬院』が、9月14日(月)に開業しました。場所は西鉄天神大牟田線薬院駅から徒歩4分。

出典:リビングふくおか・北九州Web

提供:YADO/Re 薬院

日本で古くから使われてきた“宿”に由来する「YADO」。Reには、リラックスやリカバリー、リフレッシュなど、ホテルで過ごす時間を通じて自分を整え、また新しい一日へ向かって欲しい――そんな想いから名付けられた『YADO/Re 薬院』。 今回、開業前の内覧会に参加させていただき、ホテルのコンセプトや、皆さんに楽しんでいただきたいポイントなど、色々とお話を伺ってきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

株式会社えんメディアネット代表取締役:坪倉伸一氏

「長年不動産に関わる中で、視点や発想、使い方次第で、その価値は大きく変わると実感してきました。既存の不動産を活かしながら、新たな視点を加え、『編集』して地域に届けていく――それが私たちのミッションです」 そう語るのは、ホテルを運営する、えんホールディングスグループ・株式会社えんメディアネットの代表取締役、坪倉伸一氏。

その上で、ホテルの開業にあたり、背景となる3つの考え方について話してくださいました。 「1つ目は、“スマートホスピタリティ”――時間や担当者に左右されず、ゲストにより自由に、心地よく過ごしていただきたい。2つ目は、“薬院”を愉しむ――福岡で暮らす人々の日常が息づく薬院という街の日常に触れながら、都市滞在(アーバンツーリズム)を楽しんでいただきたい。3つ目は、“サステナブルデベロップメント”――街と共存してきた既存の建物から、新たな価値や役割を引き出していく 」 これらの考え方をもとに誕生したのが、YADO/Re 薬院です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

1階カフェに残る大きな柱は、学生寮時代の名残り

実はこのホテル、約20年以上も予備校の学生寮とし使われてきた建物をリノベーションしたもの。1階のカフェスペースは、かつて寮の食堂として使われていた場所だそうです。また、この建物の象徴である三角屋根は当時のまま残され、最上階の客室では吹き抜けとして生かされています。そのほか柱や窓など、館内の随所に学生寮時代の面影がそっと残されています。

SMART&GREEN

YADO/Re 薬院が目指すホテル作りは、ずばり「SMART&GREEN」。 テクノロジーを活用した無人チェックインやスマートロックにより、宿泊者が自分のペースで、より自由に快適に過ごせる環境が整えられていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

宿泊者のスマートフォンには予め、二次元コードがホテルから送られています。そのコードをカフェ横に設置してある端末で読み込み、手続きを進めて行くと、部屋番号と鍵番号が入手できるそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

エレベーターを使用するには、鍵番号もしくは二次元コードが必要になります。

出典:リビングふくおか・北九州Web

また館内の至るところでは、約100種類の樹木や植物が訪れる人を出迎え、ひと時の安らぎと癒しを与えてくれています。 「特に通りに面しているバルコニー側には多くの植物を置くことで、通りを歩く人たちにも楽しんでいただきたいと考え、植栽の監修を石原さんに依頼しました。あとは専門家である石原さんにお任せで」と坪倉氏は教えてくださいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「石原さん」とは、世界的な庭園デザイナー・石原和幸氏のこと。今回、ホテルのエントランスやカフェの中庭、客室のバルコニーなどの植栽計画は、世界最高峰の園芸展「英国チェルシーフラワーショー」で2025年までにゴールドメダルを13個獲得するなど、国内外で庭園やランドスケープデザイン、緑化によるまちづくりを手がける石原氏が担当しています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

実際にバルコニー側(玄関)外にはたくさんの植物が植栽されていて、ここだけ清々しい空気が漂っていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

総支配人・﨑元敬太氏

「SMART(スマート)は、テクノロジーを活用することでチェックインなどの手続きをよりシンプルにし、宿泊を快適にすること。GREEN(グリーン)は、単に緑を置くということではなく、自然や地域とのつながり、心地よさやウェルビーイングを大切にすること。便利さだけでも、心地よさだけでもない。テクノロジーと人間らしい豊かさを両立する。それがYADO/Re 薬院が目指すSMART&GREENです」 と語るのは、総支配人・﨑元敬太氏。

実際に、すべてがスマートフォンタッチで完了するスマートさの中で、ふと目に入る豊かな緑に心が癒されるという、少し不思議な感覚を覚えました。とても居心地の良い空間でした。

客室と設備

客室は全90室・8タイプ。それぞれの部屋は20平米以上が確保されており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。1名での利用からカップル、グループ、ファミリーまで、最大6名の滞在に対応した客室が用意されています。 2階〜7階までは、スタンダードなダブルとツインルームが並びます。

■ダブル 20平米を超える広さの客室にクイーンベッドが1台。最大2名の宿泊が可能で、10,000円(税込・2名1室)〜。

出典:リビングふくおか・北九州Web

2階ダブルルーム

■ツイン 20平米を超える広さの客室にセミダブルベッドが2台。最大4名の宿泊が可能で、15,000円(税込・2名1室)~。

出典:リビングふくおか・北九州Web

2階ツインルーム

8階〜10階までは、ラグジュアリー仕様の客室が15室並びます。 8階にあるデラックスツイン、シアターツイン、デラックストリプル、スイート4室と、10階にあるトップバンクスイートを内覧させていだきました。

■デラックスツイン 40平米を超える広さの客室にダブルベッドが2台。最大4名の宿泊が可能で、20,000円(税込・2名1室)〜。

出典:リビングふくおか・北九州Web

8階デラックスツイン

■シアターツイン(ユニバーサル) こちらも40平米を超える広さの客室にダブルベッドが2台。最大4名の宿泊が可能で、22,000円(税込・2名1室)〜。

出典:リビングふくおか・北九州Web

8階シアターツイン(ユニバーサル):広々とした洗面室

■デラックストリプル ダブルベッドが3台置かれた50平米超の客室で、最大6名の宿泊が可能。27,000円(税込・2名1室)〜。

出典:リビングふくおか・北九州Web

8階デラックストリプル

出典:リビングふくおか・北九州Web

8階デラックストリプル:奥にはさらにもう1台のダブルベッドが備わります

■スイート 学生寮だった頃の三部屋を繋げたスイートルーム。TVのあるリビングとは二間続きで寝室が設けられ、クイーンベッドが2台。最大4名の宿泊が可能で、60平米超。30,000円(税込・2名1室)〜。

出典:リビングふくおか・北九州Web

8階スイート

出典:リビングふくおか・北九州Web

8階スイート:二間続きの奥にはクイーンベッドが2台備わります

■トップバンクスイート(10階) 最上階に位置し、最大6名の宿泊が可能。クイーンベッド2台とセミダブルベッドが2台備えられ、キッチンが完備されています。学生寮時代の象徴である三角屋根部分は吹き抜けとして生かされています。開放感も抜群で、プロジェクターや大画面TVも完備。滞在そのものを愉しめるお部屋です。38,000円(税込・2名1室)〜。

出典:リビングふくおか・北九州Web

10階トップバンクスイート:キッチンが完備されています

出典:リビングふくおか・北九州Web

10階トップバンクスイート

出典:リビングふくおか・北九州Web

10階トップバンクスイート:学生寮時代の象徴である三角屋根部分にプロジェクターを投影

8~10階のお部屋には洗濯乾燥機もついていて、長期滞在にもよさそうです。

「SMART&GREEN」のGREENには、”サステナブル”という大切な考え方も

客室の設備には、再生羽毛を使用した羽毛布団「ミライクルダウン」をはじめ、人にも地球にも優しいサステナブルな商品が採用されていました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ORGANITのハンドソープとボディミルク

各部屋に置かれたハンドソープやボディミルクをはじめ、シャンプー類のアメニティは「ORGANIT」。厳選した植物由来の原料をベースに、植物エキスや精油などを配合したプロダクトです。誰もが安心して使える製品づくりと、地球環境を守るためのエシカルな取り組みを続けているブランドです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

1階エレベーター後方のAMENITY BAR

歯ブラシ類などのアメニティー「THE ECHO」。もみ殻由来のバイオマスプラスチックを使用したアメニティーで、プラスチック使用量をおよそ40%削減しています。 ※歯ブラシ類のアメニティーは、1階エレベーター後方にある“AMENITY BAR”から必要な分を自由に取れるスタイルです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

2階ベンダールームのウォーターサーバー

サステナブルな取り組みは他にも。ペットボトル削減への取り組みとして、8~10階のお部屋と共用部分にはウォーターサーバーが設置されており、全ての客室にはウォータージャグが完備されています。

福岡・薬院を拠点とする企業やクリエイターとの出会い
出典:リビングふくおか・北九州Web

全室に備わるB・B・B POTTERS(スリービーポッターズ)のマグカップ

全ての客室に置かれているマグカップと、キッチンを備えた“バンクスイート”に備えられているキッチンアイテムは、福岡・薬院のライフスタイルショップ「B・B・B POTTERS」でセレクトしたもの。暮らしの道具を通して“心豊かな暮らし”を提案するショップで、薬院の街で長く親しまれている存在です。

出典:リビングふくおか・北九州Web

また全ての客室には、ホテルオリジナルのルームアートが飾られています。 “Urban Green Archive(アーバングリーンアーカイブ)”と呼ばれるこのオリジナルアートワークでは、福岡の街を実際に散策して出会った草花を押し花として保存し、その風景と共に記録したものが作品として設置されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

作品側面に記されたエリア名と距離表示のクレジット

「作品には、エリア名とホテルからの距離、徒歩時間などをクレジットとして記載しています。ここに行ってみようかな、という風に街へ出かけてもらう。ホテルと福岡の街を繋ぐアートになっています」と話す﨑元氏。 旅心がくすぐられる仕掛けですよね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

カーテン越しに光が零れるBlumoのパブリックスペースアート

そのほか、パブリックスペースアートとして、共用部には福岡・大楠で植物や花器を用いた空間づくりを手掛ける「Blumo」がコーディネートしたアートが設置されています。自然物と人工物の調和を大切にした作品が、館内を優しく包み込んでいました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

HIGHTIDE(ハイタイド)が手掛けたエコバッグ(グレー)

内覧会の受付で資料と共にいただいた開業記念オリジナルエコバッグ。グレーとグリーンの2色展開×3種類のエコバッグは、福岡を拠点に文具や雑貨、ライフスタイルアイテムを展開する「HIGHTIDE」が手掛けたもの。こちらは開業記念アイテムとして、宿泊ゲストに数量限定で進呈されます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

色違いのエコバッグ(グリーン)はこちら

受付の方に「SMART&GREENにちなんで、グリーンはどうですか」とお勧めいただいたので、グリーンのエコバッグをいただきました。鮮やかな色合いで、気分があがりました。

YADO/Re 薬院は、宿泊者の利便性や心地よさをSMART&GREENを通して体現し、地域や地域住民の日常にスポットをあてながら、新しい都市滞在を提案するホテルです。 皆さんもぜひ、YADO/Re 薬院で新しい“旅”をご体感ください。

『YADO/Re 薬院』 ■公式サイト:https://yadoreyakuin.en-mn.jp ■開業日:2026年9月14日(月) ■所在地:〒810-0012 福岡県福岡市中央区白金1丁目1-28 ■アクセス:西鉄天神大牟田線/福岡市地下鉄七隈線 薬院駅より徒歩4分、福岡市地下鉄七隈線 渡辺通駅より徒歩6分 ■客室数:全90室(8タイプ) ■付帯施設:カフェ/バー(1階) 【運営会社概要】 ■会社名:株式会社えんメディアネット ■所在地:福岡県福岡市博多区住吉3丁目12-1 えん博多ビル ■公式サイト:https://en-mn.jp

Cafe & Dining Reen(リーン)

ホテル1階には、Local Design株式会社がプロデュースする『Cafe & Dining Reen(リーン)』が併設されています。

出典:リビングふくおか・北九州Web

直線の中に覗く緑が美しいフォトスポット

宿泊者以外も利用可能なこちらのカフェでは、“楽しくつくる、おいしく食べる”をモットーに、趣味で始めたSNSの総フォロワー数が約24万人を超える料理クリエイター・りかごはん氏が監修したメニューを、いただくことができます。 ちなみに、りかごはん氏はLocal Design株式会社の社員でいらっしゃいます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

料理クリエイター・りかごはん氏

「All Day Morning. ~朝の幸せを、いつでも。~」をコンセプトに、看板メニューとなるパンケーキをはじめとした3種類の朝食メニューがいただけます。

出典:リビングふくおか・北九州Web

今回は3種類の朝食メニューの中から「ベーコンエッグパンケーキ」を試食させていただきました。サラダとスープが付いたこちらのメニューは2,000円(税込)。 ※サラダ・ドリンクはおかわり自由です。 ※おかわり自由のドリンクメニューは、コーヒー、緑茶、アップルジュース、牛乳、デトックスウォーター(ミント入り)の5種類。

出典:リビングふくおか・北九州Web

「Reenでは、福岡・九州にもこだわっておりまして、地元の企業ともコラボレーションを行っております」と語るりかごはん氏。 提供されるコーヒーの豆は、北九州に本社を構える「FADIE(ファディ)」が上質な一杯にこだわってセレクトしたもの。緑茶は、自社焙煎・栽培加工にこだわる福岡・八女の「中村園」から。

出典:リビングふくおか・北九州Web

またサラダには、新鮮な糸島産野菜が使用されています。有機食材を厳選し、無添加にこだわる福岡・須惠の「FRUCTUS(フラクタス)」のグラノーラは、サラダやヨーグルトに添えて楽しめます。お米は、福岡の人気ブランド「金のめし丸」が使用されているそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

ベーコンエッグパンケーキ 2,000円(税込)

とここで、いよいよ「ベーコンエッグパンケーキ」の実食です。中村園の緑茶とともにいただきました。

出典:リビングふくおか・北九州Web

すっきりとした味わいの中村園の緑茶

セットのスープは、手作りの“かぼちゃのポタージュ”。滑らかな口当たりで、かぼちゃの優しい甘みがほっとする一品です。 ※スープは季節によって内容が変更になるそうです。

出典:リビングふくおか・北九州Web

糸島産の新鮮なサラダにかけたのは、スパイスが利いたドレッシング。ドレッシングは3種類から選ぶことができます。糸島産野菜のシャキシャキ感や、野菜がもつ本来の旨味を十分に味わうことができました。

ベーコンエッグパンケーキのパンケーキは米粉をメインに使ったグルテンフリー。こちらの美味しい食べ方を、りかごはん氏に伺ってきました。 「基本的には、2枚あるパンケーキのうち1枚を、添えてあるバターホイップクリームやメイプルシロップとともに食べていただいて、もう1枚をベーコンや卵、ウインナーと一緒に食べていただければ…」と、はじめは仰っていたのですが、

「ガチな食べ方として、私、朝マックが大好きなんです。夜も食べられないかなと思うほど。なので、私がガチに食べるとしたら、全部のせてパンケーキに挟んで食べます」 と教えていただいたので、今回は“全部のせ”でパンケーキに挟んで食べてみました!

出典:リビングふくおか・北九州Web

全部のせって、なんだか“夢みたいな食べ方”ですよね。わくわくしてきました。少々手間取りましたが、パンケーキに挟んでいただいてみることに。

出典:リビングふくおか・北九州Web

挟んでみました♪

最初に感じたのは意外にも、バターホイップクリームの塩味。料理説明のなかで「添えてあるバターホイップクリームは甘くありません」と話されていたのですが、ここまでしっかりとバターの塩味を感じるとは思いませんでした。

その次に感じたのが、噛み応えのあるベーコンの香ばしさと、パンケーキのしっとりとした食感。後からふわっと広がるメイプルシロップの甘さが、ベーコンやバターホイップクリームの塩味と見事に調和しています。卵やウインナーも、食感や味の変化に一役買っていました。一緒に食べるとこういう感じなんだなぁと、新鮮な気持ちで楽しかったです。

皆さんなら、どんな食べ方で楽しみますか。美味しい食事を、わくわくしながらいただくって良いですよね。

出典:リビングふくおか・北九州Web

他にも、福岡・港にある天然酵母・石窯の老舗パン屋さん「シモン」のパンを使ったフレンチトーストや、オープンサンドも気になります。緑に囲まれた店内で、ゆったりとしたカフェタイムを楽しむことができる『Cafe & Dining Reen(リーン)』。 皆さん、ぜひ足をお運びください。

『Cafe & Dining Reen(リーン)』
■場所:YADO/Re 薬院 1階
■プロデュース:Local Design株式会社
■メニュー監修:料理クリエイター りかごはん氏
■宿泊者以外の利用:可(誰もが気軽に利用できるカフェ・ダイニング)
■営業時間:7:00~23:00(L.O. 22:30)※アイドルタイムなし通し営業
■朝食提供時間:7:00~10:00
■座席数:63席 Instagram

元記事で読む
の記事をもっとみる

注目コンテンツ