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地味な作業は押し付けて、手柄は横取り……自称シゴデキのマウント女子はどのようにして生まれたか【著者インタビュー】

  • 2026.9.14

【漫画】本編を読む

仕事も恋愛も、何もかも自分が一番じゃないと気が済まない! 社内で自分が一番可愛い、誰よりもモテていると思っている女性社員・桑野真由香。そんな自分の天下だと思っていた社内に、育休から復帰してきた雪平まゆが現れる。男性社員とも顧客とも仲が良く、細かい気配りで仕事もできる雪平は桑野のマウントも華麗にスルー。そんな雪平が気に入らない桑野は、どうにかして雪平を陥れようとするものの……。

そんな残念なマウント女子・桑野を主人公にした物語『今日もワタシが一番カワイイ 残念マウント女子MAYU』(白金ゆい/KADOKAWA)。桑野のモデルとなった人物についてから、人はなぜマウントを取るのか、取られて不快になるのかという話まで。著者である白金ゆいさんにさまざまなお話を伺った。

――桑野は仕事そのものに情熱があるというより、「仕事ができる人だと思われたい」という気持ちのほうが強いように感じました。あの価値観はどのように作っていったのでしょうか。

白金ゆいさん(以下、白金):桑野は完璧主義というか、とにかく周りから「すごい」と思われたい人なんです。仕事に真面目に取り組んでいないので、仕事ができるようになるはずがないんですが、「仕事ができる人」と思われたい。だから手柄を横取りしてでも評価だけは手に入れようとしてしまうんです。

――ただ、その手口はどこか詰めが甘くて「そんなことをしたらすぐバレるのでは?」と思ってしまいます。そしてそこも桑野の憎めなさにつながっている気がします。

白金:これはある程度実話をもとにしています。当時は少人数の部屋の隅っこにある部署だったこともあって、意外とバレなかったんですよね。本人も「これなら隠し通せる」という確信があったようで、実際に手柄を横取りしていた人がいました。

――実話だったんですね! 「私のやり方優先ってことかー」など、桑野の周囲を逆なでする言い回しが絶妙で、読んでいてイライラしました(笑)。

白金:そこはオリジナルです。「桑野だったらこう言いそうだな」と考えながら描きました。どれだけ嫌なやつとして描けるか考えていたので「イライラしました」と言っていただけると、作者としては嬉しいですね(笑)。

取材・文=原智香

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