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同期の方言を褒められたとき、私が余計な言葉を重ねた理由

  • 2026.9.15
ハウコレ

人数が足りないと言って同期を飲み会へ連れ出したのは私です。男性から彼女の話し方を褒める言葉が出た直後、私は普段との違いを口にしました。自分が3年かけて消してきたものを、彼女は褒められていたからです。

自分の話し方を直してきた3年

上京して3年、私は地元の言い方が出るたびに直してきました。会話の途中で聞き返されたり、話し方を笑われたりするうちに、職場では標準語を使うのが当たり前になっていました。

その日の飲み会は人数が足りず、同じ職場の同期でもある友人を誘いました。彼女なら初対面の人とも話せると思っていたのも理由です。

店に入る前には、

「あとで連絡先、まとめて聞いといて」

と頼みました。自分から男性陣へ聞くより、彼女に任せたほうが楽だと考えていました。

褒められた言葉に重ねたもの

彼女が休みの日の話を始めると、地元の言い方がいつもより多く混ざっていました。向かいの男性が、それを聞いて言いました。

「その話し方、かわいいね」

そのとき、私が3年かけて直してきた話し方を、彼女はそのままで褒められているように見えました。そこで余計なことを言いました。

「職場じゃそんなに方言出ないのに、今日はよく出るね」

彼女の返事は、その後、短くなりました。標準語へ直してから話しているのも分かりました。

連絡先を聞く役まで任せていた

しばらくして、私は「みんなで連絡先交換する?」と声をかけました。しかし、その場では誰もスマホを取り出しませんでした。

店を出ると、1人の男性が同期に声をかけていました。

「もしかして、地元同じじゃない?」

2人が駅の名前を出し合うと、同期の話し方は店の中より自然になりました。そのまま2人は連絡先を交換し、私は誰とも交換しないまま帰ることになりました。

そして...

欲しかった連絡先が手に入らなかったことより、帰り道で残ったのは、自分が言った「今日はよく出るね」という言葉でした。

彼女を人数合わせと言って誘い、連絡先を聞く役まで任せたうえで、褒められたときには余計なことを言いました。次に誰かを誘うなら、「人数が足りないから」ではなく、自分が一緒に行きたい相手として声をかけるつもりです。

(20代女性・事務職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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