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あの人は今/『火の女神ジョンイ』の“やさしい光海君”から激変…イ・サンユンが歩んだ13年

  • 2026.9.11

『火の女神ジョンイ』(2013年)で、ムン・グニョン演じるジョンと心を通わせる王子・光海君を演じたイ・サンユン。王族としての品格を持ちながら、ジョンの前では恋に揺れる一人の男性としての顔も見せる光海君を好演し、本作でも高い存在感を示した。

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そんなイ・サンユンは、『火の女神ジョンイ』から10年以上が過ぎた今も、ドラマや映画で活躍を続けている。

『火の女神ジョンイ』の翌年には、『エンジェルアイズ』(2014年)、『LIAR GAME~ライアーゲーム~』(2014年)に出演。2015年には『2度目の二十歳』(2015年)、2016年には『空港に行く道』(2016年)と主演作が続き、知的で落ち着いた雰囲気を持つ大人の俳優として存在感を高めていった。

プライベートでは元AFTERSCHOOLのユイと2016年に交際を公表。約1年後の2017年1月に破局し、双方の所属事務所が事実を認めた。

その後も『耳打ち~愛の言葉~』(2017年)、『アバウトタイム~止めたい時間~』(2018年)などに出演。ラブロマンスからサスペンスまで幅広いジャンルを経験しながら、主演俳優として安定したキャリアを築いていった。

特に大きな話題を呼んだのが『VIP-迷路の始まり-』(2019年)だ。これまでの柔らかく誠実なイメージとは異なる複雑な人物を演じ、俳優として新たな一面を見せた。

『One the Woman』(2021年)ではイ・ハニと共演。重い作品が続いたなかで、コミカルな要素を持つ作品にも挑戦し、ロマンスを担う役どころで持ち味を発揮した。本人も当時、脚本の面白さに引かれて出演を決めたと語っている。

2023年には『パンドラ 偽りの楽園』(2023年)で表向きは理想的ながら大きな秘密を抱えるピョ・ジェヒョン役を担当。年齢を重ねるにつれ、単なる好青年ではなく、野心や影を抱えた人物を演じる機会も増えている。

近年は主演作だけにこだわらず、作品によってさまざまな形で登場している。2025年にはNetflixシリーズ『ウンジュンとサンヨン』(2025年)や『メアリー・キルズ・ピープル』(2025年)にも出演した。

2026年6月撮影のイ・サンユン(写真提供=OSEN)

そして2026年現在、大きなトピックとなっているのが映画『OK! Madam: Bon Voyage』(2026年)だ。

2020年の映画『OK! Madam』(2020年)の続編で、イ・サンユンも前作に続いて出演。オム・ジョンファ、パク・ソンウンらオリジナルキャストと再び顔をそろえた。撮影は2025年末に終了し、2026年8月12日に韓国公開を控えている。

『火の女神ジョンイ』(2013年)で光海君を演じた頃から十数年。知的で誠実な好青年というイメージからスタートしながら、ロマンス、サスペンス、コメディ、映画へと着実に活動の幅を広げてきたイ・サンユン。ジョンを見守る優しい王子を演じた俳優は今、44歳を迎え、作品によって善にも悪にも染まることのできる、円熟した俳優へと歩みを進めている。

文=森下 薫

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