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義姉「もう実家には帰ってこないで」私「本当にいいんですね?」→両親の財産を狙う義姉に真実を教えてあげた結果

  • 2026.9.10

兄の失業にともない、私の実家で同居生活を始めることになった兄夫婦。しかし、兄嫁が私の両親に関して、とんでもない勘違いをしているようなのです……。

穏やかでやさしいうちの両親。兄が同居を頼み込んだときから、「家賃も生活費も入れなくていい」「仕事も急いで探さなくていい」と言っていたそうです。困っている息子夫婦からお金を取るなんて、と両親は考えたのでしょう。

しかし、その言葉を聞いた兄嫁、つまり私の義姉は、うちの両親によほど金銭的な余裕があるのだと思い込んでしまったようなのです……。

娘に成り代わろうとする義姉

兄夫婦が実家で同居を始めて1週間ほど経ったころ、義姉から私に電話がかかってきました。

「申し訳ないんだけど、もうご実家には戻ってこないでくれる?」

いきなりそんなことを言われて、思わず「はぁ?」と返してしまった私。私が頻繁に帰省するタイプだったら、同居している義姉としては複雑なのかもしれませんが……そもそも、私は年末年始くらいしか帰省しません。

「あなたはもう成人してるし、家を出たじゃない?」「立派に自立しているし、もう実家のことは関係ないよね」「というわけで、これからはあなたの代わりに、私がこの家の娘のつもりでやっていくから」と言われて、私は開いた口が塞がりませんでした。

「今どき同居してくれる嫁が珍しいとはいえ、まさか家賃も生活費も何もいらないって言ってくれるなんて……よほどお金に余裕がないと言えないことよね?」「だから、今後は私がこの家の娘として、ご両親の面倒をすべて見ることにしたの」「その代わり、いずれこの家の財産を受け取るのも、面倒を見る私たちで当然でしょう?」


しかし、わが家はどこにでもある一般家庭。決して資産家ではありません。そのことを何度説明しても、義姉は「またまた、隠さなくてもいいのに」と取り合ってくれませんでした。

困り果てた私は、義姉との電話を切った直後に兄に連絡。事情を話すと、兄は「いろいろと迷惑かけてばかりでごめんな……」「俺からしっかりあいつには話しておくよ」と返してくれたのでした。

相変わらずの義姉の思い込み

それから数カ月後――。

地元の同級生の結婚式に出席することにした私。ついでに実家に帰省をしようと思い立ち、念のため両親よりも先に義姉に連絡をしました。

「……まあ、どうしてもって言うなら、いいけど」としぶしぶ承知した義姉。しかし、その直後に「それじゃ、寝袋とかちゃんと持ってきてね」と言われて私は耳を疑いました。私が帰省したときのために、両親が布団一式をそろえてくれていたはずなのです。

「それなら私が全部捨てちゃった! 布団も枕も、帰省用のお泊まりセットも全部!」「物が多いと片づけるのも大変だし、たまにしか帰ってこない人の分まで置いておけないもの」と義姉。


「それに、友だちの結婚式なんてただの口実でしょ? 本当は私がこの家になじんでるのが気になって、様子を見に帰ってくるんでしょ!」「そうでもなきゃ、年末年始以外に帰ってくるなんてありえないもの」

義姉はいまだに、わが家が資産家だと勝手に思い込んでいるようでした……。

私は一度、言葉を飲み込みました。ここで何を言っても、義姉には届かないのかもしれない。そう思いながらも、最後にひとつだけ確認しました。

「本当にいいんですね?」

義姉は一瞬きょとんとしたようでしたが、すぐに「もちろんよ。あなたはもうこの家を出た人なんだから」と言い切りました。

その言葉を聞いて、私は最終手段に打って出ることにしました。

「前にもお伝えしましたが、わが家はごく普通の一般家庭です」「両親の暮らしに余裕があるように見えるのは、私が仕送りをしているからなんです」

私は会社員としてそれなりに安定した収入があり、独身で大きな出費もありません。そのぶん少し余裕があるので、親孝行がしたくて両親に仕送りを始めたのです。

私も兄も学生時代は部活に明け暮れていたため、土日は練習や大会ばかり。家族旅行なんてろくにしたことがありませんでした。定年退職した両親が夫婦仲良く旅行に行けるよう、最初のころは毎月5万円を送っていました。

そして、兄夫婦を家賃も生活費もなしで受け入れると聞いて、そのぶん両親の負担が増えるだろうと思い、私は仕送り額を10万円に増やすことにしました。ところが、義姉はガスや電気も遠慮なく使い、さらには家計で高級食材まで好きなだけ買うというのです。生活費の負担が増えたと母から相談を受け、今は毎月15万円を送っています。

「そ、そんな……じゃあ、あなたがずっとご両親を支えてたっていうの……?」「お金に困ってないのは、あなたのおかげだったなんて……」とようやく事実を理解したらしい義姉。

「私はこの家の娘ではないそうなので、仕送りはすべてやめますね」「今度の結婚式のときも、実家には立ち寄りません」ときっぱり言うと、「そ、そんな……」と義姉。

しどろもどろになりながらも「私たち、家族じゃない? やっぱり助け合っていかないと……」などと言い出したので、「無理ですね」とだけ言って私は電話を切りました。

事実を知った義姉と決断を下した兄

翌日――。

両親と義姉から話を聞いたらしく、「本当にごめん!」と、兄から電話がかかってきました。兄は「給料は前職より減ったけど、仕事も見つかったんだ」「これ以上迷惑をかけないために、もう実家からは出ていくことにするよ」と言っていました。

「出ていったら、お父さんたちも寂しがるだろうし……」「お兄ちゃんたちもさすがに、いくらかは生活費を入れたほうがいいと思うけど……ある程度貯金ができるまでは、実家で暮らしたら?」と言うと、声を潜めて「実は……妻に借金があるのがわかったんだ」と兄。

誤解が解けた義姉は、なぜか大慌て。兄が近づくとスマホの画面を伏せたり、こそこそ電話をしたりと、様子がどうにもおかしかったそうなのです。


「問い詰めても最初は『何でもない』ってごまかしてたんだけど、消費者金融からの督促だってわかっちゃって……」「白状させたら、独身時代からの分も含めて、借金やカードの未払いが500万もあったんだよ……」

義姉はもともと借金を抱えていたのに、いずれこの家の資産が自分たちのものになると当て込んで、生活を切り詰めるどころか支出を増やしていたそうです。ブランド物の買い物やエステに、以前と変わらずお金を使い続けていたのだとか。

「同居のストレスで、独身時代の貯金で多少散財してるだけかなって思ってたんだよね」「まさか俺に隠れて借金こしらえてるなんてな……」「本当に今まで支えてくれてありがとう、あとは夫婦で話し合うことにするよ」と、力強く兄は言っていました。

その後――。

兄は離婚を決断。義姉はさんざん泣いてすがったようですが、兄の決意は固かったようです。最終的に義姉も離婚に応じ、500万円の借金は自分で返済することになり、実家へ戻りました。兄によると、元義姉は実家で暮らしながら働き、こつこつと返済を続けているそうです。

私は両親への仕送りを再開しました。両親も私の仕送りを使って、温泉旅行やハイキングなどを楽しんでいるようです。今は両親の笑顔の写真が送られてくるのを楽しみに、毎日仕事に励んでいます。

【取材時期:2025年1月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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