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実写映画『ルックバック』にW主演した出口夏希&蒔田彩珠が仲良しトーク!撮影秘話と高校生へのメッセージを伝える校内放送の収録現場をレポート

  • 2026.9.9

是枝裕和が監督・脚本・編集、出口夏希と蒔田彩珠がダブル主演を務める実写映画『ルックバック』(9月11日公開)。藤本タツキの同名マンガを実写化した本作は、マンガの腕に絶対の自信を持つ藤野と、彼女に憧れを抱きながら圧倒的な画力を秘めた京本の成長と友情を描いた物語だ。

【写真を見る】和気あいあいの掛け合いを見せた『ルックバック』主演の出口夏希と蒔田彩珠の校内放送は全国618の高校で9月30日まで放送中!

Netflixシリーズ「舞妓さんちのまかないさん」以来の共演となる出口と蒔田が藤野と京本それぞれに扮し、小学生時代から始まる2人の13年間の軌跡を美しい四季を織り交ぜながら描き出す本作は、9月2日から開催した第83回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に正式出品されていることでも話題を呼んでいる。

そんな本作の魅力を伝えるべく、出口&蒔田によるスペシャル音源が、9月30日(水)までの期間限定で全国618の高校のお昼休みや放課後に放送中。MOVIE WALKER PRESSでは音声収録現場に潜入し、出口と蒔田による息ぴったりの校内放送収録の感想を伺いながら、2人の高校時代の思い出や本作撮影中のエピソード、仲良しな2人のお互いの印象の変化などを、楽しい雰囲気のなか語ってもらった。

共通の高校時代の思い出はプリクラ!

撮影の思い出や是枝監督の印象を語る出口夏希と蒔田彩珠 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)
撮影の思い出や是枝監督の印象を語る出口夏希と蒔田彩珠 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

収録現場に姿を見せた2人は、校内放送が流れる高校の数を聞いた途端、「緊張してきた」「ヤバイよ」と話しながらも、その表情からはワクワクしている様子が伝わってきていた。収録は映画『ルックバック』と2人の高校時代をテーマに、事前に募集した質問をもとに2人がラジオDJ風にトークを展開していくというもの。打ち合わせ時にディレクターから「2人の楽しさが伝われば!」とリクエストされると「それならできるかも…」と顔を見合わせ、気合を見せていた。

高校時代は「バイト三昧」だったという出口と、「すでに芸能の仕事を始めていた」という蒔田。共に“働く”という共通項があった2人が学生のころに流行っていたのは「放課後、プリクラを撮りに行くこと」だったそう。「(いまの)プリクラはすごく進化してそう!」と盛り上がり、収録現場があたたまってきたところで、メインの「質問募集コーナー」へ。お互いの学校での過ごし方を話すなかで、同じ学校に通っていなかったにもかかわらず「わかる」「想像できる」と仲の良さが伝わるコメントがバンバン飛び出す、2人らしい空気が漂う収録となっていた。

藤本タツキの地元である秋田県で撮影が行われた [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社
藤本タツキの地元である秋田県で撮影が行われた [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社

撮影で印象に残っていることへの質問に出口は「アクションシーン」を挙げる。練習をして臨んだシーンだったが、練習で筋肉痛になっていたと思い出し笑いをする出口。この映画では「珍しい(アクション)シーン」と反応した蒔田も、出口につられて笑いが止まらなくなるひと幕だった。特別に印象に残っているのはロケ地・秋田県の雪だったと声を揃える。クランクインの日に撮影したシーンでは、雪が膝上くらいまであり、2人で埋もれてしまったという。歩くだけで息切れしてしまったり、雪が高く積もりすぎて、途中で2人がカメラの前からいなくなる瞬間もあったそうで「あれは、監督の一番のお気に入りシーンって言ってた!」と大盛り上がり。また、漫画を描く練習もかなり大変で、こちらでも筋肉痛になるほどだったと、お互いの頑張りを讃えつつ、少し懐かしそうに振り返っていた。

京本の才能に嫉妬していた藤野 [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社
京本の才能に嫉妬していた藤野 [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社

収録直後には「最初よりも2パターン目の収録のほうが、上手にできた気がする!」と胸を張った2人だが、「校内放送ってことは、先生や校長先生とかも聴くってこと?大丈夫かな」とクスクス。出口は「姪っ子が中学生でよかった。高校生だったら…」と冗談交じりに話していた。

「バイトを通して大人の方々や仕事に触れた経験は、いまにすごく活きている気がします」(出口)

【写真を見る】和気あいあいの掛け合いを見せた『ルックバック』主演の出口夏希と蒔田彩珠の校内放送は全国618の高校で9月30日まで放送中! 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)
【写真を見る】和気あいあいの掛け合いを見せた『ルックバック』主演の出口夏希と蒔田彩珠の校内放送は全国618の高校で9月30日まで放送中! 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

収録後に実施したインタビューでは、収録の感想に加えて、収録には入りきれなかった2人の高校時代のエピソードを話してもらうことに。お昼休みや放課後に、笑いながら聴いてほしいと話した2人。出口は「実は小学校の時、放送委員でした!いま、思い出しました」と告白。「小学生だったから内容まではあまり記憶になくて…」と話す出口に対し、蒔田は「好きな音楽が流せる特権みたいなものがあったから、放送部には憧れがありました」と学校内で声が流れることへの思いに触れていた。

藤本タツキの名作漫画を是枝裕和監督が実写化した『ルックバック』 [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社
藤本タツキの名作漫画を是枝裕和監督が実写化した『ルックバック』 [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社

高校時代の経験でいまに活きていることについて出口は「バイトです!」とここでもバイト三昧の日々に触れ、「お仕事を始めてからバイトをする機会もあまりなかったので、経験しておいて良かったなと。芸能の仕事を始める前に大人の方々や仕事に触れた経験は、すごく活きている気がします」としみじみ。蒔田が「高校生の時から働いていたので、たまに学校に行って友達と会った時には、この学生生活が、今後お芝居で学生役をする時にも役立つことがあるはず!と思って、『この瞬間を忘れないようにしよう!』という気持ちになっていました。20代をすぎても学生役をすることはあるので」と話すと、出口は「高校のころから仕事脳だったんだね」と感心しきりだった。

マンガに夢中な藤野と京本のように、学生時代に2人が熱中したものを尋ねると蒔田が「どうぶつの森!」と即答。「コロナ禍で家にいたから、昼夜逆転して『あつまれ どうぶつの森』をやっていました」と文字通り夢中だったと明かす。「バイト以外ではメイクです!」と話した出口は「高校2年生で芸能のお仕事を始めました。最初は『Seventeen』という雑誌でモデルのお仕事を始めさせていただいて、メイクをするようになって。メイク道具やお化粧することにハマっていました!」とニッコリし、「女の子らしい一面もあるのよ」とおどけていた。

「夏希ちゃんは頼れるお姉さんでありながら、お茶目で妹っぽいところもあってかわいい人」(蒔田)

藤野に憧れて画力を磨き続けた京本 [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社
藤野に憧れて画力を磨き続けた京本 [c]藤本タツキ/集英社 [c]2026 K2 Pictures・集英社

「高校時代の自分に1つだけアドバイスをするなら?」との質問に「歴史はちゃんとやっておけ!です」と力を込めた蒔田に対し、出口も「わかる!」と共感。「時代劇に出演した時に、歴史を全然知らないことが本当に恥ずかしくて」と話した蒔田は「特に日本史だけは、真剣にやっておけば良かったと思っています」とのこと。出口は「私は社会を勉強しておくように言いたい!」とこちらも具体的な科目を挙げ、役者として演じる時のためにも勉強しておくようにとアドバイスしたいという。「社会で生きていくなかで身の回りのこと、税金などお金のことはちゃんと知っておいたほうがいいなって思います」と話す出口の隣で蒔田も大きく頷いていた。

 「舞妓さんちのまかないさん」以来の共演を果たした出口夏希と蒔田彩珠 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)
「舞妓さんちのまかないさん」以来の共演を果たした出口夏希と蒔田彩珠 撮影/Jumpei Yamada(ブライトイデア)

収録では終始仲良しトークで盛り上がっていた2人。まるで本当の同級生のような印象を受けると伝えると、出口の第一印象を「大人しい印象があった」と振り返った蒔田。しかし、今回の共演を経て「まさに地元の友達みたいな感じで。頼れるお姉さんでありながら、お茶目で妹っぽいところもあり、かわいい人だなって思います!」と伝えると、出口は「ありがとうございま〜す!」と少し照れながら答えていた。収録後のインタビューでも最後の最後まで、2人の新たな思い出を作るように、愛おしそうに過ごしていた出口と蒔田。校内放送を聴く高校生たちには、音源から2人の仲の良さを感じ取り、ほっこりとした雰囲気に包まれながら、友達と一緒に盛り上がる時間を過ごしてほしい。

取材・文/タナカシノブ

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