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松林慎司初プロデュース映画『かぶと島が浮く日』岩国で暮らす人々の日常を切り取った予告編が完成

  • 2026.9.9

俳優の松林慎司が自身の原点である山口県岩国市を舞台に初めてプロデュースを務めた映画『かぶと島が浮く日』が10月3日(金)より公開される。あわせて、本予告編と大森南朋、武井壮、全国のミニシアタースタッフからの絶賛コメントが到着した。

【写真を見る】俳優の松林慎司がプロデュースを務めた映画『かぶと島が浮く日』より本予告が到着

【写真を見る】俳優の松林慎司がプロデュースを務めた映画『かぶと島が浮く日』より本予告が到着 [c]いわくに映画製作委員会
【写真を見る】俳優の松林慎司がプロデュースを務めた映画『かぶと島が浮く日』より本予告が到着 [c]いわくに映画製作委員会

閉館した映画館の元支配人である幹男が、その劇場が入るビルの取り壊しをきっかけに自分の原点を辿る物語を描く本作。主演、そして初プロデュースを務めるのは岩国市出身の俳優、松林。自身の原点である街で過ごした日々、見つめてきた風景を元に、変わりゆく街とそこで暮らす一人ひとりの思いを静かに問いかける。共演には岩国に縁の深いドロンズ石本や岡本信人、さらに篠田諒、佐伯日菜子といった個性豊かな顔ぶれが揃い、様々な土地を背景に、美しい映像と真摯な眼差しでそこに生きる人々を描き続ける片山享監督がメガホンを取った。

このたび解禁された予告編では、ゆっくりと、しかし確実に変化の時を迎えつつある岩国を舞台に、そこで暮らす人々の等身大の日常が静かに描きだされる。まもなく取り壊しの日を迎える閉館した映画館の元支配人の幹男(松林)と、認知症を患う父を介護しながら共に暮らす幼なじみの親友、信弘(ドロンズ石本)。取り壊しを前に、愛着と寂しさが入り混じる複雑な感情を抱えながら、劇場の映写機を再び動かす幹男。父と正面から向き合えず、過去の記憶と未来へ進まなくてはならない現実に板挟みになる信弘。それぞれの人間模様が、岩国の美しい風景のなかに溶け込んでゆく。さらに、幹男を慕う後輩の登(篠田)や信弘を傍らで支える妻(佐伯)、信弘の父の貞夫(岡本)らの姿も。「俺は忘れんよ」という言葉に象徴されるように、消えゆく街の風景と、それでも大切な記憶を心に留めようとする人々のささやかな決意が感じられる予告編になった。

あわせて、本作をいち早く鑑賞した著名人と全国のミニシアターのスタッフから、作品への感動が込められたコメントが続々と到着。俳優の大森は、「人の優しさと悲しみに包まれながら しっかりと生きていくのだろう、オレもがんばろっと」と、不器用ながらも懸命に生きる登場人物たちの姿に共感し背中を押されたことを告白。武井は「町の片隅にあった映画館でたくさんの映画を観た」と振り返りつつ、「無くなるからこそ大切なものが、素朴で美しい情景に描かれています」と自身の思い出を重ねてコメントを残している。さらに、新宿K's cinema、元町映画館、福山駅前シネマモード、小倉昭和館、別府ブルーバード劇場など、全国のミニシアターのスタッフたちからも支持の声が届いている。

古くなりなくなっていくもの。そして、そこに⽣まれる新しいもの。変化をむかえる街で幹男に起こる物語をぜひ劇場で体験してほしい。

<著名人、ミニシアタースタッフコメント>

●大森南朋(俳優)

「世界中のどこにでも取り残された自分と取り戻せない思い出の物語がある、それは時に辛くとも彼らはきっと勇ましく朗らかに思い出を乗り越えて当たり前の景色のなか人の優しさと悲しみに包まれながらしっかりと生きていくのだろう、オレもがんばろっと」

●武井壮(百獣の王、俳優)

「子どもの頃、町の片隅にあった映画館でたくさんの映画を観た。いまはもう無いそのスクリーンから感じた想いは、いまもまだ残ってる。無くなるからこそ大切なものが、素朴で美しい情景に描かれています」

●家田祐明(新宿K's cinema)

「子どものころから慣れ親しんだ風景も、時が経てば時代と共に変化していく。賑やかだった映画館。元気だった親の姿。彼らと同じように遠い記憶を、過ごした日々を思い出す。他愛のない冗談で笑いながら、彼らは互いのつらさ、寂しさを知っている。それでも彼らの人生は続いていく。変わりゆくものもあれば、変わらないものもある。そんな彼らが眺めている"かぶと島"は、いつも変わらず海の上に浮いている。誰もが故郷を思い出す時、そんな変わらない風景がある彼らのことを、少し羨ましく思えるような気がする」

●林未来(元町映画館)

「古い町、変わらない景色、変化してゆくものたち。かつての自分が過ごした影がいまもたたずんだり走り回ったりしているその光景のなかにある映画館は、なんて幸福なんだろう。閉館した映画館には胸を痛めることしかなかったけど、こんなふうに残ることもあるんだね。何度でもその姿に会いたくなる作品を、ありがとう」

●酒井一志(福山駅前シネマモード 番組編成)

「変わってゆく岩国の景色のなか、消えゆく映画館の記憶と静かに向き合う人々の姿に胸が熱くなりました。失われる寂しさだけでなく、大切な場所を持つ全ての人に、本当に守りたいものはなにかを問いかけてくれる映画でした」

●樋口智巳(小倉昭和館)

「『スクラップアンドビルドは世の常。その活性が進歩を促す』とある方から頂いた言葉を思い出した。映画館を閉館すること、継続することどちらも難しい。ただ前を向いて進み、変わらないものを見続けることの大切さを教えられた」

●岡村照(別府ブルーバード劇場)

「かぶと島が浮く日を拝見させて頂きました。岩国と言う町の優しさや温かさ、まるで日常の様に皆さんが演じてて気負う事なく自然に観れてそこも良かった。『失う物 老いてゆく者 生きていれば 色々あるけど人の心に残っていてくれたらそれが一番』これからの片山監督 俳優 松林慎司に益々期待してます」

文/鈴木レイヤ

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