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「自分で作れや!」と言われた俺が、スーパー3軒で知った妻の負担

  • 2026.9.10
ハウコレ

無添加の商品を選ぶよう頼みながら、俺は自分で売り場を探したことさえありませんでした。妻に「自分で作れや!」と言われた翌日、初めてスーパーを回ると、頼んでいたみそは3軒目まで見つかりませんでした。

動画を見て注文だけ増やした俺

結婚して3年、食事の支度や買い物は妻に任せていました。俺はほとんど台所に立っていません。

そんな中、スマホで食に関する動画を見るようになり、添加物や食品の表示を気にするようになりました。

最初に妻へ送ったのは、「みそ、無添加のやつでお願い」というメッセージです。自分では、家族の食事について考えているつもりでした。

でも、実際にやっていたのは、買うものの条件を妻へ伝えることだけでした。

妻の手間を知らないまま聞いていた

みそだけだった注文は、しょうゆやケチャップにも広がりました。妻がどの店を回っているのか、値段がどれほど変わったのかは知りませんでした。

あるとき、みそ汁を前にして「そのみそ、裏の表示見た?」と聞きました。妻は、頼まれたものに替えたと答えます。

責めるつもりはありませんでした。動画で知ったことを、食卓でも確認しているくらいの感覚でした。

だから数日後も、「油も、オーガニックのやつに変えない?」と簡単に口にしました。

返ってきたのは、「自分で作れや!」でした。

初めて自分で探して分かったこと

俺は箸を置いて部屋へ戻りました。値段も手間も知らないまま注文を増やしていたことを言われ、反論できることはありませんでした。

スマホの保存リストを見返すと、並んでいるのは食品の選び方に関する動画ばかりです。料理の作り方はほとんど見ていませんでした。

翌日、妻が普段使っているスーパーへ行きましたが、頼んでいたみそはありません。2軒目にもなく、3軒目でようやく見つけました。

値段を見ると、いつものもののおよそ3倍です。俺が短いメッセージで頼んでいたものを、妻は毎回こうして探していたのだと分かりました。

そのまま材料も買い、作り方を調べながらみそ汁を作りました。

そして...

妻が帰ってきたとき、鍋のみそ汁は煮立ちすぎていました。

「あのみそ、3軒目でやっと見つけた」

そう伝えてから、「今まで口だけで、ごめん」と謝りました。

妻は鍋のほうを見て、「じゃあ、これからの買い出しは任せていい?」と言いました。

それから、買い出しは俺が担当するようになりました。まだ売り場で商品を見比べる時間は長く、1軒で終わらない日もあります。

冷蔵庫には、次に寄る店を自分で書いたメモを貼っています。以前なら妻へ送っていた商品の希望も、今はまずそのメモに書くようになりました。

(30代男性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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