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「バブル時代に生まれたかった!」息苦しい現代を嘆く同僚に、メンタル強め女子がかけた言葉とは?【書評】

  • 2026.9.8

【漫画】本編を読む

昔の音楽やファッションに触れると、「あの時代に生まれていたら楽しそう」と思うことがある。今より景気がよくて、華やかで、みんながもっと元気だったように見える時代。現代の息苦しさに疲れている時ほど、そんな過去がまぶしく見えてしまうのかもしれない。

『メンタル強め美女白川さん8』(獅子/KADOKAWA)は、今の時代を自分らしく楽しむヒントをくれる大人気コミック第8弾。懐かしのJ-POPにハマる星羅ちゃんは、バブル時代への憧れを募らせ、今の時代に閉塞感を感じている。

もしあの時代に青春を送れていたら、夏は海外リゾート、冬はゲレンデ、クリスマスには一流ディナーにブランドアクセサリー……。物価上昇や少子高齢化、SNSでの炎上や誹謗中傷に息苦しさを感じる星羅ちゃんには、華やかな過去がなおさら魅力的に映る。

けれど、そんな星羅ちゃんに白川さんは、「この時代で出会えた大切な人や物が最高に愛おしい」と話す。どの時代にも、きっと良いところも悪いところもある。だからこそ、今ここにある好きなものや大切な人を大事にしたいというのだ。

「昔はよかった」と思う日があってもいい。それでも、今の時代だからこそ出会えた人や物もある。嫌な部分ばかりを見るのではなく、目の前にある愛おしいものに目を向けたい。白川さんの言葉には私たちもハッとさせられる。改めて身の回りを見渡してみれば、この時代も悪いことばかりではない。むしろ、ここで出会えた人や大切にしているものを思い浮かべるうちに、「今も案外悪くない」と思えてくるのではないだろうか。

文=アサトーミナミ

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