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毎日見ているカラスもスズメも実は知らないことばかり! 身近な鳥たちの意外な生態に夢中になれる、親子で読んでも楽しい「鳥マンガ」【書評】

  • 2026.9.8

【漫画】本編を読む

『意外と知らない鳥の生活』(piro piro piccolo/KADOKAWA)は、スズメやカラス、ハトなど、私たちのすぐそばで暮らす鳥たちの知られざる生態や魅力を、かわいらしい絵柄で紹介するコミックエッセイ。発売直後に重版となり、続編『まだまだ!意外と知らない鳥の生活』も刊行され、多くの読み手を魅了している人気シリーズである。

通勤や通学、公園での散歩中などで見かける鳥たち。しかし、その姿をじっくり観察したことのある人は少ないだろう。本作は、そんな身近な鳥たちに目を向け、「穴だらけの地面とスズメを見かけたらそれは?」「カラスが集団で口を開けている理由とは?」といったおなじみの鳥たちの意外な行動や事実を、親しみやすく教えてくれる。

とにかく、これらの鳥たちの「豆知識」が知らなかったことばかりで面白い。それぞれに個性があり、よく分からない行動には理由があり、懸命に生きている姿がとても興味深い。そして何より、著者のpiro piro piccolo氏の鳥たちへの愛情が深く伝わってくる。そのため、読んでいるうちに「今朝見かけたスズメも、こんなことをするか」と想像し、いつも歩いている道が少し違って見えてくるだろう。

とはいえ学術書のように専門的な知識を詰め込んでいるのではなく、マンガとイラストを通して自然に鳥の生態を学べるのが本作のいちばんの魅力だろう。鳥に詳しくない人でも気軽に楽しめるだけでなく、親子で読めば散歩や公園での時間がもっと楽しくなる。本書を見ながら、「今日はどんな鳥に出会えるかな」と、鳥を探して空や街路樹を見て歩くだけでも子どもにとって楽しいイベントになるはずだ。

鳥たちの知られざる生態を面白おかしく学びながら、身近だからこそ見過ごしてしまう日常のアレコレにはたくさんの発見が隠れていることを教えてくれる作品だ。

文=おおぞら木馬

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