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フレンチ・マイクロボブで叶える今どき洒脱ヘア【2026秋ヘアトレンド】

  • 2026.9.7

バッサリ切るのが初めてなら、まずは長めのボブから徐々に短くしていくよう美容師にすすめられた経験はないだろうか。が、彼らが教えてくれない事実がある。それは、「一度ボブにすると、もっと短くしたくなる」という中毒性だ。その結果、テクスチャーの効いたピクシーカットから印象的なアンダーカットまで、今年のヘアトレンドはかつてないほど「短め」へシフトしている。

今、トレンドの最前線に躍り出た注目のスタイル「フレンチ・マイクロボブ」を紹介しよう。セレブリティ・ヘアスタイリストで「ベビリス」のアンバサダーを務めるシド・ヘイズ氏が、このボブのルーツから現代的でこなれたスタイリング術までを解説する。

そもそもマイクロボブとは?

「フレンチ・マイクロボブは私のお気に入りのスタイルです」ヘイズ氏。「クラシックなボブをより短く、シャープで大胆に進化させたもので、通常はフェイスライン、頬骨から耳下あたりの高さでカットします」

長さの定義こそあれど、その表情は実に多彩。ラフで無造作な質感から、タイトで洗練されたストレートまで自由自在に姿を変える。

「このスタイルの原点と言えば、60年代後半に一世を風靡したヴィダル・サスーンでしょう。現代のマイクロボブは、なりたい印象に合わせてレイヤーを入れたり、テクスチャーを加えたりします。ミニマルでありながら、エフォートレスな格好よさを引き出してくれる。2001年の映画『アメリ』のアイコン的なボブを想起させるスタイルです」

どうカットする?

マイクロボブの切り方は多種多様だが、いずれにせよ経験豊富なプロの手でカットしてもらうのが鉄則。

「切りっぱなし風にするなら、バリカンを使うのが私は好きですね。また、全体のシルエットはシャープに整えつつ毛先だけにレザーを入れてニュアンスを変えるのも好みです。切りっぱなしにするかレイヤーを入れるか、前髪を作るか作らないか。最終的には自分がどんな雰囲気を目指すか次第です」(ヘイズ氏)

Francesca Babbi / LAUNCHMETRICS SPOTLIGHT


スタイリングの秘訣は?

ナチュラルなクセがある髪ならスタイリングは極めてシンプル。ハンドブローで乾かした後、仕上げにテクスチャー系スプレーを軽く吹きかけるだけで、無造作なパリジェンヌ風のこなれ感が生まれる。

ストレートヘアなら、ストレートアイロンでしっかり伸ばすことで、つややかでリッチな切りっぱなしボブに仕上がる。その際、カットラインが際立つグラフィカルな仕上げにしておくことが重要だ。

「長年『ヴィダル』の講習で培ったラップドライというテクニックがあります。頭の丸みに沿って髪を一方へ押し付けながら乾かし、今度は逆方向に折り返して乾かす手法です。これにより髪に程よいカーブと収まりが生まれ、完璧なシルエットが完成します」

さらにヘイズ氏は、このスタイルはあらゆる髪質や毛量にフィットし、知的な強さとエレガンスをもたらすと話す。

「髪が細い人は、切りっぱなしにすることでボリューム感が出ます。その場合はレイヤーを入れすぎないのがポイント。逆に髪が太く毛量が多い人は、内側の毛量を減らしたりアンダーカットを施したりすることで、頭が膨らんで見えてしまうのを防げるんです」

お手入れとキープ法は?

唯一のデメリットは、シャープなシルエットを維持するために定期的なカットが欠かせない点。

「シャンプーの際は、常にコンディショナーやヘアマスクを使用して髪のツヤと立体感をキープすること。皮脂が出やすい頭皮なら、洗髪の合間にドライシャンプーを活用するのも非常に効果的です」

ベスト・マイクロボブ2026

切りっぱなしマイクロボブ

定番にして一番人気のスタイル。直線的なラインが際立ち、ストレートヘアとの相性が抜群だ。「スタイリングの手間もかかりません」(ヘイズ氏)

ウェービー・マイクロボブ

もともとのクセやウェーブを活かすことで、ナチュラルな質感と動きが引き立つ。適度なレイヤーを入れてボリュームをコントロールし、ドライテクスチャースプレーで空気感と立体感を出すのがコツ。

王道フレンチ・マイクロボブ

クラシックなフレンチボブを現代風にアップデート。伝統的な丸みのあるシルエットを残しつつ、より短くシャープに仕上げるのが今どきだ。仕上げの無造作な前髪もお忘れなく。

クラシック・マイクロボブ

セレブのヘアスタイルを参考にするなら、グレイシー・エイブラムスの名物ボブや、テイラー・ラッセルのピクシーからの伸びかけスタイルに注目したい。どちらもエレガントでレッドカーペットにも映える、Aリストのセレブならではの気品と華やかさをまとったマイクロボブのお手本。

カーリー・マイクロボブ

クセ毛やパーマヘアの場合は、カールによる縮みやボリューム感を計算する必要があるため必ず経験豊富なスタイリストに相談したい。骨格に合わせて彫刻のようにフォルムを作れば、驚くほどかっこよく仕上がる。


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