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ヘンリー王子&メーガン妃があっさり帰国できた理由。金銭をサポートする大富豪の正体を探る【ピーチズのOM(F)G!】

  • 2026.9.7
Eric Charbonneau

カリフォルニア州モンテシートでノン・ロイヤルな生活を送っていたヘンリー王子&メーガン妃。王室に批判的な態度だった夫妻の英国帰還はあり得ないと思われていたけれど、6年ぶりにイギリス生活がスタートしている。警備やプライベートジェット移動に新居など、何かとお金のかかりがちなサセックス公爵一家の移住を支援しているのは、一体誰?そしてその真の目的はどこにあるのか。人気長寿連載、セレブウォッチャーPeachesが最新情報をチェック。

※米ドル円表記は2026年9月3日現在の通貨レートで算出。

Vito Amati / Getty Images

プライベートジェットで凱旋帰国

サセックス公爵一家が乗るプライベートジェット機が英国バーミンガムに降り立ったのは8月26日のこと。夫妻が利用したのはプライベートジェット専門の航空会社「Planet 9」が運航するボンバルディアグローバルエクスプレスXRS機で、最大13人が快適に過ごせる座席と5つのベッド、そして2つの化粧室が備わっている豪華なもの。

Cameron Spencer / Getty Images

引っ越し代金は、最低でも13万2000ドル

夫妻がプライベートジェットを使ったのは、愛犬のプーラとミアを帯同するためと報道されているが、10時間のフライトで1時間あたり1万2000ドル(約190万円)の費用がかかるのが航空業界の常識。カリフォルニア州からイギリスまでは大体11時間くらいかかるので、サセックス公爵一家の引っ越し代金は、最低でも13万2000ドル(約2100万円)かかっているのだ。他に航空便などでも荷物として送っている私物も多数あるはずなので、かなり高額となっているのは間違いなさそう。

Dave M. Benett / Getty Images

支援者の正体は?

一家の引越しを資金面でサポートしていると名前が急浮上したのが、ヘッジファンド界の大物イアン・ウェイス氏だ。63歳の同氏は、親友ポール・マーシャルと共同で1997年に創設した世界最大級のヘッジファンド運用会社「マーシャル・ウェイスLLP」のCEO兼CRO(最高リスク管理責任者)であり、資産額は推定12億ドル(約1800億円)のビリオネアだ。今年の7月にサセックス一家が夏休みを過ごしたスコットランドの島「タネラ・モア」の所有者でもある。現在はコッツウォルズに所有する邸宅を一家に提供していると噂されている。

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広さが約324ヘクタールに及ぶこの「タネラ・モア」は、隠れ家的なリゾート地となっていて、招待客は厳格なサスティナビリティのルールを守る必要があるという。島で働く従業員さえもゲストがいる間は一時的に島を離れる必要があるので、プライバシー保護は完璧。実はヘンリー王子は、氏がこの島を購入した直後の2017年にもこの島を訪れていて、ウェイス氏がこの島をどのように変えたいのかを話し合ったと見られている。自身の理想を語るのだから、ウェイス氏はヘンリー王子を相当信頼しているのは間違いない。

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慈善活動で結びつく

ヘンリー王子とウェイス氏の出会いに関しては明確にされていないが、氏が中心となって設立した慈善団体「ARK(Absolute Return for Kids)」の活動を通じてと考えられる。2001年にルーマニアの孤児を救う目的で親友マーシャルやこれまたヘッジファンド界の大物アーパッド・ブッソンと立ち上げたこの慈善団体は、裕福な個人だけでなく、各国政府やNGO団体からも資金提供を受けて、活動を拡大。子供向けのワクチン供給や学校遺影など子供の運命を左右する活動を精力的に行なっている。

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ウィリアム王子&キャサリン妃とのつながり

人脈豊かなファンド界の大物が先導するARKの活動に対して、支援を申し出るセレブやソーシャライトは後を絶たなかった。毎年開催されるARKチャリティ・ガラは豪華なイベントとして『タトラー』誌にも度々取り上げられていたが、2011年に行われた10回目のガラでは新妻キャサリン妃を伴ったウィリアム王子がゲストスピーカーを務めた。これは結婚後初の公式イベント出席であり、ARKにとっては名誉なことだったはず。日々、世界中から多くの招待状が届く王族はスタッフと共に参加するイベントを厳選する。ウェイス氏が主催者となったガラが選ばれたのは、当時彼が交際していたモデルのサフラン・オルドリッジの影響力もあったはずだ。

Dave M. Benett / Getty Images

サフランは一体何者?

ウェイス氏の3人目の妻だったサフランは、「ラルフ ローレン」のミューズとして人気だったモデル。弟のマイルズは有名写真家で、異母妹のリリーも人気モデルというアートやファッションに造詣が深い家庭に生まれ育った彼女は現在、デザイナー兼アート・コレクターとして活動している。サフランの元パートナー、サイモン・アステアがマイケル・オブ・ケント王子夫妻の広報担当者を務めていた関係で、サフラン自身もイギリス王室関係者に人脈を築けたようだ。上流階級に知人が多い彼女は、メーガン妃がヘンリー王子と結婚した際に上流階級のしきたりに関するアドバイスなどをしたと言われている。

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大切な家族を失ったという共通点

ヘンリー王子とウェイス氏が知り合ったのは、ウィリアム王子の紹介だった可能性が高そうだが、愛する家族を交通事故で亡くした喪失感という共通点があったふたりは絆を深めていったようだ。

実はウェイス氏は31歳の時に幼い子供2人を乗せた愛妻ジョアンナの車が制御不能となり、大型トラックと正面衝突する瞬間をバックミラーで目撃する悲劇に見舞われている(氏が乗った車は妻の車の前を走っていた)。再婚して新たに2人の子供に恵まれたが、その後の金融界での成功に関して「私の人生の原動力になったのはあの事故でした」とインタビューで語っている。悲劇を無かったことにはできないが、その悲しさから「子どもを救いたい」という思いが強くなり、ARKによる前向きな活動に意義を見出しているのだろう。

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母親ダイアナ妃を交通事故で失ったという境遇や慈善活動に熱心な点は、ウィリアム皇太子とヘンリー王子にも共通している。

ヘンリー王子とより密に関わるようになった遠因には、学歴より現場志向という共通項も推察される。ウェイス氏は、金融関係者には珍しく、大学に進学しなかった叩き上げの人物である。「シティ(金融街)の大物で大学を卒業していない唯一の人間」という声もある。現場や実学を重んじる点もサンドハースト王立陸軍士官学校出身のヘンリー王子と似ていて、意気投合したのかもしれない。

Mirrorpix / Getty Images

噂が先行するサセックス公爵一家

イギリスに帰国以来、まだ表立った活動は控えているヘンリー王子&メーガン妃。サセックス公爵一家に関して、チャールズ国王&カミラ王妃が長い時間を過ごす「ハイグローブ・ハウス」に近いコッツウォルズで豪華物件を探している、学業よりも情緒面の育成を優先するコッツウォルズのオルタナスクールや私立学校でアーチー王子とリリベット王女を学ばせる予定、メーガン妃が国王に家族写真撮影をせがんでいる、メーガン妃が女優復帰を目論んでいる、弟一家の帰国を伝えられず激怒したウィリアム王子がヘンリー王子の称号剥奪に動いている……。メディアは様々な噂を書き立てているが、真実は?

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ウエイス氏が夫妻を支援する思惑は?

ウエイス氏がヘンリー王子一家をバックアップしているのは、彼が王室との関係に頼る必要のないリッチなビジネスマンだからだろう。

グロブナー伯爵をはじめとする上流階級の友人たちは、ヘンリー王子の米国移住後、将来の国王であるウィリアム皇太子への配慮や忖度からか、距離をおいた。一方で、上流階級の出身ではなく、ビジネス界でも叩き上げのウェイス氏は、上流階級の人々がハリー王子を擁護しないことに憤りを感じ、逆に支援しようと立ち上がった可能性もある。慈善活動への情熱も、ヘンリー王子と志をひとつにし、ある意味では同志のような関係性かもしれない。

とりあえず、ファンド業界の大物ウェイス氏が財政アドバイザーとして公爵一家の資産運用に関わっているのは間違いないだろう。つまりヘンリー王子&メーガン妃が「アメリカで失敗して、金に困っている」ということはなさそうだ。

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