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ネトフリ“7週連続”1位…!「めちゃくちゃ面白い」4年前“世界を熱狂させた”ドラマ、リメイク版の放送まえに再び注目

  • 2026.9.28
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パク・ウンビン(C)SANKEI

近年、世界的ヒットが相次いで生まれている韓国ドラマ。その中でも群を抜いて人気を誇り、芦田愛菜主演による日本版リメイク『南田南弁護士は天才肌』の放送も控えているのが、2022年に韓国のENAチャンネルで放送されたドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』だ。その後、Netflixでも配信され、グローバルTOP10ランキング非英語テレビ部門で7週連続1位を獲得し、日本でも多くの視聴者を魅了した本作は、自閉スペクトラム症の天才弁護士を主人公にしたリーガルロマンス作品だ。

主人公のウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンの演技は絶賛され、第59回百想芸術大賞でテレビ部門の大賞を受賞。そのチャーミングな魅力な魅力で世界中で多くのファンを獲得した。
日本版リメイクの放送が控える今、改めて本作の魅力を振り返ってみたい。

※以下、放送内容を含みます。

コミカルで可愛らしい、けれど時に鋭い社会への視点も

自閉スペクトラム症があり、幼い頃から法律書を暗記するなど、天才性を発揮していたウ・ヨンウ(パク・ウンビン)はソウル大学法学部を主席で卒業。しかし、自閉スペクトラム症への偏見などもあり、なかなか就職できずにいたが、大手法律事務所ハンバダに採用されることになる。

ヨンウは出勤初日、ビルの回転ドアをうまく通り抜けられずにいたところを、同じ事務所の訟務チーム職員イ・ジュノ(カン・テオ)に助けられる。一般の人にはなんでもないことが自閉スペクトラム症の人には大変なことがあるという描写とロマンスの始まりを上手く絡めたエピソードだ。

彼の助けを借りて初出勤したヨンウだが、チームリーダーのチョン弁護士(カン・ギヨン)は、当初、彼女が法廷で弁護できるのか疑問を抱き、採用に反対する。しかし、常人にはない大胆な発想と豊富な知識、依頼人を救いたいという熱意に触れ、やがてチームの一員として受け入れていく。

ヨンウは上司の理解も得て、さまざまな事件を担当していく。依頼人もはじめのうちはヨンウに不安を抱くこともあるが、彼女の実力を素直に認めていく。しかし、なかにはヨンウのように自閉スペクトラム症のある人物が関わる事件を担当することになり、世間の偏見や差別のあり方などが描かれていく。

物語は、そんな事件に向き合い、解決していくヨンウの姿と並行して、イ・ジュノとのロマンスの発展も描かれていく。法廷ものでありながら、全体的にはハートウォーミングな雰囲気に包まれており、さわやかな印象を残す作品として、人気を博した。

コミカルでかわいらしい描写も多いが、時には鋭い社会批評も織り交ぜており、自閉スペクトラム症の人々が社会でどんな課題に直面するのか、周囲はいかにして彼らを理解していくべきなのかについても考えさせられる要素も含まれており、楽しみながらも学びのある一作として高い評価を獲得した作品だ。

パク・ウンビンの演技が世界を魅了

本作の魅力は、なんといっても主人公のヨンウを演じたパク・ウンビンの可愛さにあるだろう。自閉スペクトラム症の専門家の意見も参考にしながらキャラクターを練り上げていったという彼女の演技力なくして、本作の世界的ヒットはなかっただろう。

目の泳がせ方、しゃべり方の特徴、歩き方、表情の作り方など自閉スペクトラム症の特性を丁寧に表現しながら、ヨンウという人物の愛らしさや魅力を作り上げている。実際の自閉スペクトラム症は、作中でも描かれる通り千差万別で一概に特定の動作をするとは言えないのだが、パク・ウンビンなりの解釈でウ・ヨンウという一人の人間を立体的に表現している。

子役時代から活躍している彼女はキャリアも長いだけに演技力に定評がある。その実力をいかんなく発揮した一作だ。

そんな彼女の演技について、配信開始当時、SNSでは「かわいい」や「応援したくなる」という声が多く聞かれた。また、続きが気になる展開に「来週まで待てない」「めちゃくちゃ面白い」という声も多かった。それだけ、また会いたくなるキャラクターだったのだ。

また、ロマンスの相手役となるイ・ジュノを演じたカン・テオの包容力と優しさあふれる佇まいも大いに話題となった。カン・ギヨン演じるチョン弁護士は「理想の上司だ」という声が多く寄せられ、人気キャラクターとなった。その他、ヨンウの親友トン・グラミを演じたチュ・ヒョニョンなど、魅力的なキャラクターを演じる俳優陣も多数登場する。

日本版リメイクである『南田南弁護士は天才肌』で主人公を演じるのは、パク・ウンビンと同じく子役時代からその演技力に定評のある芦田愛菜だ。彼女がどんな芝居を見せるのか、早くもSNSでは期待が高まっている。
日本版と韓国版では異なる展開もあるかもしれない。比べるのも面白いだろうが、それぞれの魅力を見つけながら楽しむのがいいだろう。


出典:『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』Netflixより

ライター:杉本穂高
映画ライター。実写とアニメーションを横断する映画批評『映像表現革命時代の映画論』著者。様々なウェブ媒体で、映画とアニメーションについて取材・執筆を行う。X(旧Twitter):@Hotakasugi

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