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「昨日は180円だっただろ」割引終了に納得しない客。だが、店員ではなく店長の説明で態度が変わった

  • 2026.9.8

仕事帰りのコンビニで、列が止まった

今年の初め、仕事帰りに駅前のコンビニへ寄ったときのことです。

レジは一つだけ開いていて、前には三人ほど並んでいました。

私は棚から取った商品を一つ持ち、その最後尾に並びました。

しばらくすると、会計をしていた男性の声が急に大きくなりました。

「昨日は180円だっただろ。198円っておかしくないか。詐欺だろう」

店員さんは商品とレジの表示を確認しながら、落ち着いた声で答えました。

「こちらは税込198円です。昨日まで割引になっていたのですが、その期間が終了しております」

私には、それで事情は十分に分かりました。

しかし男性は納得しません。

「そんなの知らないよ。客に分かるようにしておけよ」

店員さんがもう一度説明しても、同じやり取りが続きました。

列はまったく進まず、後ろに並ぶ人も増えていきます。

店長が説明したのは、同じ内容だった

奥から店長らしき人が出てきて、レジの横に立ちました。

男性が「昨日は180円だった」と話すと、店長は表示を確認して答えます。

「昨日まで割引期間だったため180円でしたが、本日は通常価格の198円になっております」

内容は、最初に店員さんが説明したこととほとんど同じでした。

それでも男性は、先ほどまでとは違う反応を見せました。

「…じゃあ、いいよ」

急に声が小さくなり、そのまま198円で会計を済ませると、商品を持って店を出ていきました。

私には、説明の内容ではなく、責任者から同じことを言われたことでようやく納得したように見えました。

ようやく私の番になり、商品をカウンターへ置きました。

店員さんは「お待たせして、すみませんでした」と頭を下げました。その手が少し震えているのが見えました。

「いえ。最初の説明でちゃんと分かりましたよ」

私がそう返すと、店員さんは小さく頭を下げました。

同じ説明でも、誰から聞くかで受け止め方が変わることがあるのだと感じた出来事です。今でもあの店の前を通ると、静かに何度も説明していた店員さんの姿を思い出します。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代男性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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