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「すぐ買い物終わるから良いでしょう」軽自動車用の枠に停めた大きな車。10分待っていた女性が見た光景

  • 2026.9.7
「すぐ買い物終わるから良いでしょう」軽自動車用の枠に停めた大きな車。10分待っていた女性が見た光景

10分待って、ようやく一つ空いた

四年ほど前の冬、近所のスーパーへ買い物に行ったときのことです。

その日は駐車場がかなり混んでいて、一度通路をぐるりと回ってみても空いている場所がありませんでした。

仕方なく、出ていく車がないか見ながらゆっくり進みました。

時計を見ると、駐車場に入ってから十分ほど経っています。

すると少し先で、一台の軽自動車が出ていきました。

空いたのは軽自動車用のスペースです。私の車も軽自動車だったので、「やっと停められる」と思い、ウインカーを出してそちらへ向かいました。

ところが、その直前に別の大きめの車が入ってきたのです。

その車はそのまま軽自動車用のスペースへ入りました。

車体は白い線の内側には収まりきらず、かなり窮屈そうに見えました。

近くにいた警備員さんも気づいたようで、すぐに車へ近づいていきました。

「恐れ入ります。こちらは軽自動車用のスペースですので、別の場所へお願いできますでしょうか」

運転席の窓が開き、少し大きな声が返ってきました。

「すぐ買い物終わるから良いでしょう」

警備員さんはもう一度、場所を移してほしいと伝えていました。しかし運転手は車から降り、そのまま店のほうへ歩いていきました。

その場に残った警備員さん

私は仕方なく、別の空きを探すことにしました。

少し離れたところでようやく普通車も停められるスペースが空き、そこへ車を入れました。

車を降りる前に先ほどの場所を見ると、警備員さんはまだ大きな車のそばに立っていました。

何度お願いしても運転手が応じなければ、その場でできることにも限りがあるのだろうと思いました。

一緒にいた家族も、その様子を見ながら言いました。

「警備の人も大変だね」

「うん。ちゃんと声をかけてたのにね」

買い物を終えて駐車場へ戻ると、あの大きな車はすでになくなっていました。その後どうなったのかは分かりません。

私自身、駐車場所を取られてしまったことには腹が立ちました。ただ、それ以上に印象に残ったのは、相手が聞き入れなくても落ち着いて対応していた警備員さんの姿でした。

駐車場では、誰もが少しでも早く停めたいと思います。それでも、車種ごとに分けられたスペースには理由があります。ほんの短い買い物だからと自分だけ例外にしてしまえば、その分、別の誰かが困るのだと感じた出来事です。


※本記事は、GLAMが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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